灰になるまで恋を・・・FOREVER 2011年10月24日

2011-10-24

人間とコンピューター

先生と毎晩メールを交わしています。
先生の無事を、先生の今を着信音が知らせてくれる。
出会ってから丸７年という歳月が経過しているけれど、未だに書くことに不自由したことがありません。

私はお喋り女ですが、でもお相手の話が面白くないと段々と無口になります(^^ゞ
でも先生のメールはいつも新鮮な空気を私の脳に送り込んでくれる。

それに恋バナ満載というよりは、課題のような？黙示録のような？メールも多くて、思案して回答を出すとなるとそれだけで何日か悶々とした時間を費やしてしまう。

それが仕事中でも同じであって、頭の中が先生によって支配されている状態かもしれないね（笑）
だから思うのだけれど、あまり恋愛的情緒不安定に陥らなくて済んでいるような気がする。

以前の記事にも書いたけれど、先生は相棒の杉下右京さんみたいな人なので、全国民に理解される人ではないと思う。
私は先生より少し可愛いところがあるので、ご当地アイドルくらいにはなれるかもしれないけれど、やっぱり全国区に出馬するとなると、少々痛いところがあります(*^^)v

さて前振りはこの辺で本題に入りますね。
なんと言ってもこれが長いよねぇ～、最後まで前振りで本題が抜けちゃっていることも沢山あるしね。

まあ読みなれた方なら、それも「灰になるまで恋を…」の個性（特徴）の一つだと思って諦めてくれているかなぁ～(^^ゞ

今日、高校物理の番組を教育テレビで観ていた。
コペルニクス・ガリレオ・ニュートンの話をしていたが、地球が丸いことも、地動説も、進化論も、誰か一人の天才の力ではなく、コペルニクスが発見できなくても、その後きっと誰かが見つけているはずなんだよね。

解き明かされる必然性が人類の歴史にはある。
つまり文化は時代とともに複合していくわけで、我々の知識の大半は過去の遺産に過ぎないのだよ。
ならば一人の人間は、文化の流れの中で、ごくわずかに付け足されているだけの存在なのかもしれない。

狼少女は、人間ではなかった。
つまり人間が過信している意志などと言うものは、進化の中で必然的に作られたものであるのだ。
もしコンピューターに、人間の全歴史と文化を教え込んだら、生きている人間と同じ意志を持てるのではないかと思う。
電気さえあれば・・・人間の生命などは、コンピューターの電気と一緒だろう。
と、最近考えていることだ。

実はこれ↑、先生から２，３日前に頂いたメールです。
先生に無断で貼ってしまったけれど、でも先生の特徴の一つであるということがわかりやすいので…(^_^;)

今日、相棒の再放送を観たけれど、右京さんの相棒がコンピューターだったら、たまのうっかりもなくなるのかなぁ～。
あれだけ頭脳明晰な右京さんも「僕としたことが…」という人間らしい時があるでしょ！？
私はそんな右京さんが好きだし、そこが魅力の一つだよね。

でもPCにカメラを付けて現場を撮影し分析したら、右京さんと同じように小さなことに気付けるだろうね。

プロファイリングなどはコンピューターにインプットできるだろうから、PC刑事が居てもいいかもしれないね。
ただそれで検挙率があがるのかなぁ～と、少々疑問が残るのは、なぜ？なんだろうなぁ～(^_^;)

やっぱり長年刑事ドラマを観ていてインプットされている「刑事の感」が脳に刷り込まれているのかもしれないね。

でも女の感というのはよく当たるよ！！！
特に恋人や夫に対しては、五感の全てを使って本能レベルでプロファイリングするのかな（笑）

だからね、浮気がばれないことを良しと思うのは、少々違うような気がするんだけどね。
ちゃんと観ていればわかること、ちゃんと観ていないとわからないことの違いだけだと思うんだよ。

あっ！話の向きが変わってしまっているので、ここで方位を戻しますm(__)m

それなら裁判官がコンピューターならどうなるんだろうね？
裁判長の隣にいるのが二台のコンピューターで、それぞれ少し形式を変えて座らせる。

右陪審は温情派、そして左陪審は法の番人みたいな感じでね。
でも右と左を入れ替えるだけで、刑が変わるような気もするけれど…どうなんだろう？

被告人のその場の行動をPCカメラで読み取り瞬時分析しながら、反省度や再発率を検討して刑を決めるとなると、今より犯罪者は減るかもしれない。
でもコンピューターに裁かれた人間は、家畜と同じになってしまうような気がするよね(^^ゞ

えへへ！これ↑が私が先生に返信した内容に、今ある気持ちをプラスしたものです。
なんとなく噛みあっているようで、まるっきり噛みあっていないでしょ（笑）

いつもこんな感じの二人だから、たま～に「馬鹿者っ！」と怒鳴られることもあるけれど(^_^;)、でも基本的に先生は頭でっかちの秀才ジジイではないと思っているよ。

右京さんも相棒の何気ない発言、行動を頭から否定したりしないよね。
「仕方ないですねぇ～」と呆れることは多々あるけどね。

「仕方ねえよなぁ～」
と言うのが、先生の私に対する口癖の第一位らしいのですが、心の中で何度呟いたかわからないほど感じていると直接面と向かって言われてもねぇ～、それにさえ気付かないほど私は一生懸命考えているんだよ（笑）

でもね、人間とコンピューターは共存しつつも、決して合い交わる存在にはなれないかもしれないと思った。

もちろん日々コンピューターと向き合っている人は、相棒と呼べるレベルまで機械の地位を高めている人もいるだろうけれど、残念ながら今の私にはまだまだ道具の一つとしか考えられません。

えへへ！何でそう思ったか？と言うとね、実は佐紅さんから頂いたコメントを読んで、感動には涙が付いてくることがあるなら、機械は泣かないでしょ(*^^)v

私のPCはかなりおじいさんなので、たまに悲鳴をあげることはあるけれど泣いたりしない。
まあ泣かれても困るけどねっ！

いつもながらまことに馬鹿馬鹿しい話で申し訳ないのですが、ふと！バイオハザード（ゲーム）を思い出して、コンピューターを先生仕様に見立てて活用できないかなぁ～と思ったりした(*^^)v

いつも書くように、私は先生の存在が消えてしまうことがこの世の中で一番怖いこと。
過去に生き甲斐を失ったことがないから、どうなってしまうのかわからない不安に心震えるんだよ。

でねぇ～先生をコンピューターの中に閉じ込めてしまえたら、もし先生がいなくなったとしてもPCを立ち上げたらいつも逢えるのではないか？と思った次第です(*^^)v

すごい単純な発想でしょっ（笑）
でもね、今夜もらった先生のメールの言葉と佐紅さんのコメントを読んで考えを改めました。

文章にしても会話にしても、今思うことに対して答えてくれるから嬉しいんだよね。
たとえその時欲しい言葉と違っても、月日の積み重ねが埋めてくれる安らぎがある。

それにね、このブログにしても一番伝えたい人（先生）が読んでくれるから感動を書き残す励みにもなり、そして公開することによって、人と言葉を繋げる喜びが生まれるんだよね。

でもコンピューターが違う答えを出したら、きっと私なら物凄く怒ると思うよ。

導火線の短い爆弾女だから、相手が機械であろうと人であろうと、腹が立ったらお構いなしに文句言ってしまう。
こうなると物と人の区別など、どっちでも良くなってしまうんだよね(^^ゞ

「お前なんか、先生じゃない！」って言うよ。
「先生なら、こんな時、その言葉は使わない！」って何度も言うよね。

それでもPCの中の先生の顔が笑顔だったりしたら、またまた私のことだから電源をぶち切って遠くに放り投げちゃうと思うもん(^^ゞ

でね…、絶対に泣きながら後悔するんだよ。
「ごめんね、先生帰ってきて…」と叫びながら、泣きべそかいて電気屋さんに再生をお願いするんだよね。

でもね、再生できても、もう電源は入れないと思う。
それならね、頭の中の記憶を辿って先生とお話しするよ…、その方が先生を傍に感じると思うもん。

機械は優秀であり完璧かもしれないけれど、感動を共有することはできないよね。
だから言葉などなくても、肌の温もりだけで愛を語り合える人間同士がいいと思ったよ。

えへへ！でね、私の妄想は機械に留まること知らず、クローン人間の場合でも考えてみたけれど同じだと思った。
やっぱり一人に一つずつの命だからこそ、大切に思えるんだね。

人間とコンピューターは仲良くしても、それも使い方次第であって、求めるものが強ければ強いほど擬似的感情では決して満足出来ないのが人間の欲の尊さでもあると思ったよ(*^^)v

と言いつつ…、世間ではゲームの世界で擬似恋愛をしている人も多いと聞いたけれど、できれば一生に一度でいいから、一人の人間と深く付き合ってみたら楽しいと思う。

それが恋愛でなくてもいいからね、広く浅く人と交わるよりも、一人の人とトコトン付き合うことで多くの物を知ることもあるからね。
でもたった一人見つけるのも大変だよねぇ～、それも十分過ぎるほどわかっている。

だけどね、何でも諦めたらそこで終わり…。
自らの手で希望を捨ててしまったら、誰も拾ってはくれないのだからね。
美月

最後まで読んでくれてありがとう
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