2013-10-02
九十九里・勝浦の旅 (後編)
九十九里から勝浦まで車を走らせること二時間余りだったかな、途中、大原の裸祭り渋滞に捉まり、サラシを巻いた若い女性に喜ぶ先生を尻目に、賑わう町並みをゆっくりと進んでいきました。
勝浦のホテルは、急な坂道を上った高台にありました。
いつもの旅はゆっくりと街を散策しながら、ご当地気分が味わそうなお店を探しての飲食ですが、今回の旅は、ホテルでゆっくりとお酒を飲み、磯三昧することに決めていたので、ホテルに着くとさっそく勝浦の商店街に向かいました。
あっ!缶ビール一本飲んでから…。
朝から運転して、馬に乗って、また運転してと、お疲れ気味の先生へのご褒美は、冷えたビールが一番かな(^^♪
ホテルから商店街までの距離は短かく、真剣に歩けば10分程度で着いてしまうかもしれません。
だけど、気が遠くなりそうな急な坂道が下界までを遠ざけているので、意識と所要時間とのギャップは拭えなかった。
今は静かに暮らす猟師町の人達の暮らしぶりが垣間見れる家を、一軒一軒覗き込みながら歩けば、子供の頃の夕暮れを思い出す。
どこかで一つ明かりがつけば、ポンポンと続いて明かりが灯り出し、ガス湯沸かし器が、”ぼっ”と青い炎をあげれば、アルミ鍋に寝かされた煮魚の甘じょっぱい匂いが油でギトギトに黒ずんだ換気扇から漂ってくる。
シッカロールと蚊取り線香の香りで夏の訪れを鼻で感じた。
秋にもなると蒸かしたサツマイモと栗が日替わりで日に焼けた炬燵の天板の上に置かれていた。
今思えば、昔の食材は、どれもどこか土臭くて決して美味しいものではなかったように思うけれど、商店街の店先に旬を感じる瞬間が、どの季節にも用意させていた。
そして勝浦にも…季節を感じる瞬間がちゃんと残されていたことに感動した。
二人の指を合わせて数えられる程度の住宅地を抜けると、商店街が開けてきた。
えへへ、町の明かりが嬉しかったこと…(^^♪
さっそく魚屋さんへと出向いてみる。
店には床敷きの水槽が3,4つ置かれていて、壁際の水槽にはサザエが大小分けてあり、ガラスケースの中は申し訳なさそうに加工品が並べられていた。
お店の人…(いいおじさんになった息子&そのおかあさん=おばあさん)最初はとても無愛想だった(*^^)v
まあ、当たり前だよねぇ~。
だってお土産やさんでもないのに、どこの馬の骨ともわからない観光客が、地元の人相手の魚屋さんに買い物に来ているのだから、愛想したって次に繋がらないもん。
だけどね、さすが商売人です!!!
先生が「大き目のサザエを刺身にして」と頼み、「ながらみ(貝)を残った分、全部ちょうだい」と言ったら、急におばあさん愛想が良くなった(*^_^*)
ちなみに私は、裏と表がはっきりしている人が大好きです(笑)
刺身を用意してくれている間、暇つぶしに外を眺めると細い路地の入り口に「朝市会場」の看板が掲げてあった。
「朝市があるの!?」と聞いてみたところ、「ええぇ~、あんた勝浦の朝市知らないのぉ~???」と、おばあさん少々驚いた顔をしながらも、あれこれと親切に教えてくれた。
お醤油が欲しかったので近くのスーパーの場所を聞くと、おばあさんの知り合いの店だったのか?「大したもの揃ってないけど行ってあげてぇ…」とお願いされた。
えへへ、お願いなんてされなくても遠くのスーパーまで歩く気力がないから行くんだけどね。
でもちっこっと良い子ぶって、「じゃあ、行ってくるね!」と、さも恩着せがましく愛想してしまうところが私の嫌味なところだよなぁ~!(^^)!
街の小さな店には、コンビニさながらその町の人の最低限必要な品が揃ってる。
地方など行くと面白いのが、普段見かけない地元の酒が何気ないところに並んでいるところかもしれない。
買い物を済ませて坂道を上がっていく頃になると、日はすっかりと暮れ、夜の静けさに変わっていた。
早速、部屋について買った食材の調理を始める。
ホテルには調理器具も揃っていて、なんでも作ろうと思えば作れる。
…とは言っても、特別なことはなく、ながらみを塩茹でし、サザエの刺身を並べ、アルミのボールいっぱいの氷と焼酎、そして好みの菓子でテーブルを埋める。
二人並んでテレビを見ながら晩酌を楽しみながら、12階のベランダに腰掛け、静かに揺らぐ黒い海を眺めて、自分たちのことだけを語る。
登場人物が二人しかいない話であっても、語りきれないほど豊富な経験談がある。
喧嘩した思い出さえも、この夜を境に楽しい思い出へと変わり、全てのことは、今、この瞬間の為に起こったのではないかとさえ思えるほど、心穏やかな夜を満喫できた。
一生のうち、何度、今があって良かったと思えるだろうか?
少女の頃、そんなことを真剣に考えていた。
いつしか大人になり、「幸せってなんだろう?」と疑問に思うことさえなくなった。
望む幸せをどんな形で描いて良いかわからなければ、幸せになりたいと言いづらくなる。
そんな時は「不幸になりたくない」というのが妥当であって、幸福にランクアップする気力が失われてしまっている段階で高望みもないのです。
欲がないことは上品かもしれませんね。
でも人間だもん、どこか血生ぐさいところがあっても良いと思う。
大人だって、たまには駄々を捏ねたいよね…。
弱音だって吐きたいし、誰かに甘えて強く抱かれて守られたいと思う日もあるよね。
こんなにも無力な私を受け入れてもらえたら、「あなたに逢えてよかった」…と言ってみたいと思うよね。
私は先生に出会えて、「先生に逢えて良かった」と言えたことが何より嬉しい(^^♪
…と先生の寝顔を見ながら思った。
風音が靡いている暗い夜の海の中、穏やかな息遣いな聞こえる。
「明朝は、早起きして朝市に行こう」と先生は言ったけれど、その約束は言った先から消えているように感じた。
だって観光化された朝市より、見知らぬ街の商店街の方がよっぽど楽しいと思ったからね。
それにその街に住む人の様子がわかる地元の商店さんと話す方が、美味しい物に在り付ける。
えへへ、予想通り、朝市には行かなかった。
まあ、先生が言えば、想定通り、朝市には行かなかったとなるだろうけどね。
でも、朝市に行かなかったおかげで、予想外の思い出を作ることができた。
帰り道、またまた普段観ることのできない電車に出くわしてしまう。
電車オタクに負けないほど、目を輝かせて電車の到着を待った養老渓谷駅。
小湊鉄道のお話は、次回書こうと思います。
美月
勝浦のホテルは、急な坂道を上った高台にありました。
いつもの旅はゆっくりと街を散策しながら、ご当地気分が味わそうなお店を探しての飲食ですが、今回の旅は、ホテルでゆっくりとお酒を飲み、磯三昧することに決めていたので、ホテルに着くとさっそく勝浦の商店街に向かいました。
あっ!缶ビール一本飲んでから…。
朝から運転して、馬に乗って、また運転してと、お疲れ気味の先生へのご褒美は、冷えたビールが一番かな(^^♪
ホテルから商店街までの距離は短かく、真剣に歩けば10分程度で着いてしまうかもしれません。
だけど、気が遠くなりそうな急な坂道が下界までを遠ざけているので、意識と所要時間とのギャップは拭えなかった。
今は静かに暮らす猟師町の人達の暮らしぶりが垣間見れる家を、一軒一軒覗き込みながら歩けば、子供の頃の夕暮れを思い出す。
どこかで一つ明かりがつけば、ポンポンと続いて明かりが灯り出し、ガス湯沸かし器が、”ぼっ”と青い炎をあげれば、アルミ鍋に寝かされた煮魚の甘じょっぱい匂いが油でギトギトに黒ずんだ換気扇から漂ってくる。
シッカロールと蚊取り線香の香りで夏の訪れを鼻で感じた。
秋にもなると蒸かしたサツマイモと栗が日替わりで日に焼けた炬燵の天板の上に置かれていた。
今思えば、昔の食材は、どれもどこか土臭くて決して美味しいものではなかったように思うけれど、商店街の店先に旬を感じる瞬間が、どの季節にも用意させていた。
そして勝浦にも…季節を感じる瞬間がちゃんと残されていたことに感動した。
二人の指を合わせて数えられる程度の住宅地を抜けると、商店街が開けてきた。
えへへ、町の明かりが嬉しかったこと…(^^♪
さっそく魚屋さんへと出向いてみる。
店には床敷きの水槽が3,4つ置かれていて、壁際の水槽にはサザエが大小分けてあり、ガラスケースの中は申し訳なさそうに加工品が並べられていた。
お店の人…(いいおじさんになった息子&そのおかあさん=おばあさん)最初はとても無愛想だった(*^^)v
まあ、当たり前だよねぇ~。
だってお土産やさんでもないのに、どこの馬の骨ともわからない観光客が、地元の人相手の魚屋さんに買い物に来ているのだから、愛想したって次に繋がらないもん。
だけどね、さすが商売人です!!!
先生が「大き目のサザエを刺身にして」と頼み、「ながらみ(貝)を残った分、全部ちょうだい」と言ったら、急におばあさん愛想が良くなった(*^_^*)
ちなみに私は、裏と表がはっきりしている人が大好きです(笑)
刺身を用意してくれている間、暇つぶしに外を眺めると細い路地の入り口に「朝市会場」の看板が掲げてあった。
「朝市があるの!?」と聞いてみたところ、「ええぇ~、あんた勝浦の朝市知らないのぉ~???」と、おばあさん少々驚いた顔をしながらも、あれこれと親切に教えてくれた。
お醤油が欲しかったので近くのスーパーの場所を聞くと、おばあさんの知り合いの店だったのか?「大したもの揃ってないけど行ってあげてぇ…」とお願いされた。
えへへ、お願いなんてされなくても遠くのスーパーまで歩く気力がないから行くんだけどね。
でもちっこっと良い子ぶって、「じゃあ、行ってくるね!」と、さも恩着せがましく愛想してしまうところが私の嫌味なところだよなぁ~!(^^)!
街の小さな店には、コンビニさながらその町の人の最低限必要な品が揃ってる。
地方など行くと面白いのが、普段見かけない地元の酒が何気ないところに並んでいるところかもしれない。
買い物を済ませて坂道を上がっていく頃になると、日はすっかりと暮れ、夜の静けさに変わっていた。
早速、部屋について買った食材の調理を始める。
ホテルには調理器具も揃っていて、なんでも作ろうと思えば作れる。
…とは言っても、特別なことはなく、ながらみを塩茹でし、サザエの刺身を並べ、アルミのボールいっぱいの氷と焼酎、そして好みの菓子でテーブルを埋める。
二人並んでテレビを見ながら晩酌を楽しみながら、12階のベランダに腰掛け、静かに揺らぐ黒い海を眺めて、自分たちのことだけを語る。
登場人物が二人しかいない話であっても、語りきれないほど豊富な経験談がある。
喧嘩した思い出さえも、この夜を境に楽しい思い出へと変わり、全てのことは、今、この瞬間の為に起こったのではないかとさえ思えるほど、心穏やかな夜を満喫できた。
一生のうち、何度、今があって良かったと思えるだろうか?
少女の頃、そんなことを真剣に考えていた。
いつしか大人になり、「幸せってなんだろう?」と疑問に思うことさえなくなった。
望む幸せをどんな形で描いて良いかわからなければ、幸せになりたいと言いづらくなる。
そんな時は「不幸になりたくない」というのが妥当であって、幸福にランクアップする気力が失われてしまっている段階で高望みもないのです。
欲がないことは上品かもしれませんね。
でも人間だもん、どこか血生ぐさいところがあっても良いと思う。
大人だって、たまには駄々を捏ねたいよね…。
弱音だって吐きたいし、誰かに甘えて強く抱かれて守られたいと思う日もあるよね。
こんなにも無力な私を受け入れてもらえたら、「あなたに逢えてよかった」…と言ってみたいと思うよね。
私は先生に出会えて、「先生に逢えて良かった」と言えたことが何より嬉しい(^^♪
…と先生の寝顔を見ながら思った。
風音が靡いている暗い夜の海の中、穏やかな息遣いな聞こえる。
「明朝は、早起きして朝市に行こう」と先生は言ったけれど、その約束は言った先から消えているように感じた。
だって観光化された朝市より、見知らぬ街の商店街の方がよっぽど楽しいと思ったからね。
それにその街に住む人の様子がわかる地元の商店さんと話す方が、美味しい物に在り付ける。
えへへ、予想通り、朝市には行かなかった。
まあ、先生が言えば、想定通り、朝市には行かなかったとなるだろうけどね。
でも、朝市に行かなかったおかげで、予想外の思い出を作ることができた。
帰り道、またまた普段観ることのできない電車に出くわしてしまう。
電車オタクに負けないほど、目を輝かせて電車の到着を待った養老渓谷駅。
小湊鉄道のお話は、次回書こうと思います。
美月
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- 九十九里浜に行ってきました (2013/10/16)
- 先生に逢いに行きました (2013/10/08)
- 九十九里・勝浦の旅 (後編) (2013/10/02)
- 九十九里・勝浦の旅 (前編) (2013/09/26)
- 今夜は満月 (2013/09/20)
theme : あなたに逢えてよかった
genre : アダルト
2013-10-08
先生に逢いに行きました
昨日は先生に逢いに行きました(^^♪
いつ逢っても、何度逢っても、先生と一緒だと嬉しくなる。
先生が傍にいれば、二人の為に世界があるようにさえ思える(笑)
そう思える時、心から幸せを感じます(*^_^*)
昨日は懐かしの赤い電車に乗りました。
まだ駅の名前を順番通り言えることが嬉しくて、駅を通過するたび頭の中で車掌さんになっていた。
「次は○○~…」なぁ~んてねっ(^^♪
目的地、鶴見市場に着くと、さっそく街を散策。
いつものように先生に引かれて歩くこと30分ほど…このまま歩くといつものようにどつぼに嵌り、お昼ご飯お預け状態になりそうだったので、数少ない飲食店の中で中華料理屋さんを選択しました。
休日のランチは、中華もしくは居酒屋が多いかな。
私はお昼ご飯をゆったりと過ごせることが嬉しくて、ついついお箸が出遅れてしまい、子供のように先生に注意されちゃう。
ランチの時間は先生に逢ったばかりでしょ、だからね、お話したいことがいっぱいあるの。
えへへ、だからといって夜ご飯の時に話さない訳ではないんだけどね。
夜は夜で、先生と過ごした一日を振返り、それはそれで話が膨らんじゃう。
私は寝ている時以外、ずっと先生に喋りかけてる。
起きていて喋らない時は、先生の肌に鼻を擦り付けているか、お腹がいっぱいで睡魔に襲われている時くらい…。
だからね、喋らないと、「眠いんでしょ…」と言われちゃう。
眠くないと意地を張っても、目の輝きでばれちゃうだろうけどね(^_^;)
中華料理屋さんでは、「もう面」という焼きそば(あんかけ麺に近いかな!?)を注文しました。
「もう」という字は中国語なので探せず、麺は面と書いてありました。
お料理の写真を見る限り、今まで食べたことがない雰囲気があり、見た目も名前も不思議だったので、お店の女性に聞いてみたところ、彼女の故郷(福建省)の麺を使っているそうです。
そして料理は運ばれ、二人分、取り分けて箸を付ければ、彼女が味の感想を聞きにきた。
故郷の料理に思いをはせる彼女の眼差しは熱く、まるで恋人を自慢するかのようだった。
きっと私も外の国に行ったら、日本自慢をいっぱいするだろうと思った。
中に居ると見えないものも、外から見えば、その素晴らしさに気付くこともあるよね。
もちろん、その逆もありだけど、旅というのは、今の自分の在り方を好きになる機会を与えてくれるものかもしれないと思った。
旅は夜逃げと違うからね、出たら戻るが基本だから、今が好きじゃないと風来坊になってしまうよね(*^^)v
先生がね…旅に出ると「旅はまだまだ続く」と言ってくれるの。
死ぬまで旅なんだって…。
うん、そうだよね、生きていることが旅なんだよね。
「だから長生きしよう」
先生が生きる希望を口にしてくれる度、嬉しくなる。
いつまで経ってもキリがないことはわかっているけれど、でも「先生~」と呼んだら、「ふんっ!」と返ってこないと張り合いがない。
「愛してるよ!」と叫んだら、「うるせぃ~」と照れてくれないと次の言葉が繋がらない。
先生がいて私がいる。
私はそんな今が大好きだから、いつまでも今の今が続けばよいと思う。
「…そう思うなら、もっと俺を労われ!」と言われそうだけどね。
先生…、赤い電車の線路は上がったり、下がったり、曲がりくねっていたりと、線路は続くよどこまでも…のロケーションとは違って、長い道のり走ってきた形跡さえ見えなくなってしまうけれど、でも過去を振返る暇があるなら思い出の数増やしましょうね。
えへへ、だって振返らなくても折り返せば見ることができるもんね。
赤い電車の特技は、どこでもスイッチバックだからね、茶の間を駆け抜けていた電車も今は空に近づいた。
先生、私達も空高く舞い上がろうね(*^^)v
美月
まあやさんへ…
お久しぶりです、コメントありがとうございました(*^^)v
>たまには、千葉の海も良いかな〜ってf^_^;)
今度、機会がありましたら出掛けてみたいと思います。
でも、、、三浦半島も良いですよね…
一番好きな場所は、、、伊豆なんですが(*^^*)
綺麗な夕日を見たいです!
はい、千葉の海は静かでいいですよ(^^♪
…というと怒られてしまいそうですが、美味しい物もいっぱいあるし、その割には観光地顔してえばっていないところがいいなぁ~(笑)
ありのままの姿でお迎えします!という謙虚なおもてなしの心とでも申しましょうか…気取りのない人柄の良さに風土の豊かさを感じます。
ぜひ、遊びに行ってくださいね!
なんだか千葉県の観光大臣みたいだなぁ~、フナッシー、チーバ君に続けかなぁ(^^ゞ
>「先生に逢えて良かった」と心から言える美月さんが羨ましいです。
彼と過ごした11年の歳月、きっと思い出せば色々なことがあったと思います。
>先生との旅行の時には家族の方にはどう申してお出掛けするのですか?
えへへ、「今週は泊まりで出かけます」とだけ言います(笑)
詳細は聞かれないので答えておりません(*^^)v
質問の内容から察して、きっと主人との関係を心配してくださっていると思いますが、主人はいても主ではなく、子供の父ではありますが、私は妻を下りてしまった身ですので問題はありません(戸籍上は妻ですが…)
それから先生という存在がいることは伝えてあります。
主人にも10年以上お付き合いしている愛人がおりますが、きっと状況が違っても伝えたと思います。
それは大人になって出会えた男性が先生だったからです。
漠然とではありますが、私は先生を待っていたように思います。
けれど、迷いがあれば言わなかった。
報われなくてもいい、そして罪は罪、でも先生の存在を無いものにはできなかった。
人は、隠せば隠すほど秘密を探そうとするでしょう。
だからあえて事実を晒してしまう。
そうすることで相手に対する弱みを亡くしてしまえば怖いものは自然となくなる。
それで追い出されたら、それまでのことですよね(^_^;)
先生に出会えたことを一生後悔することはないと思っています。
そんな私の生き方を潔いといってくれる人もいます。
でもね、私は誰よりも怖いものが苦手だから、逃げたりできないだけなのかもしれませんね。
>単身赴任生活が終われば、生活もガラリと変わるし彼との付き合いも変わる。
どうなるんだろう?と・・・
そうですか…ご主人、お帰りになるのですか…。
彼との関係も心配になりますが、まあやさん、お体大丈夫ですか?
人間ドックで怪しい箇所が見つかったからといっても、短い命だなんていわないで下さいね。
まだ出会っていない楽しいこともあるでしょうし、それにね、生を受けた者はみな平等に死を迎えなくてはならないのだから焦らなくてもいいと思います。
もっと、欲張らないと…こんな時こそ人間の特権をフル活用しなくちゃね。
美月
myumyuさんへ
myumyuさん、コメントありがとうございます(^^♪
灰色の空を見ていると憂鬱な気分になりますね。
季節の変り目は体も心も不安定になりやすいので、美味しいものを食べて、良質な睡眠を取ることで疲労を蓄積させないようにしたいものです。
>先生のことをそっと気遣う美月さん…私達の恋愛は細い糸を手繰るような感じ。
共に過ごせる喜びに感謝ですね。
はい、先生を目の前に食事をしていると、この時間がどれほど幸福な時間であるか感じます。
昨日、一年前の10月のことを思い出しながら二人酒をしました。
あの時、こんな一年先があることを考える余裕がなかった。
顔は笑っていても、だけど何かが違っていて、陽の短い薄れゆく空に向かって「先生を連れて行かないで…」と叫んでいました。
>彼とも逢えましたよ♪ 1日は都合でプラトニックでした、居酒屋デート。
彼は残念だったようで、次回はしっかりとする!!と力説してました(笑)
いつもしてるので…余程寂しかったかしら…
えへへ、myumyuさん、女は求められてこそ花になれるのだと思いますよ。
それにね、新鮮味もない、いつもしている人に、「お前としたい!」と言われることが一番素敵なことじゃないですか(*^_^*)
「私の体が目当てなの!?」と言えるのは、せいぜい20代後半まででしょうかねぇ(笑)
私はとてもじゃないけど恥ずかしくて言えません(^_^;)
いや…、飛び切りの良い女なら、今だって言ってみたい気持ちもある。
だけど、言った瞬間、この世から消えてしまいたくなると思うから言えませ~ん(*^^)v
でも彼と楽しい時間を過ごせたことが何よりでしたね。
私はどんな時もプラトニックラブ反対派です(^^♪
美月
いつ逢っても、何度逢っても、先生と一緒だと嬉しくなる。
先生が傍にいれば、二人の為に世界があるようにさえ思える(笑)
そう思える時、心から幸せを感じます(*^_^*)
昨日は懐かしの赤い電車に乗りました。
まだ駅の名前を順番通り言えることが嬉しくて、駅を通過するたび頭の中で車掌さんになっていた。
「次は○○~…」なぁ~んてねっ(^^♪
目的地、鶴見市場に着くと、さっそく街を散策。
いつものように先生に引かれて歩くこと30分ほど…このまま歩くといつものようにどつぼに嵌り、お昼ご飯お預け状態になりそうだったので、数少ない飲食店の中で中華料理屋さんを選択しました。
休日のランチは、中華もしくは居酒屋が多いかな。
私はお昼ご飯をゆったりと過ごせることが嬉しくて、ついついお箸が出遅れてしまい、子供のように先生に注意されちゃう。
ランチの時間は先生に逢ったばかりでしょ、だからね、お話したいことがいっぱいあるの。
えへへ、だからといって夜ご飯の時に話さない訳ではないんだけどね。
夜は夜で、先生と過ごした一日を振返り、それはそれで話が膨らんじゃう。
私は寝ている時以外、ずっと先生に喋りかけてる。
起きていて喋らない時は、先生の肌に鼻を擦り付けているか、お腹がいっぱいで睡魔に襲われている時くらい…。
だからね、喋らないと、「眠いんでしょ…」と言われちゃう。
眠くないと意地を張っても、目の輝きでばれちゃうだろうけどね(^_^;)
中華料理屋さんでは、「もう面」という焼きそば(あんかけ麺に近いかな!?)を注文しました。
「もう」という字は中国語なので探せず、麺は面と書いてありました。
お料理の写真を見る限り、今まで食べたことがない雰囲気があり、見た目も名前も不思議だったので、お店の女性に聞いてみたところ、彼女の故郷(福建省)の麺を使っているそうです。
そして料理は運ばれ、二人分、取り分けて箸を付ければ、彼女が味の感想を聞きにきた。
故郷の料理に思いをはせる彼女の眼差しは熱く、まるで恋人を自慢するかのようだった。
きっと私も外の国に行ったら、日本自慢をいっぱいするだろうと思った。
中に居ると見えないものも、外から見えば、その素晴らしさに気付くこともあるよね。
もちろん、その逆もありだけど、旅というのは、今の自分の在り方を好きになる機会を与えてくれるものかもしれないと思った。
旅は夜逃げと違うからね、出たら戻るが基本だから、今が好きじゃないと風来坊になってしまうよね(*^^)v
先生がね…旅に出ると「旅はまだまだ続く」と言ってくれるの。
死ぬまで旅なんだって…。
うん、そうだよね、生きていることが旅なんだよね。
「だから長生きしよう」
先生が生きる希望を口にしてくれる度、嬉しくなる。
いつまで経ってもキリがないことはわかっているけれど、でも「先生~」と呼んだら、「ふんっ!」と返ってこないと張り合いがない。
「愛してるよ!」と叫んだら、「うるせぃ~」と照れてくれないと次の言葉が繋がらない。
先生がいて私がいる。
私はそんな今が大好きだから、いつまでも今の今が続けばよいと思う。
「…そう思うなら、もっと俺を労われ!」と言われそうだけどね。
先生…、赤い電車の線路は上がったり、下がったり、曲がりくねっていたりと、線路は続くよどこまでも…のロケーションとは違って、長い道のり走ってきた形跡さえ見えなくなってしまうけれど、でも過去を振返る暇があるなら思い出の数増やしましょうね。
えへへ、だって振返らなくても折り返せば見ることができるもんね。
赤い電車の特技は、どこでもスイッチバックだからね、茶の間を駆け抜けていた電車も今は空に近づいた。
先生、私達も空高く舞い上がろうね(*^^)v
美月
まあやさんへ…
お久しぶりです、コメントありがとうございました(*^^)v
>たまには、千葉の海も良いかな〜ってf^_^;)
今度、機会がありましたら出掛けてみたいと思います。
でも、、、三浦半島も良いですよね…
一番好きな場所は、、、伊豆なんですが(*^^*)
綺麗な夕日を見たいです!
はい、千葉の海は静かでいいですよ(^^♪
…というと怒られてしまいそうですが、美味しい物もいっぱいあるし、その割には観光地顔してえばっていないところがいいなぁ~(笑)
ありのままの姿でお迎えします!という謙虚なおもてなしの心とでも申しましょうか…気取りのない人柄の良さに風土の豊かさを感じます。
ぜひ、遊びに行ってくださいね!
なんだか千葉県の観光大臣みたいだなぁ~、フナッシー、チーバ君に続けかなぁ(^^ゞ
>「先生に逢えて良かった」と心から言える美月さんが羨ましいです。
彼と過ごした11年の歳月、きっと思い出せば色々なことがあったと思います。
>先生との旅行の時には家族の方にはどう申してお出掛けするのですか?
えへへ、「今週は泊まりで出かけます」とだけ言います(笑)
詳細は聞かれないので答えておりません(*^^)v
質問の内容から察して、きっと主人との関係を心配してくださっていると思いますが、主人はいても主ではなく、子供の父ではありますが、私は妻を下りてしまった身ですので問題はありません(戸籍上は妻ですが…)
それから先生という存在がいることは伝えてあります。
主人にも10年以上お付き合いしている愛人がおりますが、きっと状況が違っても伝えたと思います。
それは大人になって出会えた男性が先生だったからです。
漠然とではありますが、私は先生を待っていたように思います。
けれど、迷いがあれば言わなかった。
報われなくてもいい、そして罪は罪、でも先生の存在を無いものにはできなかった。
人は、隠せば隠すほど秘密を探そうとするでしょう。
だからあえて事実を晒してしまう。
そうすることで相手に対する弱みを亡くしてしまえば怖いものは自然となくなる。
それで追い出されたら、それまでのことですよね(^_^;)
先生に出会えたことを一生後悔することはないと思っています。
そんな私の生き方を潔いといってくれる人もいます。
でもね、私は誰よりも怖いものが苦手だから、逃げたりできないだけなのかもしれませんね。
>単身赴任生活が終われば、生活もガラリと変わるし彼との付き合いも変わる。
どうなるんだろう?と・・・
そうですか…ご主人、お帰りになるのですか…。
彼との関係も心配になりますが、まあやさん、お体大丈夫ですか?
人間ドックで怪しい箇所が見つかったからといっても、短い命だなんていわないで下さいね。
まだ出会っていない楽しいこともあるでしょうし、それにね、生を受けた者はみな平等に死を迎えなくてはならないのだから焦らなくてもいいと思います。
もっと、欲張らないと…こんな時こそ人間の特権をフル活用しなくちゃね。
美月
myumyuさんへ
myumyuさん、コメントありがとうございます(^^♪
灰色の空を見ていると憂鬱な気分になりますね。
季節の変り目は体も心も不安定になりやすいので、美味しいものを食べて、良質な睡眠を取ることで疲労を蓄積させないようにしたいものです。
>先生のことをそっと気遣う美月さん…私達の恋愛は細い糸を手繰るような感じ。
共に過ごせる喜びに感謝ですね。
はい、先生を目の前に食事をしていると、この時間がどれほど幸福な時間であるか感じます。
昨日、一年前の10月のことを思い出しながら二人酒をしました。
あの時、こんな一年先があることを考える余裕がなかった。
顔は笑っていても、だけど何かが違っていて、陽の短い薄れゆく空に向かって「先生を連れて行かないで…」と叫んでいました。
>彼とも逢えましたよ♪ 1日は都合でプラトニックでした、居酒屋デート。
彼は残念だったようで、次回はしっかりとする!!と力説してました(笑)
いつもしてるので…余程寂しかったかしら…
えへへ、myumyuさん、女は求められてこそ花になれるのだと思いますよ。
それにね、新鮮味もない、いつもしている人に、「お前としたい!」と言われることが一番素敵なことじゃないですか(*^_^*)
「私の体が目当てなの!?」と言えるのは、せいぜい20代後半まででしょうかねぇ(笑)
私はとてもじゃないけど恥ずかしくて言えません(^_^;)
いや…、飛び切りの良い女なら、今だって言ってみたい気持ちもある。
だけど、言った瞬間、この世から消えてしまいたくなると思うから言えませ~ん(*^^)v
でも彼と楽しい時間を過ごせたことが何よりでしたね。
私はどんな時もプラトニックラブ反対派です(^^♪
美月
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theme : あなたに逢えてよかった
genre : アダルト
2013-10-16
九十九里浜に行ってきました
先月に続き、九十九里浜で乗馬を楽しんできました。
「馬に乗りました」…と言うより、「お馬さんに乗せていただいております」と言った方が正解かもしれませんが…(^_^;)
3回目ともなると、ちょこっと心にも余裕がでてきました。
馬は感受性の強い生き物なので、微妙な動きや力の入り方を通して緊張が伝わってしまうようです。
今回、先生を乗せてくれたのはイケメンの小次郎君と、私はちょこっとお転婆アクアちゃんに乗せてもらいました。
前回はハンディさん、ダイナさんでしたが、今回、「君」と「ちゃん」付けなのは、この2馬はまだ若いお馬さんだからです。
ハンディさんはおじいさんらしいのですが、乗る人によって様々な顔を見せてくれます。
先生が乗った時は、途中で草を食べたり歩かなかったりマイペースだったハンディさん、私の時は仕方なく乗せてくれているのか?モクモクと仕事をこなしている感があった。
だけどね…今回、彼の素晴らしさを再発見することができました。
私達の前の時間、ハンディさんは左手が不自由な若い女性を乗せていました。
ハンディさんは、乗り手が気を抜くとすぐに草を食べようとして大きな体を地面に傾けてしまう。
ちゃんと捉まっていないと落馬してしまいそうなほど、一瞬の隙をついて草に噛み付こう頭を地面に落とすし、こんな時のハンディさんは他の馬より敏速に動くんだよね。
砂地の上り坂はしんどいので嫌いらしく、傾斜がきついと動かなくなるか? 楽なルートを探して別行動。
ここで強めに手綱を開いて方向転換させないと完全に舐められてしまうのだけど、こんなマイペースおじさんが初心者向けに選ばれるのは、彼には乗っている人の動きが読んで取れるのだろうと思った。
現に、彼は彼女が背中から下りる間、ハエがお腹にいっぱい集っているにも係わらず、暴れることはなかった。
そして体重を片側にかけられたまま、体を傾けたままの状態が続いてもじっと耐えていた。
いつもなら柔らかい腹に集まるハエを追い払おうと、後ろ脚で蹴ろうとして振り落とされそうになるのだけれど、馬から下りた彼女は、とてもリラックスしていた。
きっと、彼女はハンディさんを信頼していたのだろうね。
えへへ、私の馬ではないけれど、なんだかハンディさんがやけに誇らしくみえたよ。
今回はインストラクター+生徒四人で海に出たのだけれど、前を行く若いカップルを見ていて、ちょっぴり羨ましかった。
そろそろ日が沈む時間が近づいてきて、浜辺をトレッキング中、馬に乗った写真を撮ってもらった。
帰ってきてから、先生がこの写真を遺影に使ってくれと言った。
先生のバックには空と同化した青い海が広がり、時折吹く心地良い風に穏やかな表情で応える先生は、とても幸せそうだった。
先生に出会えたことは奇跡的だけど、でもずっと一緒にいたいと思うと、二人で過した時間さえ惜しいと思ってしまう。
楽しい出来事も美しい風景も、思い出の中で色褪せていくのかと思うと、無性に切なくなるんだよね。
愛とは切なさかもしれないよね。
どんなに愛し愛されても、いつかは離れ離れになる運命だもん。
あの世を持たない私にとって、灰になるまで…精一杯、先生を愛したいと思う。
だから先生にはいつまでも元気でいてもらいたいと思うけれど、この気持ち、何十年経っても同じだと思うから、キリがないといえばキリがないけれど、でも事実、そう思うのだから変えようがないのも事実だよね。
去年の今頃、来月手術を控えた先生は、私を色々なところへ連れて行ってくれた。
先生の生い立ちを辿るように、昔、先生が通った道を二人並んで歩いた。
あの時も、先生は優しく穏やかな顔で私を見ていた。
だけど、私は先生を真っ直ぐ見ることができなかった。
私が泣いたら先生の顔が曇ってしまいそうだったから…。
そういえば、去年の今頃、先生の手術のこと、入院生活のことは書いていなかったね。
最近の頼りない記憶力では、どこまで鮮明に語り続けられるかわからないから、ちゃんと記しておかないといけないなぁ~。
あっ、またまた話がずれてしまった(^_^;)
乗馬を終えると、足早に今回の宿泊先、木更津へと向かいました。
続きは次回に書こうと思います。
美月
「馬に乗りました」…と言うより、「お馬さんに乗せていただいております」と言った方が正解かもしれませんが…(^_^;)
3回目ともなると、ちょこっと心にも余裕がでてきました。
馬は感受性の強い生き物なので、微妙な動きや力の入り方を通して緊張が伝わってしまうようです。
今回、先生を乗せてくれたのはイケメンの小次郎君と、私はちょこっとお転婆アクアちゃんに乗せてもらいました。
前回はハンディさん、ダイナさんでしたが、今回、「君」と「ちゃん」付けなのは、この2馬はまだ若いお馬さんだからです。
ハンディさんはおじいさんらしいのですが、乗る人によって様々な顔を見せてくれます。
先生が乗った時は、途中で草を食べたり歩かなかったりマイペースだったハンディさん、私の時は仕方なく乗せてくれているのか?モクモクと仕事をこなしている感があった。
だけどね…今回、彼の素晴らしさを再発見することができました。
私達の前の時間、ハンディさんは左手が不自由な若い女性を乗せていました。
ハンディさんは、乗り手が気を抜くとすぐに草を食べようとして大きな体を地面に傾けてしまう。
ちゃんと捉まっていないと落馬してしまいそうなほど、一瞬の隙をついて草に噛み付こう頭を地面に落とすし、こんな時のハンディさんは他の馬より敏速に動くんだよね。
砂地の上り坂はしんどいので嫌いらしく、傾斜がきついと動かなくなるか? 楽なルートを探して別行動。
ここで強めに手綱を開いて方向転換させないと完全に舐められてしまうのだけど、こんなマイペースおじさんが初心者向けに選ばれるのは、彼には乗っている人の動きが読んで取れるのだろうと思った。
現に、彼は彼女が背中から下りる間、ハエがお腹にいっぱい集っているにも係わらず、暴れることはなかった。
そして体重を片側にかけられたまま、体を傾けたままの状態が続いてもじっと耐えていた。
いつもなら柔らかい腹に集まるハエを追い払おうと、後ろ脚で蹴ろうとして振り落とされそうになるのだけれど、馬から下りた彼女は、とてもリラックスしていた。
きっと、彼女はハンディさんを信頼していたのだろうね。
えへへ、私の馬ではないけれど、なんだかハンディさんがやけに誇らしくみえたよ。
今回はインストラクター+生徒四人で海に出たのだけれど、前を行く若いカップルを見ていて、ちょっぴり羨ましかった。
そろそろ日が沈む時間が近づいてきて、浜辺をトレッキング中、馬に乗った写真を撮ってもらった。
帰ってきてから、先生がこの写真を遺影に使ってくれと言った。
先生のバックには空と同化した青い海が広がり、時折吹く心地良い風に穏やかな表情で応える先生は、とても幸せそうだった。
先生に出会えたことは奇跡的だけど、でもずっと一緒にいたいと思うと、二人で過した時間さえ惜しいと思ってしまう。
楽しい出来事も美しい風景も、思い出の中で色褪せていくのかと思うと、無性に切なくなるんだよね。
愛とは切なさかもしれないよね。
どんなに愛し愛されても、いつかは離れ離れになる運命だもん。
あの世を持たない私にとって、灰になるまで…精一杯、先生を愛したいと思う。
だから先生にはいつまでも元気でいてもらいたいと思うけれど、この気持ち、何十年経っても同じだと思うから、キリがないといえばキリがないけれど、でも事実、そう思うのだから変えようがないのも事実だよね。
去年の今頃、来月手術を控えた先生は、私を色々なところへ連れて行ってくれた。
先生の生い立ちを辿るように、昔、先生が通った道を二人並んで歩いた。
あの時も、先生は優しく穏やかな顔で私を見ていた。
だけど、私は先生を真っ直ぐ見ることができなかった。
私が泣いたら先生の顔が曇ってしまいそうだったから…。
そういえば、去年の今頃、先生の手術のこと、入院生活のことは書いていなかったね。
最近の頼りない記憶力では、どこまで鮮明に語り続けられるかわからないから、ちゃんと記しておかないといけないなぁ~。
あっ、またまた話がずれてしまった(^_^;)
乗馬を終えると、足早に今回の宿泊先、木更津へと向かいました。
続きは次回に書こうと思います。
美月
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theme : あなたに逢えてよかった
genre : アダルト
2013-10-21
先生に逢いに行きました
昨日は先生に逢いに行きました。
久しぶりの横須賀で、楽しい体験、面白い出来事に出会い、そして改めて先生の思いやりに触れ、笑いっぱなし、癒されっぱなしの一日でした。
それにしても何度出歩いても街には色々な人がいると実感します。
もちろん見たもの全てが身になるわけではなく、一瞬にして消えさられてしまう現実もありますが、一日の出来事の一つでも良い、先生と作る思い出として残る経験できることが嬉しい。
海沿い並んで咲く色とりどりの薔薇を見ようと訪れたのですが、あいにく薔薇は咲いておらず、台風の後から急に冷え込んできた風に押され町場へと向かいました。
横須賀は本当にいつ来ても面白い。
横断歩道の向こう側にはエア歌を唄うお嬢さん風の30代女性がいるし…、
「ここは自転車専用レーンだよっ!!!」
横断歩道を渡っている途中、ふらふらと自転車に乗るおばさんが、自転車レーンを歩いている私達に罵声を浴びせたと思ったら、歩行者専用道路に堂々と入り、しかも右斜線を走っているし…。
人に注意しておいて、自分がルール違反はないだろうと思いつつ、その身勝手さがあまりにも滑稽で、先生と二人ゲラゲラと笑ってしまいました。
私は横須賀が好きです、この街にいると昔が恋しくなります。
横須賀に育ったわけではないのですが、汐の香りとどぶ臭さがどこか懐かしくて、横浜とはまた違った外国を見ることができる街です。
町並みは日本なのですが、咥えタバコの外人おじいさんが、ただ歩いているだけでかっこよく見えるのは、横須賀の風が遠い海と繋がっているからでしょうかね。
京急 横須賀中央駅近くの居酒屋さんでお昼ご飯を食べることにしました。
そうです、相変わらず昼間っからの大酒飲みです。
私はこの時間が大好きです。
お昼ご飯にお酒が飲めるのは、自由な時間の使い方ができる休日ならではの楽しみだからです。
特別、お酒を飲めることが嬉しいのではなくて、先生と会話を楽しみながらゆっくりと食事ができるのは、夜とは違って制約を感じさせない。
それにね、一般的ランチだと一人前ずつ分れてしまうでしょ、それは寂しい。
やっぱり大好きな人と同じ物を食べたいじゃない!!!
そうなると、結局、中華や居酒屋メニューが多くなってしまうけれど、いつも同じようなものを注文しながらも、お店が違うとそれぞれの味の違いがよくわかるしね。
だけど、世の中には楽しい人達がいっぱいいる。
まして昼間から酒が飲めるような場所ともなると、それなりの人も沢山いて見ていて飽きない。
今回、お邪魔した居酒屋さんには、「やすこさん」という看板娘さんがいました。
娘といっても60歳は越えていると思うけれど、昔は相当な美人さんだったであろう艶のある人でした。
彼女目当てに店に来る男性客も多く、彼女がいるか?店の前を行ったり来たりしている男性もいた。
恋する者は、幾つになっても同じだね。
若かろうが老いていようが、好きな人の前では可愛らしくなる。
貴方がいるだけで今日一日を楽しいと思えるような恋が一番だよね(*^^)v
散々飲んで、お腹いっぱい食べて、店を出ると改札付近が賑わっていた。
人身事故の影響で電車が止まってしまっているらしい。
「他の路線に振り替えるより、このまま待った方が早いだろう」…と、先生。
うん、私もそう思った。
赤い電車は頑張り屋さんだから、一日であれだけの本数をこなすのには、一人一人がもたもたなどしていられないし、乗客も頑張りを知っている。
去年、土砂災害で電車が一日ストップしたことがあるけれど、土砂に埋まった赤い電車救出劇を見守る人達の温かい声援に感動したことを思い出した。
今は遠い町で暮らす私も、身動きできず、じっと耐えている赤い電車に「頑張れ!」と何度も叫んだよ。
これほどまで乗客に愛されている電車は少ないかもしれないよね。
車窓から手を延ばせば、日陰に干された洗濯物に触れることさえできるほど線路際ぎりぎりを走るから、人々の生活に密着しているんだろうね。
だからね、怪我をしたら心配もするし、早く元気になって欲しいと、人と同じように思えるんだろうね。
赤い鉄の塊は、今日も大勢の人の暮らしを運んでいるんだね。
あっ!話しずれているし…。
どうも好きな人のことだったり、好きなものに対しては、過剰に熱くなり過ぎる傾向があるよね(*^^)v
電車が動くまでの間、時間つぶしも兼ねて駅前のビルでトイレを借りる事にした。
すると、今度は歩道橋の上が人だかり…。
輪になる人々の見つめる視線の先を追いかけると若い男性が地面に倒れていた。
すぐ傍には女性がいて、駅前のお巡りさん数人に状況を説明をしていた。
最初は急性アルコール中毒なのかと思った。
真昼間でありながらそう思ったのは、自分達もほろ酔い気分だった事もあるけれど、一緒にいた女性から夜の雰囲気が漂っていたからかもしれない。
野次馬になるつもりもなかったので、トイレへと向かい用を済ませて再び人だかりの前を通ると、さっきまで一緒にいた飲み屋風の女性の姿はどこにもなかった。
その代わり、とても純粋そうな女子高校生が、たどたどしく見たままを別のお巡りさんに説明していた。
改めて地面に寝転ぶ男性の顔を見ると、彼の顔は赤くも青くもなく、酔っているようには見えなかったし、思うように開かないくちびるで必死に状況を説明しようとしている様子から、自分の意思で体を動かすことができないのではないか?と思った。
脳はしっかりしているけれど、筋肉が機能を果たしていないように見えた。
そして、一緒にいた彼女が消えてしまったことも合わせてみると、これは事件かもしれないと思いつつ、二時間ドラマさながら推理を語ろうとしたら、先生が危険を感じて私の言葉をスラリとかわした。
さすが先生、危機管理能力が高いこと…(汗)
改札に向かうと、先生が思った通り電車再開の案内が出たので、ホームへと上っていった。
そこには通勤時間と同じ位の人々が、乗車口に列をなして並んでいた。
この人達は、敏速な再開を信じて他の路線を考えなかったのだと思ったら、泣きそうになった。
電車が止まって一時間近く経っているにも係わらず、駅前から路線バスも出ていて、しかもJR駅に振り替えるのに大して時間もかからないのに、それでも待っていたのかと思ったら感動しちゃった。
私がまだ学生だった頃、夏の夕暮れは長く、遠くに蝉の声が聞こえるだけで車内はとても静かだった。
特急列車通過待ちの為、停車する各駅電車の中で、ブウンブウンと音を立てて回る扇風機を眺めていた。
生きているのに動かない人間と、どこから来たのか?薄暗い蛍光灯に付いては離れ、ひらひらと舞いながら飛んでいる蛾があまりにも対称的で、目を開けていないと異質な世界に引き込まれてしまうような気がして怖かった。
あの感覚は今も忘れない…。
先生と旅をしていると、こんな異界への入り口に出くわすことがある。
二人手を繋ぎ恐る恐る中を覗くと、同じ景色でありながら、まるで違う世界が広がっているように見える時があるけれど、死後の世界に例えるような安直な考えでは決して説明することができない世界が波長の異なる人達の気配よって創られるのではないかと思う。
えへへ、あまり喋ると、とうとう頭がおかしくなったと言われてしまうので今日はこの辺で終わりにします。
この日は、静かなカウンターで赤いワインを傾けながらのしっとりとした大人の夜の話もあったんだけどね。
語れば数分で済むことも書けば長くなってしまう。
そう思うと、言葉を交わすことによって意思の疎通時間が短縮されているんだね。
えっへん、それでは私は100年分くらい先生に語りかけているよ、それが良いか悪いかは別としてね…(^^♪
美月
久しぶりの横須賀で、楽しい体験、面白い出来事に出会い、そして改めて先生の思いやりに触れ、笑いっぱなし、癒されっぱなしの一日でした。
それにしても何度出歩いても街には色々な人がいると実感します。
もちろん見たもの全てが身になるわけではなく、一瞬にして消えさられてしまう現実もありますが、一日の出来事の一つでも良い、先生と作る思い出として残る経験できることが嬉しい。
海沿い並んで咲く色とりどりの薔薇を見ようと訪れたのですが、あいにく薔薇は咲いておらず、台風の後から急に冷え込んできた風に押され町場へと向かいました。
横須賀は本当にいつ来ても面白い。
横断歩道の向こう側にはエア歌を唄うお嬢さん風の30代女性がいるし…、
「ここは自転車専用レーンだよっ!!!」
横断歩道を渡っている途中、ふらふらと自転車に乗るおばさんが、自転車レーンを歩いている私達に罵声を浴びせたと思ったら、歩行者専用道路に堂々と入り、しかも右斜線を走っているし…。
人に注意しておいて、自分がルール違反はないだろうと思いつつ、その身勝手さがあまりにも滑稽で、先生と二人ゲラゲラと笑ってしまいました。
私は横須賀が好きです、この街にいると昔が恋しくなります。
横須賀に育ったわけではないのですが、汐の香りとどぶ臭さがどこか懐かしくて、横浜とはまた違った外国を見ることができる街です。
町並みは日本なのですが、咥えタバコの外人おじいさんが、ただ歩いているだけでかっこよく見えるのは、横須賀の風が遠い海と繋がっているからでしょうかね。
京急 横須賀中央駅近くの居酒屋さんでお昼ご飯を食べることにしました。
そうです、相変わらず昼間っからの大酒飲みです。
私はこの時間が大好きです。
お昼ご飯にお酒が飲めるのは、自由な時間の使い方ができる休日ならではの楽しみだからです。
特別、お酒を飲めることが嬉しいのではなくて、先生と会話を楽しみながらゆっくりと食事ができるのは、夜とは違って制約を感じさせない。
それにね、一般的ランチだと一人前ずつ分れてしまうでしょ、それは寂しい。
やっぱり大好きな人と同じ物を食べたいじゃない!!!
そうなると、結局、中華や居酒屋メニューが多くなってしまうけれど、いつも同じようなものを注文しながらも、お店が違うとそれぞれの味の違いがよくわかるしね。
だけど、世の中には楽しい人達がいっぱいいる。
まして昼間から酒が飲めるような場所ともなると、それなりの人も沢山いて見ていて飽きない。
今回、お邪魔した居酒屋さんには、「やすこさん」という看板娘さんがいました。
娘といっても60歳は越えていると思うけれど、昔は相当な美人さんだったであろう艶のある人でした。
彼女目当てに店に来る男性客も多く、彼女がいるか?店の前を行ったり来たりしている男性もいた。
恋する者は、幾つになっても同じだね。
若かろうが老いていようが、好きな人の前では可愛らしくなる。
貴方がいるだけで今日一日を楽しいと思えるような恋が一番だよね(*^^)v
散々飲んで、お腹いっぱい食べて、店を出ると改札付近が賑わっていた。
人身事故の影響で電車が止まってしまっているらしい。
「他の路線に振り替えるより、このまま待った方が早いだろう」…と、先生。
うん、私もそう思った。
赤い電車は頑張り屋さんだから、一日であれだけの本数をこなすのには、一人一人がもたもたなどしていられないし、乗客も頑張りを知っている。
去年、土砂災害で電車が一日ストップしたことがあるけれど、土砂に埋まった赤い電車救出劇を見守る人達の温かい声援に感動したことを思い出した。
今は遠い町で暮らす私も、身動きできず、じっと耐えている赤い電車に「頑張れ!」と何度も叫んだよ。
これほどまで乗客に愛されている電車は少ないかもしれないよね。
車窓から手を延ばせば、日陰に干された洗濯物に触れることさえできるほど線路際ぎりぎりを走るから、人々の生活に密着しているんだろうね。
だからね、怪我をしたら心配もするし、早く元気になって欲しいと、人と同じように思えるんだろうね。
赤い鉄の塊は、今日も大勢の人の暮らしを運んでいるんだね。
あっ!話しずれているし…。
どうも好きな人のことだったり、好きなものに対しては、過剰に熱くなり過ぎる傾向があるよね(*^^)v
電車が動くまでの間、時間つぶしも兼ねて駅前のビルでトイレを借りる事にした。
すると、今度は歩道橋の上が人だかり…。
輪になる人々の見つめる視線の先を追いかけると若い男性が地面に倒れていた。
すぐ傍には女性がいて、駅前のお巡りさん数人に状況を説明をしていた。
最初は急性アルコール中毒なのかと思った。
真昼間でありながらそう思ったのは、自分達もほろ酔い気分だった事もあるけれど、一緒にいた女性から夜の雰囲気が漂っていたからかもしれない。
野次馬になるつもりもなかったので、トイレへと向かい用を済ませて再び人だかりの前を通ると、さっきまで一緒にいた飲み屋風の女性の姿はどこにもなかった。
その代わり、とても純粋そうな女子高校生が、たどたどしく見たままを別のお巡りさんに説明していた。
改めて地面に寝転ぶ男性の顔を見ると、彼の顔は赤くも青くもなく、酔っているようには見えなかったし、思うように開かないくちびるで必死に状況を説明しようとしている様子から、自分の意思で体を動かすことができないのではないか?と思った。
脳はしっかりしているけれど、筋肉が機能を果たしていないように見えた。
そして、一緒にいた彼女が消えてしまったことも合わせてみると、これは事件かもしれないと思いつつ、二時間ドラマさながら推理を語ろうとしたら、先生が危険を感じて私の言葉をスラリとかわした。
さすが先生、危機管理能力が高いこと…(汗)
改札に向かうと、先生が思った通り電車再開の案内が出たので、ホームへと上っていった。
そこには通勤時間と同じ位の人々が、乗車口に列をなして並んでいた。
この人達は、敏速な再開を信じて他の路線を考えなかったのだと思ったら、泣きそうになった。
電車が止まって一時間近く経っているにも係わらず、駅前から路線バスも出ていて、しかもJR駅に振り替えるのに大して時間もかからないのに、それでも待っていたのかと思ったら感動しちゃった。
私がまだ学生だった頃、夏の夕暮れは長く、遠くに蝉の声が聞こえるだけで車内はとても静かだった。
特急列車通過待ちの為、停車する各駅電車の中で、ブウンブウンと音を立てて回る扇風機を眺めていた。
生きているのに動かない人間と、どこから来たのか?薄暗い蛍光灯に付いては離れ、ひらひらと舞いながら飛んでいる蛾があまりにも対称的で、目を開けていないと異質な世界に引き込まれてしまうような気がして怖かった。
あの感覚は今も忘れない…。
先生と旅をしていると、こんな異界への入り口に出くわすことがある。
二人手を繋ぎ恐る恐る中を覗くと、同じ景色でありながら、まるで違う世界が広がっているように見える時があるけれど、死後の世界に例えるような安直な考えでは決して説明することができない世界が波長の異なる人達の気配よって創られるのではないかと思う。
えへへ、あまり喋ると、とうとう頭がおかしくなったと言われてしまうので今日はこの辺で終わりにします。
この日は、静かなカウンターで赤いワインを傾けながらのしっとりとした大人の夜の話もあったんだけどね。
語れば数分で済むことも書けば長くなってしまう。
そう思うと、言葉を交わすことによって意思の疎通時間が短縮されているんだね。
えっへん、それでは私は100年分くらい先生に語りかけているよ、それが良いか悪いかは別としてね…(^^♪
美月
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theme : ★☆灰になるまで恋を・・・★☆彡
genre : アダルト
2013-10-27
先生に逢いに行きました
昨日は先生に逢いに行きました。
こうして毎週のように先生に逢いに行くようになってからというもの、長年に亘りお天気がとても気になります。
雨の日も先生と一緒なら楽しいけれど、でも傘が邪魔して腕を組んで歩けないから好きじゃない。
たまには離れて歩くのもいいでしょ!と思うかもしれませんが、いつもぶるさがって歩いているので少しの隙間も私から先生を遠ざけるから嫌い。
一人歩きは自由に動けるようで、不自由でちっとも楽しくない。
「お散歩はリードを付けてからね」…と、躾けられたワンちゃんなら私のこの気持ちわかってくれるかなぁ~(*^^)v
閑話休題
台風通過時間を予想しつつ(先生がね…)、雨に濡れず遊べる東京駅八重洲地下街に連れていってもらいました。
まあね、いつもながらのことですが、スケジュールは全て先生任せです。
なぜ、先生任せにするのでしょうねぇ~?
自分の意思はないのでしょうか?
…と、お思いになる方もいらっしゃるでしょうが、
それは…
私自身が自分の意志で行動するより、私が楽しむだろうことを的確に予想できる先生の考えにおんぶにだっこしてしまう方がよっぽど楽しい時間になると覚えてしまったからです(^^)
まあね、与えられた時間の中で多少の???冒険はするけれどね。
でも、失敗に終わることが多く、「だからやめなさいと言ったでしょ」…と窘められることばかり…。
それでも懲りずに(めげずに)新たな失敗に挑戦できるのも、振り向けば先生が立っているからです。
はあ~、前置きとは思えないほど長いよね(^^;;
東京駅八重洲地下街が日本最大級のショッピングモールとしてリニュアルされたことはテレビの観たことがある。
グルメからファッション、そして生活雑貨等、ここで売っていないものってあるのかなぁ~???と考えながら歩いていたけれど、次から次へと目に飛び込んでくるカラフルな色合いの物珍しい商品に心はすっかりと奪われてしまい、多分、完全なおのぼりさん状態だったと思う。
えへへ、普段は「東京出身」だと豪語しているのに、本当に恥ずかしい…(汗)
と思っているところに、私が思っていることと同じことを、先生の生言葉で指摘されると、顔から火が出そうになっちゃった。
雨の日は本当にありがたい地下街だけど、私には懐かしい思い出がこの場所にある。
若い頃、この地で働いていたこともあるけれど、そんな思い出は消えてしまっても探しにいかない。
先生と初めてデートをした場所が、この東京駅なんだよね(^_-)-☆
直接逢うのは二度目だった。
初めて逢った日から、どんなにこの日が待ち遠しかったか…。
でも、それは今も変わらない、「さよなら…」を言った瞬間、もう一度、逢いたくなる。
どんなに肌を重ねても、それでも擦り寄っていたいと思う。
それが当たり前のことのように感じるんだよね。
お昼ご飯は、空模様を覗きに地上へ出た際に見つけた中華料理屋さんに入った。
冷たい雨はまだ降り続いていて、とても長歩きできる状況ではなかったので、穴倉からすぐの店を選んだ。
地下には沢山の飲食店があったけれど、とてもじゃないけれど、私達のような空きを待てないカップルが、ゆったりとした気持ちで食事を取れるような暇そうな店はないと悟った。
バナナの形をした大き目の餃子が売りの店だったけど、味について書くほどの魅力がなかったのは残念。
早々に店を出て新丸ビルへと向かった。
シックな内装にスタイリッシュという言葉がぴったりの各店を巡りながら、たまには都会に出るのもいいなぁ~と思った。
全てが人の手に寄って作られた世界も、今の日本にはあるのだからね。
だけどね…先生と一緒ならどこでも楽しい。
瞳に映る景色は違っても、結局は風景なのだからね。
主役は私達…壁紙に埋もれて生きるつもりはない二人だもん(*^_^*)
美月
こうして毎週のように先生に逢いに行くようになってからというもの、長年に亘りお天気がとても気になります。
雨の日も先生と一緒なら楽しいけれど、でも傘が邪魔して腕を組んで歩けないから好きじゃない。
たまには離れて歩くのもいいでしょ!と思うかもしれませんが、いつもぶるさがって歩いているので少しの隙間も私から先生を遠ざけるから嫌い。
一人歩きは自由に動けるようで、不自由でちっとも楽しくない。
「お散歩はリードを付けてからね」…と、躾けられたワンちゃんなら私のこの気持ちわかってくれるかなぁ~(*^^)v
閑話休題
台風通過時間を予想しつつ(先生がね…)、雨に濡れず遊べる東京駅八重洲地下街に連れていってもらいました。
まあね、いつもながらのことですが、スケジュールは全て先生任せです。
なぜ、先生任せにするのでしょうねぇ~?
自分の意思はないのでしょうか?
…と、お思いになる方もいらっしゃるでしょうが、
それは…
私自身が自分の意志で行動するより、私が楽しむだろうことを的確に予想できる先生の考えにおんぶにだっこしてしまう方がよっぽど楽しい時間になると覚えてしまったからです(^^)
まあね、与えられた時間の中で多少の???冒険はするけれどね。
でも、失敗に終わることが多く、「だからやめなさいと言ったでしょ」…と窘められることばかり…。
それでも懲りずに(めげずに)新たな失敗に挑戦できるのも、振り向けば先生が立っているからです。
はあ~、前置きとは思えないほど長いよね(^^;;
東京駅八重洲地下街が日本最大級のショッピングモールとしてリニュアルされたことはテレビの観たことがある。
グルメからファッション、そして生活雑貨等、ここで売っていないものってあるのかなぁ~???と考えながら歩いていたけれど、次から次へと目に飛び込んでくるカラフルな色合いの物珍しい商品に心はすっかりと奪われてしまい、多分、完全なおのぼりさん状態だったと思う。
えへへ、普段は「東京出身」だと豪語しているのに、本当に恥ずかしい…(汗)
と思っているところに、私が思っていることと同じことを、先生の生言葉で指摘されると、顔から火が出そうになっちゃった。
雨の日は本当にありがたい地下街だけど、私には懐かしい思い出がこの場所にある。
若い頃、この地で働いていたこともあるけれど、そんな思い出は消えてしまっても探しにいかない。
先生と初めてデートをした場所が、この東京駅なんだよね(^_-)-☆
直接逢うのは二度目だった。
初めて逢った日から、どんなにこの日が待ち遠しかったか…。
でも、それは今も変わらない、「さよなら…」を言った瞬間、もう一度、逢いたくなる。
どんなに肌を重ねても、それでも擦り寄っていたいと思う。
それが当たり前のことのように感じるんだよね。
お昼ご飯は、空模様を覗きに地上へ出た際に見つけた中華料理屋さんに入った。
冷たい雨はまだ降り続いていて、とても長歩きできる状況ではなかったので、穴倉からすぐの店を選んだ。
地下には沢山の飲食店があったけれど、とてもじゃないけれど、私達のような空きを待てないカップルが、ゆったりとした気持ちで食事を取れるような暇そうな店はないと悟った。
バナナの形をした大き目の餃子が売りの店だったけど、味について書くほどの魅力がなかったのは残念。
早々に店を出て新丸ビルへと向かった。
シックな内装にスタイリッシュという言葉がぴったりの各店を巡りながら、たまには都会に出るのもいいなぁ~と思った。
全てが人の手に寄って作られた世界も、今の日本にはあるのだからね。
だけどね…先生と一緒ならどこでも楽しい。
瞳に映る景色は違っても、結局は風景なのだからね。
主役は私達…壁紙に埋もれて生きるつもりはない二人だもん(*^_^*)
美月
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