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2011-09-11

感動はすぐ傍にあるもの

昨日は先生に逢いに行きました。
お昼から逢えるということで、逢瀬の日取りを決めてからずっと楽しみにしていました。

もちろん楽しかった。
先生がいるだけで楽しいんだから、そこにおまけが付けばベリーハッピーになること間違いないもんね(*^^)v

昨日はちょこっと思考を変えて、大江戸温泉物語 浦安万華鏡に行ってきました。
プールゾーンは露天風呂になっているので水着を着てカップルで入れます。

ちょこっとエロモードを期待しながら(笑)、平日にこのような場所に通う人ってどんな人がいるのだろうと興味があったので人間観察に行ってきました。

はい、確かにいろんな人が来ていましたよ。
特にプールゾーンには覗き目的らしき人もいたしね(^_-)-☆

女性同士で来て昼間から胡坐をかいてお酒を飲む人もいれば、つまらなそうに時間潰ししている若いカップル、妙に家族ごっこしている風な二世代家族連れもいれば、こっそり露出プレイを楽しむ男女。
まあこっそり露出プレイというのも変な話ですが…(笑)

それでもあまり衝撃的な感動との出逢いはなかったのですが、私にとっての感動はありました。
夕方になり慣れ親しんだホームグランドに戻る為、帰りの無料送迎バスを待っている時のことでした。

バスは出たばかりで、次の出発は30分後だと聞いて、先生がタクシーを呼べないのか?と言いました。
タクシーを呼んでから到着するまで7,8分かかると聞いたのですが、それならタクシーを呼ぼうと先生が言いました。

30分から8分を引くと、その差は約20分です。
それでも先生はお金があるなしの問題ではなく、その20分が貴重であり時間を無駄にはできないと言うのです。

もちろん私も先生の意見に従います。
だって逆らう意味もなければ、反対する理由も見つからないからです。

もしかしたら夫婦であれば節約することを考えるのかもしれませんが、私たちにとって一番大切にしたいものは、今ある二人の時間だからね。

タクシーを待つ間、先生を観ていました。
そしてこの七年間を振返り、どんな時も先生は待ち合わせの場所に急いで駆けつけてくれていたのだろうと思いました。

一度たりとも・・・手を抜くことなく、一度たりとも…億劫がることなく、先生は逢いに来てくれました。
もちろんこんなこと、先生に確認したことは一度もありませんが、私はそう思っています。

でもね、先生から貰った夜のメールには、私とは別のことが「今日の感動」として書かれていました。

浦安万華鏡向かう時に無料送迎バスを利用しようとしたのですが、駅前交番で聞いた場所にバス停はありませんでした。
バス乗り場の目印とされる赤いポストはあったのですが、どこにも案内が立っていなかった。

赤いポストの前の幹線道路でガスの工事をしていたので、バス停が移動してしまったと思ったのですが、少し先まで行って周りを観てもバス停らしきものはありませんでした。

先生、暑さで少々苛立っているしねぇ(^_^;)
タクシーを拾ってしまおうか?と思ったけれど、工事現場で働く交通巡視員のおじさんとおばさんが近くにいたので聞いてみることしました。

聞いてみると、赤いポストの前で良いそうです。
実は工事現場の鉄作にバスの時刻表が貼られていたのですが、風に揺られて裏返しになっていて見つけることができなかった。

交通巡視員といってもこの場所はあまり忙しくないようで、バスを待つ間、お二人とお話しすることができました。

「いいなぁ~昼間から彼氏と温泉かいっ?」とおじさんが冷やかします(笑)

「馬鹿だねぇ~旦那だよ。そうだろう~」とおばさんが私が答える前に言いました。

「ずいぶんと、しゃいな旦那だね、照れ屋さんかい!?」

「馬鹿、それでいいんだよ!どっちかが出しゃばったら、どっちかが引っ込むのが男と女だからね」

えへへ!言葉の頭に必ず「馬鹿」と付けるおばさんと、おばさんに「馬鹿」と言われると小さくなるおじさんのやり取りがとっても可笑しくて、私は思わず大笑いしまいました(*^^)v

「あんた・・・りっぱな旦那を見つけて幸せだね」

私が二人と仲良く話している間、先生はちょこっと逃げて(怖がって・・・)会社の方と電話でお話していたのですが、おばさんは名詞も出さない先生のことを、りっぱな旦那だと言いました。

おばさんの言う旦那というのは、婚姻関係上の夫婦でなくてもいいのです。
そんな野暮なことを聞くような生き方などしてこなかった女性だということは、お話しをしてすぐにわかりました。

(あんたにとって、この人を彼と思うか?旦那と思うか?)
それは私の心次第でいいのです。

熱い日差しを眩しく思っていたら、おじさんが「バスが来たら教えてあげるから日陰で休んな」と言ってくれて、花壇の植え込みに設置されている大理石を軍手で拭くと、先生と私、二人分の席を作ってくれました。

「ほらっ!バスが来たよぉ~」

おばさんは大きな声で私達を呼びながら、バスに向かって大きく手を回して合図してくれています。

「お客さんがいるよぉ~」って、バスに向かって叫びながらね。

おばさんもおじさんも真夏の厳しい日差しに照らされて真っ黒に焼けています。
雨の日も風の日もある外仕事の辛さは、金銭的にも肉体的にも計り知れないものがあるでしょうね。

それでも日差しに慣れていないだろう私達(特に先生ね…)を気遣い、残暑から守ろうとしてくれる優しさがあるんですよね。
本当なら弱者を虫けらのように扱う世の中に、文句の一つもいいたいだろうはずの人生だと思います。

もちろん規則正しく生きてきた人から観れば、今ある姿は自業自得とされてしまうかもしれません。
それでもね、地べたの上で生きる人ってね、畳の上に座って胡坐をかいている人より愚痴や小言が少ないんですよ。

偉い人のことはちゃんと認められて、それでいて下の人を決して見下すことをしない。
地べたから見える世界はどれも高いけれど、だからこそ人間の本質がありありと見えることがあるのでしょうね。


おばさんの言葉尻から東北出身の方なのだと感じました。
おばさんはね、私が幼い頃に沢山の物を教えてもらったテキヤのたこ焼き屋のおばさんそっくりでした。

今の政治(泥にまみれて…)ではありませんが、私は決して先生と攣り合いの取れる履歴など何一つ持っていません。

先生と同じ日に生まれながら、歩んできた道の違いを感じることがあります。
先生が勉強している間、私は遊んでばかりいて、ちっとも学ぶことの大切さを知ろうとしなかった。

それでもこんな私がこの年まで堂々と背筋を伸ばして生きられているのも、路上を生活の基盤とする人達から教えられたプライドを持っているからだと思います。

「あんたね・・・自分から下を向いたら終わりだよ、苦しい時ほど上を向いて歩くんだよ」

今でもね、下を向いてしまいそうになると、たこ焼き屋のおばさんのドスのきいた『渇』を思い出します。

先生とバスに乗りました。

「先生、世の中には優しい人が沢山いるんだよね」
「ああ、そうだな・・・」

…後はね、何も言わなかった。
言うとね、なんだか泣いちゃうような気がして、言葉が喉に詰まってしまって出なかった。
だけど先生は言葉で伝えなくても、私の考えることくらい全部お見通しなのだろうと思いました。
美月

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2011-09-12

今時の恋愛って…

先日、大江戸温泉に行って不思議に思ったことがある。
それはカップルのつまらなそうな顔です。

若い若くないに関係なく、なんとなく今時の恋愛事情って、どこか冷めてるような気がした。
確かに歩く時は手を繋いでいるし、話かけられたら答えてはいる。

でもね…二人でいるのに一人の時間が長いように見えた。
長年連れ添った夫婦であれば会話が少なくなるのかもしれないけど、それでもどこか安心感がうかがえたりするよね。

でも恋愛進行中のカップルで、まして水着まで披露してのデートとなると、男女とももっと浮かれていいはずなのに…。
私なんて前日から浮かれっぱなしで、大江戸温泉に着くまでに、[落ち着きなさい]と先生に何度も注意されちゃった。
でも嬉しいとねっ、自然と体が軽くなって弾んでしまうでしょっ(*^^)v

やっぱり今時の恋愛は、バブル期のような華やかさに欠けてるような気がする。
目指すは底底(そこそこ)人生なのかもしれないけれど、実はね、バブル期より今の方が平均的な豊かさはあると思う。

確かに世間は不況と騒がれているけれど、今ある人生プラス継ぎ足しはできると思うし、昔だって今だって働いたら働いた分だけお金は貰えるんだからね。

世間を見渡せば、就職難かもしれない。
でもバブル期であれば、努力しない者は今より惨めな暮らしだったような気がする。

世間に劣らされて無用な借金までして上を目指す人もいれば、それでいて才能や能力の格差に打ちひしがれて落ちていく人もいた…。
きっと恋人や結婚相手を選ぶのも、今より大変だったんじゃないのかな…(^^ゞ

波乱万丈、弱肉強食時代ですからね。
あの頃が良かったと思える人は、勝ち組と呼ばれる人達だったのかもしれないよねぇ~…。

という私は・・・バブル期って、いつだったのだろうと思ったりしてる。
年代の流れによって、自分のスタイルが変わったことがないかもしれないなぁ~。

今夜は近所の温泉に行ってきました。
露天風呂からゆっくりと月を眺めたくて、遅めの時間に出かけました。
時折吹く風は心地良く、湯に咲く月は戯れながら輝き、最高の月光浴日和でした。

湯船にぷかんと浮いて月をじっと見つめれば、見えてくるのは先生の顔。
それでも遠くから聞こえてくるのは、ガールズトーク第一位の恋愛の愚痴や生活の疲れでがっかり・・・。

裸になると心が解放されるからかな?
本音トークは面白いけれど、でもね見えない相手でありながら、そこまで否定して関係を継続する意味が良くわからなかった。

「まあ取りあえずキープしておけば・・・!」と聞いた時には、「おい、お前!それはないだろう!」と言ってしまいそうだった(^^ゞ

好きな人にね、本気で好きと言えない恋は恋じゃないと思う。
じゃあ~・・・なんなんだろう?
きっと今の私にはわからないことが沢山あるんだろうね(^_^;)
美月

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2011-09-13

今夜は満月

今夜は満月・・・。
満月は心を映す銀盤となり、月の光が清らかで美しい心を取り戻してくれる。

夜ごと姿を変えながら、天空を輝かせる月。
地球から一番大きく見えて小さな星に、何度、思いを寄せても、ただその美しさに魅せられてしまう。

月は満ちては欠け、闇となり、再び蘇がえる。
けれど、新月に闇を観れば心憂える。

私達は月のように永遠の繰り返しができるわけではなく、一度闇となってしまえば(リセット)、決して蘇ることのできない無情さに儚さを感じずにはいられない。

だから今を…永遠のものとできたらいいね。
美月

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2011-09-14

豊かな暮らし

49歳になると、あと一歩で50歳になるんだよね。

そんなこと当たり前だと言われるだろうけれど、誰もが当たり前のようにこの一年を無事に過ごせる訳ではなく、いつどこで何が起こるか?わからないのも人生。

特別、年齢を意識しながら日々過ごしているわけではないけれど、でもね、今夜も月を観ながら、あと何回、月の満ち欠けを数えられるかと思うと、今夜の月がとても尊いものに思えてくる。

でも月を見上げる時間に追われている今であれば、月明かりがどこを照らしているのかさえわからないのかもしれない。
そう思うと、同じものが平等に与えられながらも、物の観方、思い方次第で人生観は変わるものなのかもしれないよね。

「おいっ!一体、何が言いたいんだ!!!」と先生の声が聞こえてきそうなので、ここからが本題です。

ここ最近、豊かな暮らしってなんだろうと考えてる。

もちろんお金がいっぱいあるから、豊かということもないと思う。
昔はね、「愛があればお金なんて…」といえる人が信じられなかった。

まあ、この台詞は母の十八番だったけれど、私の期待を裏切って?一度も「やっぱりお金が一番」とは言ってもらえないまま、母に逃げ切られてしまったけどね。

ううん…本音をいえば、そんな大それたことを一度くらい言ってみたいと思っていたし、いつかそう言える自分になりたいなあ~とは思ってた。

裕福な暮らし…成れるものなら誰だってなってみたいと思うよね(笑)

でもね、最近は豊かな暮らしに憧れてる。
自分の生き方を思い切り楽しめる精神的なものに、豊かさを求めるようになってきたのかもしれない。

一般的に50代からが大変だといわれるよね。
子供の巣立ちを支援しつつ、両親の介護問題が加わり、親と世代交代することで付き合いも多くなるし…。

そうなると、お金は出て行く一歩でありながら、自分の老後の資金をいつ貯めればいいんだろう?と不安を感じつつも、どうするべきか思い悩みながら、結局は一番手堅い節約に励む年代になるのだろうと思う。

はぁ~普段、お客様に聞かされていることを掻い摘んで書き出しただけで、明日を「明るい日」と思えなくなるよね(^^ゞ

そうならない為に、誰もが各種保険に入り安心を求めるのだろうけれど、でも今の現状に多少の不服があっても豊かな心を得ることはできるんじゃないかなぁ~と思うようになった。

もちろんそう思わせてくれるのが先生の存在なんだけどね(*^^)v

日頃のメールにしても逢瀬にしてもそうだけど、一人では決してできない楽しみを先生が与えてくれる。
季節の変わり目になると体調を崩しやすい先生を心配してしまうけれど、でもね、お陰で四季というものをすごく意識するようになった。

ありがたいことに、先生と過ごした季節毎の記憶があるでしょ(^^♪

桜を俗といっていた先生が、今では桜時計で年を数える人となったし、絵のないメールに感情を表す絵文字が増えた。
まあね、ハートマークは年に一度の七夕みたいなもので、なぜか?怒りマークが多いのが玉に瑕だけどね(^^)v

先生はね、ビールを飲みすぎると首筋が硬くなってしまうし、冷たいものを飲みすぎるとお腹を壊しちゃう。
だからね、温かい物をお勧めするんだけど、まあ素直に言うことを聞いてくれるのは、5回に一回かな(笑)

でも一年目にわからなかったことが、七年目にはパターン化していることもあって、同じような時に体調を崩した場合と、そうでない時に熱を出した場合では、疑う病気も違ってくる。

たとえ喜ばしいことばかりでなくても、一人の人に深く関わることで色んなことを知ることができるんだよね。
そんな時ね・・・独りじゃないって思うんだよ(^^)v

寂しさなんてね、人と交わる喜びを知らなければ、知らずに済んだ感情なのだと思う。
だからね、寂しさを感じる人はね、愛に触れたことがあるんだよね、そして失った悲しみを知っている。

恋はね、喜びの種だから、色んな感情を経験した人なら、きっとまた素敵な花を咲かせることができると思う。
50代の恋、60代の恋・・・花の命は短いかもしれないけれど、桜のように空一面を薄紅色に染める優しさに満ち溢れていると思う。

私はそんな恋を経験したい…もちろん!灰になるまで先生に恋を…(^_-)-☆
美月
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2011-09-15

灰になるまで女は女でありたいよね

男も女も40代後半ともなると、長年使ってきた肉体に故障箇所も見えてきます。

女性で言えば更年期が代表的だけど、ホルモンの低下により様々な症状に悩んでいる人も多いでしょうね。
うちの会社は女性ばかりなので、何かにつけて更年期を理由にする人も中にはいます(笑)

確かにホルモンバランスを崩してしまうと、物事の捉え方一つとってもマイナス傾向になってしまうこともあるでしょうし、かといって…太ったのも、老けたのも、女性としての身だしなみが整えられないのも、全て更年期のせいとしてしまうのはどうかなぁ~と思います。

まあ女性はね、元々自分を有利にする理由が欲しい生き物なんですけどね(^^)v

私の変化としては、生理周期の乱れです。
ただある一定まで乱れた後は、ここ数年25日周期で訪れてますので、安定している状態だと思います。
恐るべしホルモンではありますが、私は先生に話せる分、幸せだと思っています。

昔はそんな恥ずかしいこと、男に人に言えなかった。
だから若い頃どの会社に勤めているときも、一度も生理休暇を取ったことがないし、結婚してからも言ったことがなかった。

今考えると、せっかく会社が生理休暇をくれるというのだから貰っておけばよかったと思うけれど、でも痴態を晒すようで恥ずかしくて言えなかった。
と言うより、男性に女と意識されるのが怖かったのかもしれない。

それがプライドから来るものなのか?開放できない心の闇なのか?わからないけれど、人の悩みというものは、もしかしたら悩みの本質以上に、誰にも理解されないだろう?と思う心情が作用して、深みに嵌ってしまうのかもしれませんね。

さて、この先、先生も年を取ります(笑)
きっとお互い同じ年なので、いずれは接骨院デートなどするようになるかもしれないし、お揃いの入れ歯を外してSEXするかもしれません(笑)

鏡を見れば老いて行く姿に悲観的になる時もあるけれど、笑い皺一つ取っても先生との記録だと思えば、年を取るのも悪くないような気がします。

あっ!だからと言っても女を捨てるわけではありませんよ。
せっかく女の良さがわかったのですから、最後の最後まで抵抗します!

先生と出逢い、唯一男と女の関係を確立することができたのだから、灰になるまで女の性を貫かなくちゃね(^_-)-☆
美 月

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プロフィール

美月

Author:美月
今年の夏で49歳になります。
月日の経つのは早いもので、不倫愛歴七年目を迎えました。この出会いに感謝して、灰になるまで恋を…と願っています。

幼い頃から月に心惹かれ、今では月が心を映す鏡となっています。こんな月マニアの私の為に、愛する人が「美月」と名づけてくれました。いつまでも大切に使っていきたいと思います。

ようこそ…
「灰になるまで恋を…」にお越しくださいましてありがとうございます。当ブログは不倫愛・性に纏わる内容が含まれております。18才未満の方、不倫、性的内容を好ましく思われない方の入場は、ご遠慮願います
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