2013-07-13
旅は道連れ世は情け
旅では道連れのあることが心強く、同じように世を渡るには互いに情けをかけることが大切である。
まったくその通りだよね(*^^)v
先週の土曜日、先生と日産へスカイラインを迎えに行った足で、そのまま旅に出た。
旅といっても決して遠くはない、普段は日帰りで港町の風情を楽しむ横須賀に宿を取った。
横須賀に行く前に観音崎へと向かい、軍艦が航行する姿に感動した。
城ヶ島では汐飛沫を浴びながら、マドロスさんになって写真撮影。
いつものことだけれど、私達は林家ぺー、パー子夫妻のようにどうでもいいような場所で遅めの新婚カップルのように、にこやかに写真を撮っている。
「ほら、そこに立って…」
「撮るよ、こっち向いて…」などと、仲良く写真撮影をしようものなら、周りの人達は呆れ顔となる。
そして人からすれば面白みのない場所で、写真を撮ることが多いので不思議がられることもあるし、被写体に撮るべき有名な風景が一切ないことが多いからである。
では…、この場で撮る意味を懸命に探してもらっても、特別なものは見つからないだろうね。
先生と私しかわからない、その日、その時のワンシーンがある。
だからかな…何度同じ場所に行ったとしても、景色が違って見えるんだろうね。
横須賀もそうだった。
以前、先生と遊びに行った時とは別の顔で、私達の感性を十分に擽ってくれた。
もちろん我が子同然のスカイラインは、青空の下を我がもの顔で走り、どこでも目立つ存在だった。
あのね…赤は先生も私も大好きな色なんだけど、目が眩しくなるほど赤々しい赤だった。
日産に引き取りに行きながら、店の前で私たちの到着を心待ちしていたスカイラインを見て、先生一瞬言葉を呑んだ。
そして静かに「赤いなぁ~」「本当に赤いなぁ~」と、かなり照れながら独り言を繰り返し唱えていた(笑)
新車を迎えに行くのは、私にとって初めての体験だった。
車は機械というジャンルに属するのかもしれないけれど、目が合った瞬間、ちょこっと恥ずかしくなった。
「はじめまして、どうぞよろしく…」
握手の代りに新車用のビニールシートを剥しながら、先生のことをよくお願いしておいた(^^♪
だけど、リッター7キロ(高速道路を使わなければ、実際は6キロがいいところだろうなぁ~)と、最近、エコ使用の車が主流となっているのにも関わらず、ガソリンスタンドのお兄さんにニコニコ顔で誘導してもらえる車はそうはないだろうと思う。
まあね、ハイオクとレギュラーガソリンの違いを詳しく知らないけれど、日産の方に「どちらでも良いですけど…」と言われつつも、ガソリンキャップの横に『ハイオク使用』と書いてあるじゃない、そうなるとハイオクを入れるよねぇ~。
海沿いの街を一通りドライブして、夕方ホテルにチェックイン。
お腹も空いたけれど、なんといっても運転があるからお酒が飲めない。
でもドライブはしたい。
この二つをクリアする為に、今回、宿の予約をしたのだけれど、普段なら私が運転して先生に飲んでもらうところどうも先生は赤い車に取り付かれてしまったようで、お酒が飲みたいとドライブ中一度も言わなかった。
休日の先生にお酒を飲まさず済ませられる人など人間界にはいないだろうね~。
もちろん私は悪魔タイプなので、先生にいっぱいお酒を飲ませてしまいますが…(~_~;)
お酒も少し控えないといけない年齢かもしれないよね。
先生にはいつまでも傍にいて欲しい。
これだけはどんなに我侭だと言われても、幾つになっても言い続けたい。
一人は気楽だよね。
物が溢れていれば、多少の寂しさを忘れさせる道具さえ見つかるかもしれない。
だけどね、先生は一人きりだからね…、代わりが居ない人だから手離したくないんだよね。
愛は素朴で美しい。
確かにそういう部分もあるかもしれない。
でもこの年になると美しいものを泥臭くしたくもなる。
まあね、あえて泥を付けなくても、日々洗練させていきたいと思うようになった。
私は人を縛ったことが一度もない。えへへ、縛られるのは好きだけど…(笑)
おいおい、そうじゃなくって!!! 人の自由を奪おうとしたことが一度もない。
それは何故か?…子供を育てた今となればわかるよね。
私は貴方のことをこれほど愛しているのに…と自信を持って言えなかったからだと単純に思う。
えへへ、本当はね、自信がある無しの問題ではなく、一生懸命さに欠けていることに気付いていたからかもしれない。
「お前、俺のこと本気で愛しているか?」と聞かれたこともなかったけれど、若い頃、こんな恥ずかしいことを面と向かって聞いてくれるような人と出会えていたのなら、きっと私は幸せになれただろうと思う。
でも、見渡す限り居なかった。
まあね、そうそう居るわけないよね、…居たら高慢ちきな男だろうからね。
※注意 高慢ちきと書いて、先生とは読まないよ(^^ゞ
でもね、先生は常に愛を催促してくれる。
ちょこっとでも手を抜くと、すぐに機嫌が悪くなる。
だけど、そんな大人の我侭が心地良い。
人間ってね…特に年を取るとかなぁ~???
存在を求められることで満たされる生き物なのではないか?と思うようになった。
えっ!?、今更~と言われてしまうかもしれないね。
私は人と一緒にいて心地良いと感じる機会が少なかったように思う。
それは友達であれ、恋人であれ、ましてや家族であっても、一人に勝る充実感を得ることはできなかった。
いつもどこか緊張していたし、批判的になりがちだった。
もしかしたら相手に依存することを恐れていたのかもしれない。
それは二人から一人になることを恐れてのことではなく、この人とは二人になれないことを悟ることが怖かったのかもね。
「二人で一人だね…」
このところ使用される頻度が高い私の台詞です。
最近、二人して戸惑ってしまうことも増えてきた。
特に最新の機械物となると、若い人の順応速度に着いていけない。
きっと、これから先は二人で力を合わせないと、一人前のことができなくなる時がくると思う。
だけど、先生が傍にいれば私はちっとも怖くない。
旅は道連れ…世は情け
互いの存在を支えに歩けば、どこまでも歩いていけるような気がします。
美月
sanさんへ
いつもながら、切ない気持ちを書いてくれてありがとう。
誰かに話すことで落ち着くこともあれば、少しずつ整理していく中で見えてくるものに寂しさを感じることもあると思います。
好きな人を思い続けながら、いつの日かの幸福(夢)を待つ身は辛いですね。
>最初の助手席乗れるのですか?良いですね
えへへ、sanさんのそういう感覚、荒井由美時代の恋の歌が思い出されて好きです(*^^)v
助手席から眺めた空は、曇りのない青い空でした。
幾つになっても、あの頃の感性は変わらないのかもしれません。
先生と一緒にいると、年を忘れてはしゃいでしまいます。
二人の年を足せば100歳越えなんですけどね、でも若い人にも負けないほどの熱情を抱いています。
いつか灰になって燃え尽きてしまうまで、赤く赤く燃えていたい。
先生の真っ赤なスカイラインのようにね…(^^♪
美月
まったくその通りだよね(*^^)v
先週の土曜日、先生と日産へスカイラインを迎えに行った足で、そのまま旅に出た。
旅といっても決して遠くはない、普段は日帰りで港町の風情を楽しむ横須賀に宿を取った。
横須賀に行く前に観音崎へと向かい、軍艦が航行する姿に感動した。
城ヶ島では汐飛沫を浴びながら、マドロスさんになって写真撮影。
いつものことだけれど、私達は林家ぺー、パー子夫妻のようにどうでもいいような場所で遅めの新婚カップルのように、にこやかに写真を撮っている。
「ほら、そこに立って…」
「撮るよ、こっち向いて…」などと、仲良く写真撮影をしようものなら、周りの人達は呆れ顔となる。
そして人からすれば面白みのない場所で、写真を撮ることが多いので不思議がられることもあるし、被写体に撮るべき有名な風景が一切ないことが多いからである。
では…、この場で撮る意味を懸命に探してもらっても、特別なものは見つからないだろうね。
先生と私しかわからない、その日、その時のワンシーンがある。
だからかな…何度同じ場所に行ったとしても、景色が違って見えるんだろうね。
横須賀もそうだった。
以前、先生と遊びに行った時とは別の顔で、私達の感性を十分に擽ってくれた。
もちろん我が子同然のスカイラインは、青空の下を我がもの顔で走り、どこでも目立つ存在だった。
あのね…赤は先生も私も大好きな色なんだけど、目が眩しくなるほど赤々しい赤だった。
日産に引き取りに行きながら、店の前で私たちの到着を心待ちしていたスカイラインを見て、先生一瞬言葉を呑んだ。
そして静かに「赤いなぁ~」「本当に赤いなぁ~」と、かなり照れながら独り言を繰り返し唱えていた(笑)
新車を迎えに行くのは、私にとって初めての体験だった。
車は機械というジャンルに属するのかもしれないけれど、目が合った瞬間、ちょこっと恥ずかしくなった。
「はじめまして、どうぞよろしく…」
握手の代りに新車用のビニールシートを剥しながら、先生のことをよくお願いしておいた(^^♪
だけど、リッター7キロ(高速道路を使わなければ、実際は6キロがいいところだろうなぁ~)と、最近、エコ使用の車が主流となっているのにも関わらず、ガソリンスタンドのお兄さんにニコニコ顔で誘導してもらえる車はそうはないだろうと思う。
まあね、ハイオクとレギュラーガソリンの違いを詳しく知らないけれど、日産の方に「どちらでも良いですけど…」と言われつつも、ガソリンキャップの横に『ハイオク使用』と書いてあるじゃない、そうなるとハイオクを入れるよねぇ~。
海沿いの街を一通りドライブして、夕方ホテルにチェックイン。
お腹も空いたけれど、なんといっても運転があるからお酒が飲めない。
でもドライブはしたい。
この二つをクリアする為に、今回、宿の予約をしたのだけれど、普段なら私が運転して先生に飲んでもらうところどうも先生は赤い車に取り付かれてしまったようで、お酒が飲みたいとドライブ中一度も言わなかった。
休日の先生にお酒を飲まさず済ませられる人など人間界にはいないだろうね~。
もちろん私は悪魔タイプなので、先生にいっぱいお酒を飲ませてしまいますが…(~_~;)
お酒も少し控えないといけない年齢かもしれないよね。
先生にはいつまでも傍にいて欲しい。
これだけはどんなに我侭だと言われても、幾つになっても言い続けたい。
一人は気楽だよね。
物が溢れていれば、多少の寂しさを忘れさせる道具さえ見つかるかもしれない。
だけどね、先生は一人きりだからね…、代わりが居ない人だから手離したくないんだよね。
愛は素朴で美しい。
確かにそういう部分もあるかもしれない。
でもこの年になると美しいものを泥臭くしたくもなる。
まあね、あえて泥を付けなくても、日々洗練させていきたいと思うようになった。
私は人を縛ったことが一度もない。えへへ、縛られるのは好きだけど…(笑)
おいおい、そうじゃなくって!!! 人の自由を奪おうとしたことが一度もない。
それは何故か?…子供を育てた今となればわかるよね。
私は貴方のことをこれほど愛しているのに…と自信を持って言えなかったからだと単純に思う。
えへへ、本当はね、自信がある無しの問題ではなく、一生懸命さに欠けていることに気付いていたからかもしれない。
「お前、俺のこと本気で愛しているか?」と聞かれたこともなかったけれど、若い頃、こんな恥ずかしいことを面と向かって聞いてくれるような人と出会えていたのなら、きっと私は幸せになれただろうと思う。
でも、見渡す限り居なかった。
まあね、そうそう居るわけないよね、…居たら高慢ちきな男だろうからね。
※注意 高慢ちきと書いて、先生とは読まないよ(^^ゞ
でもね、先生は常に愛を催促してくれる。
ちょこっとでも手を抜くと、すぐに機嫌が悪くなる。
だけど、そんな大人の我侭が心地良い。
人間ってね…特に年を取るとかなぁ~???
存在を求められることで満たされる生き物なのではないか?と思うようになった。
えっ!?、今更~と言われてしまうかもしれないね。
私は人と一緒にいて心地良いと感じる機会が少なかったように思う。
それは友達であれ、恋人であれ、ましてや家族であっても、一人に勝る充実感を得ることはできなかった。
いつもどこか緊張していたし、批判的になりがちだった。
もしかしたら相手に依存することを恐れていたのかもしれない。
それは二人から一人になることを恐れてのことではなく、この人とは二人になれないことを悟ることが怖かったのかもね。
「二人で一人だね…」
このところ使用される頻度が高い私の台詞です。
最近、二人して戸惑ってしまうことも増えてきた。
特に最新の機械物となると、若い人の順応速度に着いていけない。
きっと、これから先は二人で力を合わせないと、一人前のことができなくなる時がくると思う。
だけど、先生が傍にいれば私はちっとも怖くない。
旅は道連れ…世は情け
互いの存在を支えに歩けば、どこまでも歩いていけるような気がします。
美月
sanさんへ
いつもながら、切ない気持ちを書いてくれてありがとう。
誰かに話すことで落ち着くこともあれば、少しずつ整理していく中で見えてくるものに寂しさを感じることもあると思います。
好きな人を思い続けながら、いつの日かの幸福(夢)を待つ身は辛いですね。
>最初の助手席乗れるのですか?良いですね
えへへ、sanさんのそういう感覚、荒井由美時代の恋の歌が思い出されて好きです(*^^)v
助手席から眺めた空は、曇りのない青い空でした。
幾つになっても、あの頃の感性は変わらないのかもしれません。
先生と一緒にいると、年を忘れてはしゃいでしまいます。
二人の年を足せば100歳越えなんですけどね、でも若い人にも負けないほどの熱情を抱いています。
いつか灰になって燃え尽きてしまうまで、赤く赤く燃えていたい。
先生の真っ赤なスカイラインのようにね…(^^♪
美月
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