2ntブログ
2013-07-20

ひねくれもの

子供の頃、よく嘘をついた。

それは大それたものではなく、他人にすれば嘘でも本当でもどちらでも良いことだと知りつつも、必死になって嘘をついた。

「私は寂しくないし、悲しくもない」と…。

美月
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2013-07-22

ご心配おかけしています

私は本当にわがままな性格だと思います。

ブログを開けたり閉じたり…、何度したかなぁ~?

その時、その時、感じた想いが消える寂しさを今は実感しています。

先生と出会ってから毎晩のようにやり取りしてきたYahooメールは、もう先生の手元にありません。

日常会話はLINEでのやりとり…。
LINE(アプリ)も削除されてしまい、私の連絡先を先生は持っていない。

先生の固い決意を知り、今は何も考えることができず、時間の流れを遠くから眺めています。

美月

SANさんへ

こんな時、何を言って良いのか?わからないですよね。

その気持ち、十分すぎるほどわかります。

だからこそ、声をかけてもらえたこと、とてもありがたいと思っています。

>男の人は、奥様を女の人を、家事をしてくれる家政婦のように割り切れるところがあるかもしれません。
先生は違うかもしれませんが、悲しいかな・・・いつもそばにいて、生活の中で常に一緒にいなければ意味のない存在なのかもしれませんね・・・。

はい、いつもそばにいることが大切なのだと思います。

確かに家事だけなら、家政婦さんでも良いかもしれませんよね。

この先、老いていく身です。
一生添い遂げる妻を迎えることを考えれば、家政婦さんの方が経済的にも精神的にも楽かもしれない。

それでも誰かと一緒の時間を過ごしたいと思うのは、心の安らぎを求めているからではないかと、私自身を振返り感じます。

先生は一度ならず、私のような身の重い女を選んでくれました。

ひとときであれ、愛する人に一生を預けられる喜びを感じることができて幸せです。

でもね、女というものは、いつ何時であっても愛する男の言うことを聞けなくてはいけないと思っています。

…女としてだけ生きられたらいいのかもしれませんね。
それには、あと少し時間がかかります。

>けれど、先生は美月さんにとってかけがえのない方ですよね。
いつかきっと、また・・・必ず・・・出会えること願っています。 

結果として、先生にとって私はかけがえのない存在ではなかった。

恋は女の歴史だから、過去の幸福を灰になるまで抱いて生きたくなるけれど、男の人は常に未来を読んで生きるもの。

再び同じ人と恋に落ちる確立は低いでしょうが、もう一度、巡りあえたら素敵ですね。
美月

ロザリーさんへ

いつも…何かあるたび声をかけてくれてありがとう。

一人寂しい時、人の優しさが心に染み入る。

いつもの優しさの何倍も温かく感じて、過去を振返り反省する。

私は人に優しくできただろうかと…。

>師匠… こんな時だから、師弟仲良く黄昏ていようか…寂しくても、ひとりぼっちじゃないよ。

ロザリーさん、ありがとう。

でもね…寂しい思いを共有する人は、できれば少ない方がいいよね。

その中でも私のブログに訪れてくれる人には、幸せになってもらいたいといつも思ってる。

恋することって、本当はとっても楽しくて嬉しいことだもの。

それを伝えたくて始めたブログだからね、愛する人がいる幸せは、人間の…ほんの短い生涯において、かけがえのない喜びだものね。

>俺、思うんだけど…恋愛に形なんか必要なのかな?って。
その時思った気持ちが自分の中の真実なら、それだけでいいんじゃないかな?って。

うん、そうですね。
たとえどんな恋であれ、自分の好きな人は絶対的存在なのだと思う。

だからね…先生には幸せになってもらいたい。
そう思えるのも、先生との出会いがあったからだと思うんだよね。

>おもう存分涙して…涙が枯れたら、何かが見えてくるかも知れない。
こんな夜は、夜風に吹かれながら…ただ黙って星を眺めていたい…

今ね、何かが喉に引っかかっているみたいな感じがする。

でも、それが異物なのか?もともとの体の一部なのか?わからない。

取ってしまうとどうなるのか?…自分でも想像がつかないんだよね。

だから怖い…。

現実を見つめる勇気が貯まるまで、しばらくは思い出の中に身を沈めていようと思います。

追伸…
『いっそセレナーデ』を聞きながら夜空を見上げれば、月が滲んで揺れて見えました。
美月
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2013-07-24

過ぎ去るは懐かしい思い出

昨日の仕事は、一番最初にお邪魔するお客様の都合もあり、いつもより早く家を出なければならなかった。

涼しいうちの仕事は楽なようで、お昼近くになると夏の日長さを改めて感じてしまう。

それでも私は夏が好き。

炎風に身を焼かれ、重暑に押しつぶされそうになっても、ふと青い空を見あげると心が青く涼んできて、心亡くした時間には、決して見ることのできないものが見えてくる。

空には真っ白い大きな生き物達が次から次へと現れて、まるで紙芝居を見ているような気分になる。

ドン!ドン!ドン!

と、高らかに太鼓がなる。

次は誰に逢えるんだろう…と期待しつつ、物語も終わりに近づいていることを察すれば、ヒーローの登場さえ寂しく感じた子供の頃。

雲と共に過ぎ去るは懐かしい思い出の数々…、愛した人はもういない。

美月 


まあやさんへ

まあやさん、励ましの言葉、ありがとう。

そして…未来に二人の幸福な姿を描き、そして願ってくれてありがとう。

最近、タバコを止めた当初のことをよく思い出します。

私はタバコを愛して止まなかったので、別れるのは本当に苦しかった。

吸いたくて泣くというより、もうお別れなのか?と想うと寂しくて切なくて…。

「なんで止めようと想ったの?」

そんな理由ばかり、何度も何度も自分に問いただしました。

(いつまでも先生の傍にいたいから…)

そう答えると心は落ち着き、正気を取り戻すことができた。

幸福度数を天秤にかけて計るつもりはないけれど、明るい未来の為に今を捨てる覚悟が必要な時がある。

何に執着を持つことなく、過ぎた時間を潔く断ち切る勇気がなくては今を生きられない時もある。

長年、先生の生き方に接してきて教えられたことでもあるけれど、私にはとても厳しい言葉に聞こえた。

先生と過ごした記憶を全て抱いていたいけれど、この先、年を取るたびいろいろなものを少しずつ忘れてゆくような気がする。

それが先生の望みであるなら…私の記憶も天に差し出そうと想う。
美月


ロザリーさんへ

当たり前のことですが、札幌の夜にも月はお邪魔するのですね。

ロザリーさん、いつも優しい言葉をありがとう。

まんまるいお月さまを見上げながら、先生もこの月を観ているだろうか…。

いつもなら「先生、月が綺麗だよ」と、気付いているだろうことをさも厚かましくメールしていたのに、先生の目に月が映っていることさえ確認することができない現実が憎くたらしい。

逢いたい…

そう何度もつぶやきながら、月に浮かぶ愛しい人の面影をいつまでも追いかけました。

女はね…恋に落ちると弱虫になってしまうんだよね。

どんな強がりだって、好きな人にいつも傍にいて欲しいと思ってしまう。

本当はね、なんでも一人でできるんだよ。

だって今までそうして生きてきたんだもん、一人でなんとかしなくっちゃ、そればかり考えてきたんだもん。

世の中には大勢の人がいるけれど、頼れる人はほんの少ししかいない。

「お願い、私を救って…」と心を曝け出していえる相手はもっといない。

今日が切ない日は、明日に希望をかけてみるけれど、あまりに切ない今日が続いてしまえば、何を希望しようとしていたのかさえ忘れてしまう。

未来の扉は自分の手で切り開かないと開かないことくらい誰だってわかってる。

…わかっていることがわからなくなってしまうことに、恋を失うことの重さを知ることになりました。

本気で愛した人を忘れられるわけないよね。

未練だとわかっていても、相手のことが気にかかる。

それでいいんだよね。

人間はカレンダーのように捲ったら消えてしまう紙切れとは違うもん。

後悔したり、悩んだりするけれど、その時、その時、一生懸命恋をするのが女だもん。

後になってね…

「バカだったなぁ~」と恥ずかしく想うことが多ければ多いほど、一途になれたんじゃないのかな。

(私には大好きな人がいます)

…そう、誇らしくいえる心をいつまでも持ち続けたいと思っています。

美月
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2013-07-25

読んでくれてありがとう

私があと少し幸せなら もっと優しくなれるかな…。

決して不幸ではないんだけどね…

いつものように朝が来て、そして静かな夜が来る。

それにね、私が何か話せば、自分のことのように悲しみ、励ましのお便りをくれる人がいる。

顔の見えない関係だけど、言葉が心を重ねてくれているんだね。

読んでくれてありがとう。

美月

SANさんへ

SANさん、心配してくれてありがとう。

>美月さんの体調が心配です。
正直、どんな言葉を伝えたらよいのか解りません。
ごめんなさい。

はい、体調を崩さないよう気をつけているので大丈夫です。
挫けそうになるとね…、車を運転しながら大声で失恋ソングを唄います(^^ゞ

まずは認めるところから始めないとね、いじけちゃうけど、事実は事実として受け止める。
それも本気で恋した代償だからね。

いい加減な恋なら、悩んだり苦しんだりしない。
だって出会いと別れは常に隣りあわせだもん。

だから…悲しくて嬉しい、寂しくて愛しい。
40過ぎて、そんな恋ができて、本当によかったと思ってる。

出会いは確立かもしれないけれど、こんな風に恋する自分に出会えたのは奇跡だと想う。
世の中に絶対ってないんだなぁ~って、本当に想ったもん。

sanさん、大丈夫かな…。

食欲がでないのはわかるけれど、ご飯は食べてくださいね。
ううん、ご飯が無理なら、好きな物だけでもいいから口にしてね。

お酒は楽しく飲むならいいけれど、悲しいお酒は未練ばかりが募ります。

それにね、SANさんが悲しんでいるのを喜ぶ人はいないと思います。
連絡の途絶えた彼でさえ、一度は心を交わした女性の不幸を望む人などいないと思います。

私は、そう想うようにしています。
たとえそれが真実でないとしても、音信の途絶えた私には伝わりません。

だからね、先生には足長おじさんになってもらいました(^^♪

もちろん空想世界のお話ですが、誰にうそぶくことなく、自分をちょっぴり勇気付ける為なら、このくらいの誤魔化しは許してもらおうと思っています。

>好きな人の事を無理をして忘れることはできないけれど、思いは美月さんの中で生きています。
時間が過ぎるように、生きてください。
私は、美月さんを尊敬しています。

うん、ありがとう。
尊敬をいただけるほどの人間ではありませんが、泣いてばかりいると楽しかった時間まで霞んでしまうような気がして辛くなるので、少しずつ顔を上げて明るい光を探してみようと思っています。
美月
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2013-07-26

蝉の声

蝉の声

「人は生まれ変わるのかしら…?」

いつもは物静かなお客様が、緑茂る景色を遠めに眺めて呟いた。

「○○さんは生まれ変わりたいのですか?」

通り過ぎた時間を労わるように、優しく、そっと尋ねてみる。

「ううん、一度きりでいい」

人は、蝉の一生に生きることの儚さを探そうとするけれど、

彼女の言葉をかき消すように、蝉が揃って鳴きだした。

僕達は今を精一杯に生きていると…

美月
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プロフィール

美月

Author:美月
今年の夏で49歳になります。
月日の経つのは早いもので、不倫愛歴七年目を迎えました。この出会いに感謝して、灰になるまで恋を…と願っています。

幼い頃から月に心惹かれ、今では月が心を映す鏡となっています。こんな月マニアの私の為に、愛する人が「美月」と名づけてくれました。いつまでも大切に使っていきたいと思います。

ようこそ…
「灰になるまで恋を…」にお越しくださいましてありがとうございます。当ブログは不倫愛・性に纏わる内容が含まれております。18才未満の方、不倫、性的内容を好ましく思われない方の入場は、ご遠慮願います
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