灰になるまで恋を・・・FOREVER 2012年05月20日

2012-05-20

便利な世の中

先生と私、平日は毎日のようにメールのやり取りをしてる。
でもここ数日、通信回線が不安定な状態なのか？先生からの携帯メールが思うように届かなかった。

それでも先生は別の手段で連絡をくれて、先生の身に何もなかったことを知り安心したけれど、当たり前のように使っていた通信機能が使えないと不便を感じるものだよね。

昔は携帯なんてなかったんだけどね。

と言うと子供たちに年寄り扱いされるけれど、「もし？あの頃、携帯があったら、今頃どうなっていたんだろう？」と、昔の恋話とセットにして、携帯の無限性を視差して話してくれる人もいる。

それでは今、携帯が普及している世の中で、別れ話が少ないか？と言えば、メール一通で終ってしまう恋もあるよね。

それだって送られてくるだけまだマシで、下手をすればメールアドレスを変更されて、始めて恋が終ったと気付くことだってあると思う。

だけど、それはあまりにも寂しいなぁ～・・・。

私は蓮距離恋愛には向いていないと思うんだよね。
と感じるのも、先生と出会ってからなんだけどね（*^_^*）

今でも先生に逢いたい気持ちが募ると、逢いにいっちゃおうかなぁ～と思ってしまう。
好きな人に逢いに行く時ってね、嬉しくて、恋しくて…それでいてちょっぴり緊張してしまう。
一駅ごとに目的地に近づくたびに、緊張が喜びに変わってきて、逢えた時には嬉しくて抱き付いてしまいたくなる。

昔、携帯の無い時代は待ち合わせをしても、絶対に相手が来ると信じて待っていられたよね。
約束の時間が過ぎれば、何かあったのではないか？と相手の身を心配しながら、それでも来ると思って待っていた。
今思うとね、駅に置かれた伝言板に悪戯をする人はいなかったような気がするし、「先に行っています。●時●何分」などと書いてると、他人事ながら「早く逢えるといいね！」と思ったりした。

先生からメールが届かなかった時間、先生のことだけを思って待っていた。
出張続きだったけれど、メールができないのは先生の身に何かあったのではないか？

事故？それとも病気？…先生にとってよくないことばかりが浮かんできた。
そうなるとね、メールが届く届かないより（通信障害）、先生が無事でいてくれたら、それだけでいいと思ったよ。

先日亡くなったおでん屋のお母さんから戦争の話を聞いたときに、戦地に行った人の安否確認ができない辛さを
話してもらったことがある。

毎日、毎日、郵便が届くのを待ったんだろうね。
郵便屋さんも、たった一枚の葉書の重みを感じながら、雨の日も風の日も配達してくれていたんだと思う。

今、郵便屋さんに行きあっても、心から「ご苦労様」と言えていないかもしれないなぁ。
反省するべき点は、受け取る側にもあるよね。

昔なら、便りがないのは元気な証拠といったものだけど、今はね、逆の意味合いになってしまうのかなぁ～。
でも昔も今も、愛しい人を思う気持ちに変わりはないよね。
美月
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プロフィール

Author:美月
今年の夏で４９歳になります。
月日の経つのは早いもので、不倫愛歴七年目を迎えました。この出会いに感謝して、灰になるまで恋を…と願っています。

幼い頃から月に心惹かれ、今では月が心を映す鏡となっています。こんな月マニアの私の為に、愛する人が「美月」と名づけてくれました。いつまでも大切に使っていきたいと思います。