灰になるまで恋を・・・FOREVER 2012年05月18日

2012-05-18

何度も何度も…

先生は先週から忙しく各地を訪問しています。
先生は旅が好きだから会社にいるよりは楽しいだろうけれど、仕事で、まして時間に追われながらの移動は大変だよね。

今は頭も体もとっても忙しくしてる。
先生のことだから、何でもできると思っているんだけど、世の中って不思議なもので出来る人ほど荷も重くなるでしょ・・・。
だからね、先生が疲れてしまわないか？いつも心配してる。

「人間はそんなに簡単に死なないよ」

先生はいつもそういって安心させてくれるんだけど、でもね、先日、亡くなったお母さんのことを思い出すと、とても怖くなるんだよね。

お母さんはね、絶対にお父さんに会えたと思うから心配はいらないの。
ある意味、死も幸福のような気がして・・・そう思えるほど、お母さんは後悔の少ない人生だったと思ってる。

でも先生は欲張りだから、まだまだいっぱいやりたいことがあって、やりたいことを残して死ねないと思うんだよね。
だけどね、世間を歩いていると、本当に突然に、この世からすぅ～と居なくなってしまう人も沢山いるんだよね。

私の母は、父のことをいつも気にかけてきた。
父が居なくなったらどうしようって、それはそれはしつこいくらいに言っていた。

「お前は俺を先に殺す気か！」と父は笑っていたけれど、でも母が先に死んじゃったしね。

他人様のことであれば、「そういうことってあるんだよね！」で済ませてしまうことも多いんだけど、身近な人のことになると、そう簡単には割り切れないよね。

だからと言ってね、父が先の方が良かったという訳ではないんだよ。
二人一緒だったら良かっただろうなぁ～・・・なんて思ったりしたこともある。

でもね、二人を同時に亡くしてしまったら一人分より寂しいのかなぁ～と思うと、そうじゃないような気もしてね。
それはいまだによくわからないんだけどね。

だけど、先生のことを思うと、あまり心配すると逆に迷惑になると思いながら、やっぱり言わずにはいられない。
先生、五月蝿いと思うだろうけど、でもね、先生のことが好きだと何度も何度も言いたいんだよね。
美月

PS…
「私が先生のこと、どれくらい好きか知らないでしょ！？」

「あのね、知らないから、そんな意地悪が言えるんだよ！」

と言うと、先生はまた意地悪で返して来る。

「それは傲慢だろう…」

「私が貴方を好きな分だけ、貴方も私を好きになって…と言ってるとしか思えない！！！」

えへへ！先生そうじゃないよ。
だってね、私ほどは好きになれないと思っているもん。

私にも一つくらい先生より長けているところがあっていいでしょ！？
後はなにもないのだからね…（*^_^*）

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プロフィール

Author:美月
今年の夏で４９歳になります。
月日の経つのは早いもので、不倫愛歴七年目を迎えました。この出会いに感謝して、灰になるまで恋を…と願っています。

幼い頃から月に心惹かれ、今では月が心を映す鏡となっています。こんな月マニアの私の為に、愛する人が「美月」と名づけてくれました。いつまでも大切に使っていきたいと思います。