灰になるまで恋を・・・FOREVER 2012年04月

2012-04-21

荒野の暴れ馬

昨夜、先生からもらったメールには、私に惹かれた理由が「荒野を走る荒馬だったから…」と書かれていた。
明らかに褒め言葉ではないと思いつつ、それが率直な意見なのだろうなぁ～と思った(^_^;)

でもねぇ～、何も先生のような人が、あえて荒馬に乗らなくてもいいような気がするけれど、でもフェラーリーとポルシェのエンブレムは跳ね馬だからね、私もいつかは天に駆け上がってやろうと思ったりする(*^^)v

さて、最近の私はどうだろう？
う～ん、カローラになってしまっているかもしれないなぁ～。

誰もが乗りこなせる車というのは、人に対して受けが良い。
まあね、そこまで万人受けしていないにしても、エンジン音はかなり大人しく響いている。
そうなると、そのうちエコカー（減税対象車）になってしまうかもしれない。

「ぜひ、そうなってください…」と願う人が多い中で、先生はもっと暴れろと煽ってくれる。
そうなると、ランボルギーニの方が似合っているかもね。

だけど、猛牛になるのはどうかなぁ・・・。
そうなったら闘牛場送りになるだろうけれど、同じ刺されるのなら、カルメンのように自由のままに従いたいよね。
美月
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2012-04-23

振返れば…（お返事を兼ねて…）

とても光栄なコメントを頂いた後になんですが…実は昨日（一日ですが…）先生と喧嘩していました。
喧嘩だったのかなぁ・・・今になるとね、私独りが大騒ぎしていただけで、先生は冷静だったのかもしれません…。

８年の間には大喧嘩したことも何回もあります。
なんといっても先生は気が短い、それに頭に血が上ると手が付けられなくなってしまうのが、私の悪いくせです。

こんな二人が一緒にいるのだから、「喧嘩は朝飯前」くらいに思っていた方がいいのかもしれません。

妬いたり拗ねたりも散々したし、今もくだらないことでキィキィしてしまいます。

だって…会社に行けば大勢の女性がいるでしょ！？
それに同じ仕事をしていれば、共通の話題も多いし、親しみやすい環境にあるわけだし…。

妄想は広がるばかりで、あまりにも馬鹿馬鹿しいことで拗ねていると、先生の脳みそは固まってしまうようで起動停止してしまうこともあります。

先生が私と一緒にいて幸せなのか？
そう思ったこと、そういえばなかったかもしれません。
先生のことを思わない日はないけれど、思う気持ちが強すぎて、先生の心まで読む余裕がなかったのかなぁ。

殴り合いの喧嘩もしたし、迷惑はかけるし、心配させてしまうし…、それにね、突然、会社まで逢いに行ってしまったり、大泣きしながら先生のことを追いかけて街を彷徨えば…はあ～、今思い出しても不倫のルールに素直に従えないことばかりで、私が男ならこんな危険な女はお断りです。

不倫ってね…、先生と出会うまでは、お互いの心の隙間を埋める関係だと思っていた。
それが関係継続の条件であるなら、心隠して平常心を装うものだと思っていました。

だけどね、先生と出会ってから、その考えが変わりました。
隙間の深さは、全体の広さよりも大きなものであると思ったら、真っ正面からぶつかっていかなければ見えないものがあると感じました。

ぶつかりあってまでも、その人のことを知りたいか…。
それともお互いの心を隠したまま、楽しい時間だけを共有する関係で満足するべきか…。

なぁ～んて書くと、ちょこっと賢そうな感じがするでしょうが（笑）、実は私は何も考えることなく、「先生が居ればどんなことだって大丈夫！」だと呑気に構えていただけかもしれません。
ううん、今も同じだなぁ・・・恥ずかしい(^_^;)

でもね、喧嘩の度に先生の心を知ることが沢山ありました。
喧嘩してもね、嫌な思い出として記憶されていないのは、その後に嬉しいと感じることが残されているからだと思いました。

私は８年間を長い時間だと思ったことはありませんが、いつも思い出すのは、最初に逢った時の先生のこと。
通り過ぎた時間の中で色々なことがあったけれど、今も思いは出会ったままの頃と同じように、先生に憧れを抱いています。
美月
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2012-04-24

任務延長

４２歳で出会った当時から、私は中年世代に入っていたのだと思う。
特別、自分の年齢を意識することもなかったけれど、浮かれている年齢でもなかった。

まだ美魔女と呼ばれる人も世の中に浸透していなかった４０代始めに、恋ができるだけでもめでたいことだと思っていた。

でも恋というのは年齢を問わず順序立てて進むもので、女性ホルモンが活発化するのか？恋に落ちると美しくなりたいと思う気持ちが強くなる。

例えば鳥なら雄の美しいアプローチを真似てみたいと思うだろうし、雄とは違う雌の良さを一つでも多く発揮しようと思うものかもしれない。

前置きが長くなったけれど、４０代半ばで先生から任命されたことがある。

「五十になっても女で居ること」

女というのは生物学的分類ではなく、性的に男を欲情に導く女であること。

女としての魅力を維持したまま、美しく年を取るのは大変難しい課題だと思った。
なんといっても未来は経験していないことだらけの未知なる世界だから、想像と異なることも多々あると思う。

それでも先生の命令は絶対なので、任務遂行の為には日々精進しなければならないよね。

だけどね…甘えが出ちゃうのも人間の可愛さだから、月日の経つのを穏やかに見送ったりしたくもなる。

でもこのままではウサギとカメのウサギさんになってしまうと反省した昨年の暮れから、エアロビとヨガを始めた。

先日、体育館に行った時に健康カードを見て、初めて訪れた日を確認したら、１２月４日だったことを思い出した。

今思えば一年で一番忙しい月から習い事を始めるなんて、タイムリミットに焦りを感じていたのかなぁ～(^_^;)

初日にインストラクターさんに、「綺麗にならなくちゃいけないから頑張ります」と恥ずかしい本音を暴露してしまったのも、ウサギの冷や汗だと思ったら可笑しくて、血圧を計りながら大笑いしてしまった。

あれから４ヶ月が経って、少しずつ体にも変化が現れてきた。

今年の８月を迎えれば二人揃って５０歳になるのだけれど、５０歳を目の前にして任務延長命令が出た。

「６０歳になっても男を魅惑する女でいること」

ええぇ～！普通であれば老化の進行も早まる年齢なのだがら、期限はなるべく細かく区切り、せめて５上がりで来るだろうと思ったら、５５歳は軽く飛ばして６０歳まで延長しろとは…。

ゴールド免許だって５年で更新だよね、それも以前の課題よりも要求が高くなっているし…おいおいっ(^_^;)

お洒落をするのは元々好きなことだから、ちっとも苦にならないけれど、未来予想図IIではないけれど、きっと何年先までも先生のことを思っている私がいるけれど、その頃の私がどんな私なのだろうということは想像できない（笑）

だけどね、大好きな人に希望を告げられるのってとっても嬉しいことだよね。

「お前は今のままでいい…」と言ってもらえるのも嬉しいけれど、恋する女は魅せたいことがいっぱいに溢れてくるから、どれを選んでいいかわからない。

だからね、「これ見せて…」と一つ取っ掛かりを貰えると、連鎖反応で色々なことが思い浮かんでくる。

化粧をするにしても、洋服を選ぶにしても、愛しい人に逢いに行く為に身だしなみを整える時間は、女にとって楽しみの一つでもあるしね。

だって支度をしている間、頭の中には先生が離れず、一緒にいてくれるんだもん。
そりゃあ～嬉しくて浮かれちゃうでしょっ(*^^)v

こんなことを思えることが楽しいんだよね…。

女性に楽しみを与えてくれるのが男性の魅力じゃないかなぁ～。
任務延長…心してお引き受けいたします。
美月
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2012-04-26

先生に逢いに行きました

昨日は先生に逢いに行きました。

本当は木曜日に逢う予定をしていたのですが、先生の仕事も穏やかで、私の仕事の手も空いたので（空かせた？）、昨日逢う事になりました。

それも先生、会社を早退してきてくれたし…(^^♪
少しの時間が空いたら、その時間を私と過ごしてくれるようと考えてくれる気持ちが嬉しいよね。

好きな人に逢いたいと思われることが、女には何よりも喜ばしいことだと思うんだよ。
どんなことより嬉しいと思うんだよね。

昨日の帰り道、駅のホームで小さくなる先生を観ていたら、ずっと同じだったと思った。

ダメなんだよねぇ～・・・映画のワンシーンではないけれど、今ある幸せと思い出の中にある喜びのシーンが頭の中で重なり合って映像化されてきて涙がでちゃう。

一緒に居る時間も長くなると、どこを切っても先生との思い出がいっぱいあるでしょ。
思い出を語るにはまだ早いと言われても、勝手に浮かんできてしまうのだから仕方ないよね。

だから心の隙間が生まれる暇がないのかもしれないなぁ～、猫まっしぐらだもん。
先生は頭の良い人だから、猫の扱いも上手いのかもしれないけどね(^^♪

先生と行った居酒屋でサザエのお刺身を注文した。

先生が最初に食べた。
次に私が箸をつけて口に運ぼうとしたら、「硬いから歯に気をつけて食べろ！」と言われた（笑）

先生がサザエを噛んでいる音が「こりこり」と聞こえていたから、最初から気をつけて食べるつもりだったけれど、あんまりにも真剣な顔をして忠告してくれるものだから、可笑しくて大笑いしちゃった。

だけど、それほどおばあさんじゃないよねぇ～(^^)v

帰りの電車の中で、そういえばこんなこと、今まで何度もあったなぁ～と思い出したよ。

それにね、いまだにエスカレーターに乗る時は、ぐっと腕を捕まれて左側に列をなすように動かされちゃう。
電車に乗れば必ずと言っていいほど、「静かにしなさい…」と注意されるし、それも人に聞こえる音量で言うんだもん、誰が観たって可笑しな風景だよね。

そうなんだよねぇ…私ね、先生と一緒に居ると、可哀想な人に思われてしまうことが多いみたい。

（可哀想に…）

「みんながそう思っているぞ」
…と先生は言うけれど、「私はちっとも可愛そうじゃないよね！？」と尋ねると、「俺のことを可哀想だと思ってるんだ！」と怒った後、がっかりして首を落としちゃうし…(^_^;)

まあね「そんなことない！」とここで反論すると、今までご迷惑をおかけしたことを一つ一つ丁寧に持ち出して大騒ぎするだろうから、こんな時は私が大人になって静かにしてる(^_-)-☆

だけど、こんな馬鹿馬鹿しい話…めったにないよねぇ～。
こんな毎日を飽きずに八年も続けているのだから、私達はよほど気の合う愉快なコンビだと思うんだよ。
美月

先生へ…

「お前が年を取ったら…」

いつもそういって、先のことを心配してくれているよね。
あまりに遠い未来の話をすると鬼も笑えないと思うけれど、でもね、私はとっても嬉しいと思ってる。

あのね、先生に心配されることが嬉しいんじゃないよ。
私はこれでもしっかりしている方だと思ってる。
だけどね、長生きすればするだけ、いつまでも先生の傍にいられると思うと嬉しくなる。

まあね、姥捨て山に捨てる機会をいつにしようか？思案しているだけかもしれないけれど、私が姥になる頃には、先生の足元も覚束なくなっているでしょ（笑）

山は上るより下る方が危険が大きい。
お爺さんになった先生を独りで里に帰すのは心配だから、その時は私が先生をおんぶして山を下りるから安心していてね(*^^)v。

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2012-04-28

３年前と今…

以前、先生に撮ってもらった写真の整理をしながら、三年前と今ではやっぱり差があるなぁ～と改めて老いを感じてしまった。

（これはいけない！！！）
ううん、これではいけない…の間違いです。

別にね、年をとることが嫌なんじゃないんだよ。
先生と一緒に年を数えて暮らしたいし、先生と過ごした時間の分だけ年数が増えていくのだからね。

だけどね、それを全面的に押し出して、自分を肯定してはいけないよね。

でも…先生は出会った頃とちっとも変わっていないような気がした。

この前、髪の毛が薄くなったと言っていた。
確かにそう言われると多少は薄くなったようにも思うけれど、でも元々髪の毛の量が多いから、ちょうどいいような気もする程度です。

それにね、先生に中年太りはないしね、ホント羨ましい(^^ゞ

だけどね、先生のしなやかな姿が私の励みだから、明日からまた頑張ろうと思います。
美月

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