2011-11-10
ありがとうの積み重ね
やっぱり暦どおり寒くなってきた。
朝起きるのも嫌だし、なぜ?こんな思いをしてまで起きなくてはいけないのか?と思ってしまう。
そう思いながら今朝を迎えて、先生から「おはようメール」をもらえば同じようなことが書かれていた。
でもこれは誰もが思うことであって、決して先生と私が仲良しだから意見が合ったということではないよね(笑)
先生のメールには、朝の寒さが厳しい冬は始業時間を遅くするのが良いと書かれていたけれど、普段が毎日の繰り返ししかない今ならそれもいいけれど、私が先生に逢えることを考えると、仕事なんて一分でも早く片付けてしまいたいと思う。
だけどね、楽しいことがないと、なんとなくダラダラしちゃうんだよね。
夕方遅くにお客様の家を探しているうちに道に迷ってしまった。
まあ方向音痴はいつものことであるけれど、なんとか辿り着いて仕事をこなした後に、ふと立ち止まり先生と出会う前の今頃の季節のことを思い出してた。
なんとなく憂鬱な気持ちでため息ばかりついていたなぁ~ってね。
恋に現実逃避する気力もなく、それでいて今の私のことを知らない人と、本当の私に戻って話してみたいと思ってた。
でも愚痴は言いたくなかった。
泣き言も言いたくなかった。
言えばね、自分を否定することになるでしょ!?
今の自分を否定したら、全てが消えてしまうようで怖かったのかもしれない。
その反面、全てを消してしまいたかったのかもしれないね。
だけどね、逃げ場が欲しかったのでなく居場所が欲しかったのだと、先生の傍にいるうちに思うようになった。
不倫は悲恋なのかもしれないよね。
でもね、私は悲しみよりも深い安らぎをこの場に感じてる。
受け入れる心と与える心…。
お釈迦様のポーズにもあるけれど、二つの心をバランスよく保てれば、人の心は穏やかになれるんだよね。
そう思えるのも先生のおかげだと思ってる。
何度もの「ありがとう」の積み重ねがあって、今日の幸福があり明日への希望となるんだね。
美月
朝起きるのも嫌だし、なぜ?こんな思いをしてまで起きなくてはいけないのか?と思ってしまう。
そう思いながら今朝を迎えて、先生から「おはようメール」をもらえば同じようなことが書かれていた。
でもこれは誰もが思うことであって、決して先生と私が仲良しだから意見が合ったということではないよね(笑)
先生のメールには、朝の寒さが厳しい冬は始業時間を遅くするのが良いと書かれていたけれど、普段が毎日の繰り返ししかない今ならそれもいいけれど、私が先生に逢えることを考えると、仕事なんて一分でも早く片付けてしまいたいと思う。
だけどね、楽しいことがないと、なんとなくダラダラしちゃうんだよね。
夕方遅くにお客様の家を探しているうちに道に迷ってしまった。
まあ方向音痴はいつものことであるけれど、なんとか辿り着いて仕事をこなした後に、ふと立ち止まり先生と出会う前の今頃の季節のことを思い出してた。
なんとなく憂鬱な気持ちでため息ばかりついていたなぁ~ってね。
恋に現実逃避する気力もなく、それでいて今の私のことを知らない人と、本当の私に戻って話してみたいと思ってた。
でも愚痴は言いたくなかった。
泣き言も言いたくなかった。
言えばね、自分を否定することになるでしょ!?
今の自分を否定したら、全てが消えてしまうようで怖かったのかもしれない。
その反面、全てを消してしまいたかったのかもしれないね。
だけどね、逃げ場が欲しかったのでなく居場所が欲しかったのだと、先生の傍にいるうちに思うようになった。
不倫は悲恋なのかもしれないよね。
でもね、私は悲しみよりも深い安らぎをこの場に感じてる。
受け入れる心と与える心…。
お釈迦様のポーズにもあるけれど、二つの心をバランスよく保てれば、人の心は穏やかになれるんだよね。
そう思えるのも先生のおかげだと思ってる。
何度もの「ありがとう」の積み重ねがあって、今日の幸福があり明日への希望となるんだね。
美月
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- 電車が止まってる (2011/11/10)
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2011-11-10
電車が止まってる
先生に会いに行くのに、途中駅で電車が止まってしまって動かない。
止まってしまえば快速電車も意味ないよね。
車内アナウンスは、ポイント点検中だと繰り返してる。
同じことの繰り返しで申し訳ないといいながら、同じことを言わなくてはいけない人も辛いだろうけれど、缶詰めにされて待ってる人には通じないんだよね。
早く先生に会いたいのに…。
身動きできないもどかしさに負けてしまいそう。
止まってしまえば快速電車も意味ないよね。
車内アナウンスは、ポイント点検中だと繰り返してる。
同じことの繰り返しで申し訳ないといいながら、同じことを言わなくてはいけない人も辛いだろうけれど、缶詰めにされて待ってる人には通じないんだよね。
早く先生に会いたいのに…。
身動きできないもどかしさに負けてしまいそう。
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theme : ★☆灰になるまで恋を・・・★☆彡
genre : アダルト
2011-11-10
戻り道
先生のもとに向かう電車ではなく、自宅に戻る電車を待っている。
どちらにしても待っていなくてはいけないんだね。
誰のせいでもないよね。
仕方のないことだよね。
だけどね…急に力が抜けちゃった。
先生は電車が止まっているとわかっていながら、東京まで来てくれたのに…。
今日は無理だね…と私がもっと早く諦められたら、先生は満員電車で苦労しないで済んだのに…。
悪いことしちゃったな。
先生に会いたかったな…。
どちらにしても待っていなくてはいけないんだね。
誰のせいでもないよね。
仕方のないことだよね。
だけどね…急に力が抜けちゃった。
先生は電車が止まっているとわかっていながら、東京まで来てくれたのに…。
今日は無理だね…と私がもっと早く諦められたら、先生は満員電車で苦労しないで済んだのに…。
悪いことしちゃったな。
先生に会いたかったな…。
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2011-11-10
平凡も激動も…当たり前の日常なんてないんだね
やっと自宅に着きました。行くのも帰るのも一苦労でした。
三時間前はガス風船のように浮かれていたのに、今は重石になってしまったみたい。
期待が大きい分、反動も大きなものになるよね…。
先生に逢えなかったのだから楽しいわけないけれど、車内に閉じ込められていることに苦痛を感じた。
快速電車に乗っていたから、停車駅ではない最寄り駅で待機している間もドアを開けてくれなかった。
同じ電車に乗り合わせた障害を持つ男性が、長時間車内に閉じ込められたせいかパニック症状を起こしてしまい、窓から降りようとしてるのを観ていて、一緒に降りてしまおうかと思った。
彼はホームを歩く駅員さんに優しく宥められて落ち着いたけれど、しばらく経つと今度は静かな車内のあちこちで電話やメールの着信音やバイブの震えが聞こえて来た。
駅まで迎えにきた奥さんから電話をもらった男性は、事情を説明すると「何時になるかわからないから帰っていい!!!」と怒って電話を切った。
私は男性の隣に座っていたので電話の向こうにいる奥さんらしき女性の声が聞こえていたけれど、奥さんの方がもっと怒っていた。
「まったく忙しいのに…せっかく迎えに来たのにっ!!!」
ううん、本当は「迎えに来てやったのに…」と言いたかったのだろうことが、ありありとわかる口調だった。
「じゃっ!帰るからね!!!」
最後の言葉はとても強く大きかった。
斜め前の席では、若い女性が彼らしき人からの電話が鳴るたびに何度も何度も謝っていた。
「ごめんね…」
「…まだわからない」
「おい!何時に来るんだ!!!」
きっとそう聞かれているのだろうと予想できる対応をしていた。
聞かれる度に悲しそうな顔をして、車内の電光掲示板をじっと見つめていた。
彼女が謝る度ごとに、他の席でも不都合を謝る言葉が聞こえてきた。
「すみません、先に始めてください…」
「お伺いしようと思っているのですが、お約束の時間に間に合いそうもありません…。本当に申し訳ありません」
「遅れます。すみません…」
何度も同じ報告を繰り返す車内放送の合間に、「何度も同じ報告をお伝えして申し訳ありません」と車掌さんが苦しそうに言っていた。
結局、ポイント故障は改善されることなく、それから暫くして電車に動く気配があった。
修繕が思うようにいかなかったようで、別の路線を使って運行を再開すると放送があった。
彼女は放送を聴き終えると同時に、急いで彼に電話をかけた。
でも彼が電話に出ることはなかった。その後、彼女は短いメールを打った。
運行が再開される連絡を機に、今まで開かずの快速電車のドアがあっさりと開いた。
緊急にダイヤを改正するにあたり、快速特急は各駅停車に変更された。
ホームで次の電車を待っていた人を乗せる為、ドアは全開となり大勢の人が車内へと流れ込んできた。
私はそのドアを降りた。
向かい側のホームに亘り、帰りの電車を待つ間、さっき出会ったばかりの彼女の背中をずっと観ていた。
でも携帯を握り締めた手に、着信があったらしき動きはなかった。
それでも彼女は待ち合わせ場所に向かうのだろうね。
もう居ないかもしれない彼の元へ、一筋の願いを込めて向かうのだろうね。
人の恋路に割り込めるほど気持ちは穏やかではないけれど、それでも彼が待っていてくれたらいいのになぁ~と思った。
彼の姿を見つけた彼女がどんなに嬉しい顔になるかと思うと、彼女の笑った顔を想像したくなった。
きっと可愛い女性に早代わりするのだろうね。
やっと来た電車の車内は、息も出来そうにないほど込み合っていた。
もう急ぐこと必要もないのだから、この電車にどうしても乗らなくてはいけない意味もないんだなぁ…と思ったら、頑張る元気が出せなくて一台見送り次に来た電車に乗った。
自宅のある駅に着くと、改札に上がる階段では小競り合いがあり、改札口は人だかりで大騒ぎしていた。
駅員さんに詰め寄る人はあからさまに喧嘩腰だし、suicaが上手く連動しなかった人達で窓口は長い列をなしていて、並んでいる人の殆どが眉間に皺を寄せていた。
先生に逢えなかったことだけでも悲しいのに、それ以上に色んな人を観ていたら侘しい気持ちになってしまった。
人が怖いと思った…同じ人であっても、状況が変われば醜いものになってしまうからね。
こんな時、先生が一緒なら安心していられるのになぁ~一人だと少し心細くなった。
「気をつけて帰れよ」
先生がくれたメールを思い出して、こんな時こそしっかりしないと危険だと改めて思い直した。
私はたまにしか電車に乗らないので、今日のような出来事はたまたまかもしれないけれど、先生はこんな思いを今まで沢山しているのだろうと思ったら大変だなぁ~と思ったよ。
それでもね、先生の乗った電車が度々遅れて車内の空気が淀んでいる時も、先生は変わらない心で接してくれたことを思い出すと、私って小さいなぁ~と感じちゃった。
帰り道、月を眺めながらゆっくり歩いた。
今夜はまんまるお月様、先生にもこの月が見えているかなぁ~と思いながら歩いた。
月明かりが夜道を照らしてくれたおかげで、先生の顔が眩しく映って観えたよ。
美月
三時間前はガス風船のように浮かれていたのに、今は重石になってしまったみたい。
期待が大きい分、反動も大きなものになるよね…。
先生に逢えなかったのだから楽しいわけないけれど、車内に閉じ込められていることに苦痛を感じた。
快速電車に乗っていたから、停車駅ではない最寄り駅で待機している間もドアを開けてくれなかった。
同じ電車に乗り合わせた障害を持つ男性が、長時間車内に閉じ込められたせいかパニック症状を起こしてしまい、窓から降りようとしてるのを観ていて、一緒に降りてしまおうかと思った。
彼はホームを歩く駅員さんに優しく宥められて落ち着いたけれど、しばらく経つと今度は静かな車内のあちこちで電話やメールの着信音やバイブの震えが聞こえて来た。
駅まで迎えにきた奥さんから電話をもらった男性は、事情を説明すると「何時になるかわからないから帰っていい!!!」と怒って電話を切った。
私は男性の隣に座っていたので電話の向こうにいる奥さんらしき女性の声が聞こえていたけれど、奥さんの方がもっと怒っていた。
「まったく忙しいのに…せっかく迎えに来たのにっ!!!」
ううん、本当は「迎えに来てやったのに…」と言いたかったのだろうことが、ありありとわかる口調だった。
「じゃっ!帰るからね!!!」
最後の言葉はとても強く大きかった。
斜め前の席では、若い女性が彼らしき人からの電話が鳴るたびに何度も何度も謝っていた。
「ごめんね…」
「…まだわからない」
「おい!何時に来るんだ!!!」
きっとそう聞かれているのだろうと予想できる対応をしていた。
聞かれる度に悲しそうな顔をして、車内の電光掲示板をじっと見つめていた。
彼女が謝る度ごとに、他の席でも不都合を謝る言葉が聞こえてきた。
「すみません、先に始めてください…」
「お伺いしようと思っているのですが、お約束の時間に間に合いそうもありません…。本当に申し訳ありません」
「遅れます。すみません…」
何度も同じ報告を繰り返す車内放送の合間に、「何度も同じ報告をお伝えして申し訳ありません」と車掌さんが苦しそうに言っていた。
結局、ポイント故障は改善されることなく、それから暫くして電車に動く気配があった。
修繕が思うようにいかなかったようで、別の路線を使って運行を再開すると放送があった。
彼女は放送を聴き終えると同時に、急いで彼に電話をかけた。
でも彼が電話に出ることはなかった。その後、彼女は短いメールを打った。
運行が再開される連絡を機に、今まで開かずの快速電車のドアがあっさりと開いた。
緊急にダイヤを改正するにあたり、快速特急は各駅停車に変更された。
ホームで次の電車を待っていた人を乗せる為、ドアは全開となり大勢の人が車内へと流れ込んできた。
私はそのドアを降りた。
向かい側のホームに亘り、帰りの電車を待つ間、さっき出会ったばかりの彼女の背中をずっと観ていた。
でも携帯を握り締めた手に、着信があったらしき動きはなかった。
それでも彼女は待ち合わせ場所に向かうのだろうね。
もう居ないかもしれない彼の元へ、一筋の願いを込めて向かうのだろうね。
人の恋路に割り込めるほど気持ちは穏やかではないけれど、それでも彼が待っていてくれたらいいのになぁ~と思った。
彼の姿を見つけた彼女がどんなに嬉しい顔になるかと思うと、彼女の笑った顔を想像したくなった。
きっと可愛い女性に早代わりするのだろうね。
やっと来た電車の車内は、息も出来そうにないほど込み合っていた。
もう急ぐこと必要もないのだから、この電車にどうしても乗らなくてはいけない意味もないんだなぁ…と思ったら、頑張る元気が出せなくて一台見送り次に来た電車に乗った。
自宅のある駅に着くと、改札に上がる階段では小競り合いがあり、改札口は人だかりで大騒ぎしていた。
駅員さんに詰め寄る人はあからさまに喧嘩腰だし、suicaが上手く連動しなかった人達で窓口は長い列をなしていて、並んでいる人の殆どが眉間に皺を寄せていた。
先生に逢えなかったことだけでも悲しいのに、それ以上に色んな人を観ていたら侘しい気持ちになってしまった。
人が怖いと思った…同じ人であっても、状況が変われば醜いものになってしまうからね。
こんな時、先生が一緒なら安心していられるのになぁ~一人だと少し心細くなった。
「気をつけて帰れよ」
先生がくれたメールを思い出して、こんな時こそしっかりしないと危険だと改めて思い直した。
私はたまにしか電車に乗らないので、今日のような出来事はたまたまかもしれないけれど、先生はこんな思いを今まで沢山しているのだろうと思ったら大変だなぁ~と思ったよ。
それでもね、先生の乗った電車が度々遅れて車内の空気が淀んでいる時も、先生は変わらない心で接してくれたことを思い出すと、私って小さいなぁ~と感じちゃった。
帰り道、月を眺めながらゆっくり歩いた。
今夜はまんまるお月様、先生にもこの月が見えているかなぁ~と思いながら歩いた。
月明かりが夜道を照らしてくれたおかげで、先生の顔が眩しく映って観えたよ。
美月
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