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2009-10-09

台風が過ぎて・・・(美 月)

台風が過ぎて行くと、久しぶりに眩しい日差しを浴びながら汗をかきました。
それでいて夜になると物静かな秋の気配を感じる月の夜ですね。

皆さんのお住まいの地域は、台風の被害に合わなかったかな・・・大丈夫!?
私の住む街は、お陰さまで平常とほぼ変わらない一日を過ごすことができました。

実はね・・・昨夜の人害に対するお願いは、私へのお願いでしたっ(笑)
自然の大きさに惹かれてしまうんですよねぇ?\(^o^)/

今日、一年ぶりにイチジクを食べました。

この時期になると、毎年、事務所にイチジクを持ってきてくださる方がいるので、昨年と代わらぬメンバーと一緒に食べることができました。

毎年ながら同じ台詞・・・「イチジクって・・・イチジク浣腸のイチジクっ?」と誰かが言えば、誰もが「もう食べる気が失せたっ!」と言う。

毎年恒例のくだらない行事ながら、今年もみんなで揃って食べられたことが嬉しかった。
そして口々に思う秋を語ります。
結局は、収穫の秋にちなんだ食べ物しりとりみたいになってしまうんだけどね(^^ゞ

これから一日、一日と寒い冬へ向かうのでしょうね・・・。
寒いのが苦手な先生と私なので、冬になると夏以上に早足で、乾いた街を忍者のように歩きます。

47歳は人生の四季で想定すれば、初秋を迎える頃なのかもしれないですね(^_^;)

私は夏が好きだから、ずっと夏であり続けたいと思っていた。

紅に色付きながらも、枯れてしまうのは寂しい・・・。

ずっと青々とした緑のままでいたいとさえ思っていたのも、かなり昔のことのような気がしますが・・・・!?

きっと夏の情熱にしがみ付いていた頃は、まだ秋の楽しみ方を知らなかっただけで、秋には秋の楽しみが、そして冬には冬の楽しみがあることを知れば、今ある季節を楽しむことができるのでしょうね。

季節を嗜む感性・・・そして今を楽しむ心。

最近「私って日本人だったんだなぁ?」と感じることが多くなりました。
美月より(^_-)-☆
         
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2009-10-10

我侭でいられること・・・(美 月)

昨日は先生に逢えました。逢えたとなると記事を書けない私です(*^^)v

昨夜は月の美しい夜でした。
だけど、どんなに美しい物を見せられても、観る人の心が穏やかでなければ見えない美しさがあるように思いました。

昨日は「赤提灯」(昔ながらの大衆居酒屋)に行きました。

大衆居酒屋といっても誰でも気軽に入れるチェーン店の面持ちはなく、昭和30年代から時間が止まってしまっているような店構えです。

人の数だけ畳の擦り切れた座敷があり、昔ながらの大衆食堂のテーブル、この店では相席も当たり前です。

都会でありながら、まるで海の家にいるような落ち着きのない店内に女性客の姿はありません。

まして先生と逢うのですから、いつもより少し気取った出で立ちの私は、この店では完全に浮いているのですが、それでも私達はこの店に時折、訪れます。

先生と出向く店には、それぞれ店の特徴があります。

食を楽しむと同じように雰囲気を楽しみたいと思うと、どこの地に行っても、安心して同じサービスが受けられるチェーン店に行くことは、滅多にありません。

「赤提灯」に行くと、無性に何も持っていなかった初心を振り返ることができます。

きびきびと働く店員、視線の置き場として存在するTV、貧しいながらも活気のあった昭和30、40年代にタイムスリップすることで、少し小生意気になった自分を戒め、再び闘志を奮い立たせることができるのです。

私達が慣れ親しんだ馴染みのおでんやさんは、とても敷居の高い店です。

敷居が高いといってもおでんやですから、誰でも通りすがることはできますが、店を訪れる客の質の高さを知れば、良質感を持たない私が、お母さん、大将、おねえさんに受け入れてもらえていることにとても感謝しています。

だってね、何十年来の常連さんも、店の人の手を煩わせる我侭は一切言わないのに、私はわがまま放題ばかりしています。

このお店の常連さんには有名女優さんいるのですが、彼女の称した「まかないご飯」を強請って食べさせてもらう人はいますが・・・。

先生が店の暖簾を潜ると、先生の大好物のツブガイを仕込んでおでん鍋にいれてくれます。

お母さんは数少ないツブガイを、他のお客さまに気づかれないように煮込んでは、3本全部を先生のお皿に当たり前のように盛ってくれます。

この店では滅多にないことですが、私の大好物の煮汁のたっぷり染みた玉子を隠して取っておいてくれています。

それも前日に残った煮玉子がある日は、「あんたに電話しようと思ったのよ」と怒ってまで言ってもらえるようになりました(^^ゞ

そして・・・私の一番の我侭は白ご飯です。
なんと言っても店のメニューにないものをおかずに欲しがるのですからね(^_-)-☆

食材を組み合わせるのは楽しいもので、独自の美味しい食べ方を見つけてしまうと「白ごはん食べたいなぁ?」と我侭がでてしまいます。

大将は「ばれちゃったか・・・」と困惑するのですが、でもね、その組み合わせは店の人だけが知っている、もっとも美味しい食べ方なんですよね\(^o^)/

毎回のことでありながら、先生は私の我侭ぶりにただ唖然としていますが、だけどね、「まったく我侭だ!」と私を叱りながらも、無心に白ご飯を頬張る私を、温かく見守ってくれる人達に囲まれて食べる白ご飯は、どんな食材よりも美味しい。

そして、いつもえばっている先生が、お店の人に「どうもすみません」と三平師匠のように侘びてくれてる横で食べる白ご飯は、何よりも美味し?い(笑)

昨日の帰り道のメールに「お前がどんなに暴れようと、俺にはまだ余裕があるぞ!」と書いてありました。

「私って、そんなに暴れん坊かな?」と思ったけれど、今夜は言い返すことはやめて、先生の優しさだけをありがたく頂きました。

人はそれぞれにその人を映し出す背景を持っていて、その背景によって、人が・・・そして人生が輝くのだろうと思いました。

だから昨夜観た私の美しい月は、先生の空に浮かぶ月だと思うと、当たり前に美しくて当然です。

でも当たり前のことなど、本当はこの世にはないのですよね。
私がなんでも当たり前だと書けることは、当たり前のように私に幸福感を味あわせてくれている先生の心が、私の心を支えてくれているのだと思いました。

きっと今日の記事を読んで・・・「えっ!今頃・・・・」と先生は怒るでしょうけどねっ(笑)

PS・・・先生へ・・・

一週間ぶりに逢った先生は、少し頬が痩せていたような気がします。
三連休はゆっくり休んで体力を回復してくださいね。

昨夜、途中までホテルで観た長門夫妻の物語ですが、最後まで観ることはできなかったけれど、きっと大切な物を守ろうとする心が、新たな何かを生みだすのかもしれませんね。

この話については、ちょこっと捻くれて「書かないっ!」といってしまいましたが、書いてみたいと思う気持ちになっています。

きっと先生が台風から守った薔薇達が、先生の心を癒してくれるのと同じようにね・・・(*^_^*)

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2009-10-14

『 巡 り 愛 』・・・(美 月)

    『 巡 り 愛 ・・・』

殺音流れるネオン街の片隅に、
いつも独りぼっちで立っている占い師がいました。

人のお役に立ちたくて、誰よりも勉強を積んできたのに、
雨の日も晴れの日も、誰も彼を頼ろうとはしてくれません。

占い師は自分の何が悪いのか?
一生懸命占ってみましたが、悪いところはありません。

彼は占い師としての自信を失いかけていました。

雑踏に押され、よろけた女が占い師の前で転びました。

女は何をしても運から見放されていると、占い師に言いました。

男に捨てられた帰り道、ペテン師(占い師)に助けられるなんて、
本当に運がないと女は嘆きます。

けれど・・・それを聞いた占い師は、
自分ほど運のない人間はいないと一歩も譲りません。

二人は過去を語りながら、運のなさを競いました。

女は男に尽くして捨てられた回数を、
占い師は人の良さが災いして騙された回数を…
過去に隠し持っている物の全てを晒け出し、
相手の愚かさをなじりあいました。

街に人の足音が消えて、東の空が白けてくる頃、
二人は誰よりも自分のことを知ってくれている者同士になりました。

朝の眩しい光が二人を照らし始めます。
寄り添う男女の影が一つに重なれば・・・新たな恋の幕明けです。

   夢を食べる生き物

PS。。。 獏(ばく)は、中国から日本へ伝わってきた伝説の生物。
人の夢を喰って生きると言われるけど、獏が食べるのは悪い夢・・・。
悪い子のイメージが造られてしまったけれど、ホントはね、良い子なんだよ。

だから悪夢を見たら。。。
「この夢を獏にあげます」と唱えると、同じ悪夢を二度と見ずにすむというけれど、
だけどね・・・やっぱり可哀想だから・・・お願いできないよなぁ?(^_^;)

そして・・・
たまには「大人の恋の物語」を書いてみようと思いました。

恋を語り尽くしてしまうことはないけれど、
心穏やかな時は、手を繋いで歩ける道に幸せが溢れてきちゃう。

素直に愛していると思える時間・・・かけがえのない大切な時間・・・。

この幸せがいつまでも続くようにと願ってしまうのは、
欲張りじゃなく・・・ただ愛なんじゃないかな?と思う。

美月より(*^^)v 

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2009-10-18

優しさの欠片・・・(美 月)

昨日は先生に逢いに行きました・・・となると毎度のことながら記事を書けない私ですが、目を離すと、すぐにサボり癖がでてしまう。

『これこそ自由っ!!!』と言うと、また眉毛を▲▲にして怒る先生に、日々お尻を叩かれて、なんとか書けている私でもあります(*^_^*)

「牛に引かれて善光寺参り」とは良く言ったもので、思いがけないご縁で引かれて行く道、または辿り着ける場所というものがあるのかもしれませんね(笑)

書きたいことは沢山あるし、お喋りは誰よりも得意だけれど、でもね、文章にすることは苦手です。
漢字を知らない私だから、変換時に、まどろっこしくなってしまう時もあります。

特殊機能として、音声で自動書記ができたらなぁ?などと思っていますが、まだ一般化はされていないのかな? 

それとも動画にして『語るブログ』もいいかなぁ?・・・などと、すぐに手を抜く方法ばかり考えてしまう怠け者の私です。

でもブログから声が出たら、不都合な人もいるよね(笑)
だけど今まで文章を読めなかった人に、話なら聞いてもらえるようになるかもしれないよね。

ラジオのように・・・毎日、私が勝手にお喋りしてるだけでも、聞いてくれる人がいるかな?と思うとね・・・もっと世界を広げていきたいと思う。
それは日々、孤独と戦っている人がいることを知っているからかもしれない。

でも私は何でも夢みるだけのことで、夢の途中(現実の階段)がすっかりと抜けちゃう癖がありますが、語りたいと思うなら・・・『ブログで表現するのも同じだろう!!!』と先生に言われるだろうことくらいは、わかってるんだよぉ?(^^♪

こうして訪れてくれる人がいることは、どんな形であれ、人を大切に思う心があるのなら、自分の伝えたい意思をしっかりと書いていこうと思うのが、筋ってもんだよねっ(^_-)-☆

だけど叱ってくれる人がいることは有難いことだと思ってるよ。
でも取りあえず、一度は捻くれてみるけれど(笑)、でもね年も半ばとなると、叱ってくれる人がいなくなってしまうからね。

私は営業職でもあるから、日々、競う人達を見ているけれど、意地や執念だけで負けず嫌いを消化している人は、競う糧を失ってしまうと、非常に弱いんだよね。

女性は特にそういう性質を持っていて、競うほど燃えるのかな!?
それは恋愛にも言えることかもしれないけれど、ライバルがいると燃えるでしょっ(笑)
でも不思議と、素直に譲られると、なぜか?余る・・・。

分け合えば余り・・・取り合えば足りぬ・・・。

私は今も昔も五人家族だから、なんでも上手に分けないと死闘となってしまうけれど、でも昔から感じていたことは、割り切れない数の方が、不思議と物も心も余るんだよ。

昔だから・・・メインディッシュの無い惣菜だらけの食卓だった。
1人盛りとなるものは、魚料理、カレーライス、シチュー、その程度だったかな。
後はね、大皿から自分の食べられる分だけを取って食べた。

本当は1人ずつ盛ったら足りない量だったのかもしれないけれど、でもね、一緒に食べる人の速度に合わせて食べてみたり、わがままな食べ方は、教えられなくてもしなかったように思う。

だけどね、母という人は今思うと優しい人で、ちゃんとそれぞれの家族の好きな物を知っているから、その家族の好きなおかずの日は、きっと多めに食べたがるだろうと、一つ余計に入れてくれていた。

その逸品が私にはおでんの玉子だったし、今も二個食べの習性は変わらない・・・(*^^)v

昨夜も先生とおでんを食べに行ったけれど、お母さんは私が玉子を二個食べることをちゃんと知っていてくれるから、他のお客様から注文があっても、味の染みた煮玉子を除けて出す。

私は玉子の注文が入るたびにドキドキしてしまうのだけれど、お母さんはニコッとしながら、ちょこっと意地悪顔して私の顔を覗いて見る。

先生の好物のツブガイも同じ・・・。
でも先生曰く、ツブガイは先生の為にあるらしいよ・・・(笑)

確かに先生の顔を見てから、初めてその日のおでんの具材にあげるツブガイなんだけど、でもありったけ全部を食い尽くさなくてもねっ・・・(^_^;)

ツブガイは下ごしらいとして、別鍋でさっと煮てから、おでん鍋に入れて味を染み込ませる。
出来上がるまでには時間がかかるから、途中でおでん鍋を覗いた人は、ツブガイがあるものだと思って注文するのだけれど、その頃には、ツブガイ全部が先生の胃の中で泳いでいます。

他からツブガイの注文が入る度に、お母さんに二人揃って「どうもすいません」と頭を下げる奇妙な常連客ですが、でもね、いつもお母さんは「一番、美味しく食べてくれる人に、食べてもらうのが一番だからね」と言ってくれる。

それも他のお客様に聞こえるほど大きな声で言うのだから、わがまま振りを公表されているようなものだけれど、でもね好きな物を頬張ってる顔を、喜んで見てくれる人がいることが嬉しいんだよね。

お母さんの心に近づきたいと思うし、越えてみたいとも思うけれど、でもね私が競う人、越えたいと思う人は大好きな人だから、近づく喜びを楽しみながらも、どこか悲しみが付きまとうことがある。

勝ちたいのに負けてもらいたいくない人・・・それが父の存在であったのかもしれない。

だけど私が描いた虚像としての父の姿ではなく、心から愛する人ならば、過去を引きずることもなく、今ある姿を愛すればいいのだと思えるようになったのは、先生を通して観えてきた世界です。

以前にも書いたけれど、私が好きな「きみに読む物語」と言う作品は、まさにその姿が描かれているのだけれど、実際として読んだ時は、私にはまだまだ漠然とした世界だったような気がする。

年齢の高い人と接するうちに見えてきたものがあって、頭で学んだものは記憶の片隅には残っていても、思い出すにはキーワードを用いらなければ、頭の引き出しから出してくるのに、かなりの時間がかかってしまう。

けれど何度も繰り返し、体験して身に付いたものは、たとえ記憶を失っても習慣化されいて、しっかりとその人の中で、生き残っているような気がすることが多い。

私の母は心を穏やかにするはずの薬が災いして、次第に記憶が薄れていってしまった。
母は記憶を忘れることを拒み続け、最後は人間に、もっとも強烈な印象を植えつける「恨み」という感情を使ってまで、ゾンビ薬と戦っていたのだろうと思う。

薄れる行く記憶の中でも、父のことだけは忘れたくなかったのだろうね。
それが今ならわかるようになったよ・・・(*^_^*)

そんな母の心を知らず、心で何度、恩知らずだと罵った私は、本当はね、ずっと懺悔したかったのかもしれない。 
けれど母はこの世にはいないし、神を持たない私には、懺悔する場所さえ見つけられなかった。

先生以外は、誰も知らない私の心の貧しさ・・・。
けれど他人に言えば、きっと優しい言葉で諭してくれるだろうことはわかっていた。
私がそうしてきたようにね・・・(^_^;)

先生に母のことを話せるようになったのも、暫く経ってのことだったけれど、その時の私は、優しく受け入れてもらいたかったのではなく、誰かに本気で叱って欲しかったんだと思う。

「もういい・・・」先生が言ってくれた一言で、私は救われた。

それは思い方一つかもしれないけれど、でもね先生と出会って、泣いたり、笑ったり、喧嘩をしているうちに、誰よりも先生を信頼している私に気が付いた。

それは特別な出来事から与えられたものではなく、何気ない先生との日常から得た物が、今の私の財産となっているような気がするんだよ。

でも最近の先生は「もっと頭を使え!」と五月蝿いっ・・・(^_^;)
まあね「お前は何を考えてるんだ?」とは星の数ほど言われてきたけれど、それでも、この頃は、益々、「頭を使え!」と口五月蝿くなっているような気がするのは私だけかなぁ?(笑)

思えば出会ってから丸五年分、お互いに年を取ったからね。
多少の口五月蝿さには慣れてきたけれど、サザエさんのお父さんと一緒で、とってもお茶目なところもある先生だから、許してあげようと思う。

と書かなくて良いことを書くから・・・また眉毛▲▲になるんだけどね・・・。
先生、これも読んでいただく方へのリップサービス、ご愛嬌ですからね、怒らない怒らないっ(^_-)-☆

叱られること・・・それを愛の鞭と取るか?可愛さ余って憎さ百倍と取るか?の選択は、私次第であるけれど(笑)、でもね、私に身に付けられた習慣としての記憶では、どちらも同じ・・・先生の優しさの欠片なのだろうと思ってる。

美月より(^_-)-☆ 

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2009-10-22

悲しみを見つめて生きること・・・(美 月)

南田洋子さんがお亡くになってしまいましたね。
不謹慎ではありますが、先生とラブホテルのベットの上で、回復の兆しを喜んでいた矢先の出来事なので、遠い存在でありますが少しショックです。

心よりご冥福を祈りながらも、今夜私が書こうと思っていることは、もしかしたら?苦労を共に分かち合ったお二人にとっては、否定的なものになってしまうかもしれませんが、でも書きたいこと、伝えたいことがあるから書いているのですから・・・今ある思いを、ここに綴っておこうと思います。

誰もが延命を願いながら、否たるものは避けようとする。
でも人の器も機械と同じで、使い込んでくれば疲労が起きるし、亀裂が生じることもある。

手直ししながら大切に使えば、長持ちするはずの器としての肉体ですが、人生50年だった頃は、認知症はなかったのかもしれませんよね。

肉体的な寿命は延びたけれど、肉体を司る脳にも限界はあるだと思います。
脳が活発で元気な人と、早くからそうでない人、その違いは生まれ持ったものなのかもしれませんが、本当は認知症になっても、脳に元気がなくなったわけではないような気がします。

今、その人のあるべき脳の姿、それがたとえ狂ったものに見えたとしても、健康な状態の脳を犯すものが薬なのかもしれないと、南田洋子さんと母を重ねてみてしまいます。

身を守るべき薬が与える作用(ダメージ)が、ストレスとなり副作用を起こすのかもしれません。

確かに慣れ親しんだ人の過去を抹消してしまう病を受け入れることは、なかなかできるものではありません。 傍にいる人であれば尚更です。

今まで辿ってきた過去(思い出)が邪魔をして、少しでも元の状態に戻そうとします。
そのために医療があり、薬が処方されます。

長い間の研究により薬に救われてきた人間ですが、けれど薬が作用するということ自体が、副作用もあるということを忘れがちになってしまいます。

私が思うには認知症であっても、脳に何らかの負荷をかけることで、負担を強いられた部分がショート(破裂)してしまうのではないかな?と思いました。

だからと言って医学を否定している訳ではありません。
医療に対して期待しているからこそ・・・求めているのです。

母は50代という若さで脳患いに罹りました。
それが長年、飲み続けていた血圧を下げる薬のせいだったのか?定かではありませんが、副作用が多いとの報告により、その薬は処方されなくなりました。

それから暫くして、母の様子がおかしくなりました。
・・・ ・・・ ・・・
その間のことを書きだすと、何夜も眠らない夜を過ごさなくてはならないので、もっとゆっくり時間が取れるようになってから、書こうと思います。
最終的には管理された病院内で、母はくも膜下出血のため亡くなってしまったのですが・・・。

病院側の説明は、お風呂に入れようと準備していた時に、突然亡くなったと報告されました。

でも私は母の肌を見て、お風呂に入っている時、もしくは入った後に亡くなったとわかりましたが、母はお風呂が大好きだったので、それはそれで良かったのですが、病院側としては不都合なのでしょうね。

突然死であるため、解剖をして死因を調べるか?との申し出がありましたが、私にとって死因なんてどうでも良かった・・・。

ただ早く、ここから母を出してあげたかった。
でもね肉体など外に出したところで、母はもう灰色の籠の中にはいないのです。
何物にも縛られることのない自由の空・・・「無」の世界に逝ってしまったのです。

私は母のことを思い出すたびに、母が幼い頃、唄ってくれた「歌を忘れたカナリア」を思い出します。

『歌を忘れたカナリア』

歌を忘れたカナリアは後ろの山に棄てましょか   
いえいえ それはかわいそう   

歌を忘れたカナリアは背戸の小薮に埋けましょか   
いえいえ それはなりませぬ   

歌を忘れたカナリアは柳の鞭でぶちましょか   
いえいえ それはかわいそう   

歌を忘れたカナリアは象牙の舟に銀のかい   
月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す

作詞者は、西条八十という詩人ということは小学生の時に知りました。
詩が歌になる。。。
その時、初めて詩と音が組み合わさって歌となることを知りました。
でも未だに「詩」とは何かはわかりませんが・・・(^^ゞ

初めて聞いた時から数えて、この歌への思いは年齢ごとに違ってきます。

何も持たない幼き心は、自分の必要性を問いました。
でも最後の「象牙の船に銀の櫂、月夜に浮かべれば忘れた歌を思い出す」で救われるのです。

人は心の豊かさを忘れない限り、いつかまた美しい声で歌うこともできるのだから、絶対に自分だけは自分を見捨ててはいけないと思うのです。

人生には悲しいことや辛いこともあるけれど、いつか願いは届くと願い続けて努力することが「夢」じゃないかな?と思ったりします。 
そう思うとね、夢が無い人など本当はいないんですよね(*^_^*)

この歌を残酷に受け取る親も多く、こんな歌を子供達に聞かせていいものか?とありました。
それもね、こういうことを言いたがるのは決まって、高学歴の人に多い傾向があります。

私はね、正直に言うと・・「馬鹿かもしれない!」と思ってしまいますが、性格上思ったことはすでに口に出ているので、些細な喧嘩もよくあります。

ですが「喧嘩が怖くて言いたいことも言えないのなら、死んだほうがマシだ!」と思ってしまう江戸っ子気質は、商店街の大人達から学びました(笑)

色んな感性に触れることで心が豊かになるのだから、温室暮らしこそ籠の鳥なのにね。 
それさえ知らない大人ばかりになってしまって、籠に入れたまま外の世界を見せないことは、監禁罪に等しいとさえ思ってしまいます。

もちろん知識を与えないまま、ただ外に出したのでは野垂れ死にです。
だからこそ昔以上に、知識ある大人が生きる知恵を子供達に授けることが、大切な役目となっていくのかもしれません。

学校という場所がありながら、本来の機能を発揮していないと思える現状において、授業時間不足、人不足がささやかれているのですから、子供達のことを思いお金を使ってくれというのなら、直接、それぞれの家庭に与えるのではなく、もっと広く活用できる方法を考えていかなければ、何の改善にもならないように思ってしまいます。

あれ?いつの間にか政治演説になってるかな!?話が飛んでしまいました・・・すみません(^^ゞ

私が母に死から学んだことは、どんな姿であろうと、その人の今ある姿を受け入れられることこそ、愛なのではないか?と思いました。

さて果たして学んだことが、私のこの先の人生において、どこまで活用できるか?は、正直まだわかりませんが、でも何か一つ知ったことで役立つことがあるのではないか?と思っています。

私は漢字がよくわかりませんが(^^ゞ、でもね学んだことを活用する為に勉強するのだということは、やっとこの年になってわかるようになりました・・・。

そう思うとね、もっと前に知っていたらとも思ってしまいますが、でもいつから学んでもいいのが、人生のような気がします。

私のお客様にも南田洋子さんと同年代の人が多く、彼女の姿を自分に置き換えて観ている人が多いようです。

『若い頃ファンだったから、あんな姿になってしまってショックだ』と言う声を良く耳にしますが、でもね私は創られた南田洋子さんより、今の彼女の笑顔の方がよっぽど美しく映りました。

芝居はね、どんなに幸せ芝居を演じても・・・所詮芝居です。
真実とは魅せられるものが違うのですよね。

それは今の私への戒めであるけれど、でも現状を維持する上で、演じなくてはならない役周り時もあると思っています。

人生を何章で描くか?・・・いくつの舞台に上がるか?

誰もが望むハッピーエンド、それも人それぞれ違うとは思いますが、夢を追いかけながら、今を精一杯に生きることに代わりは無く、もしも?夢の途中で終ってしまったとしても、本当はね、不満足こそ満足な人生なのかもしれません。

そう思えるようになったのも先生と出会えたお陰です。
それはただ与えられたものではなく、先生との日常の中から学んだものだと思えることが、私には何より嬉しいことです。

美月より(*^_^*)

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プロフィール

美月

Author:美月
今年の夏で49歳になります。
月日の経つのは早いもので、不倫愛歴七年目を迎えました。この出会いに感謝して、灰になるまで恋を…と願っています。

幼い頃から月に心惹かれ、今では月が心を映す鏡となっています。こんな月マニアの私の為に、愛する人が「美月」と名づけてくれました。いつまでも大切に使っていきたいと思います。

ようこそ…
「灰になるまで恋を…」にお越しくださいましてありがとうございます。当ブログは不倫愛・性に纏わる内容が含まれております。18才未満の方、不倫、性的内容を好ましく思われない方の入場は、ご遠慮願います
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