「47歳だから書けること」・・・(美 月)
すっかりと更新をさぼっていましたねっ・・・(^_^;)
土曜日は職場の仲間8人で日帰りバスツアーに行って来ました。
みんな同世代の女性ばかりで女三人寄れば姦しい・・・?
いえいえ、このメンバーでの遠足はいつも喧しい限りですっ(^^♪
がむしゃらでお人よしで、それでいて気が強いけど、
でもね・・・みんなとっても良い女ですよ・・・。
もう少し若かった頃はね・・・
それぞれの子供を一緒に連れて外回りをした仲間達です。
真っ黒になって汚れを抱えて、雨の日も風の日も懸命に家族の為に働く汚れた天使でありながら、
仲間が倒れた時は、自分の仕事を遣り繰りしてまで進んで仕事を代ってくれる優しい仲間です。
みんな・・・明るいけれど・・・本当はね・・・
誰よりも繊細で辛い時にはくじけてしまいそうになるけれど、
「とうちゃんの為ならえんやこりゃ?♪」
と掛け声かけながら歯を食いしばって頑張るんだから、
本当に見上げた根性の持ち主達です。
と言ってもね・・・
気苦労が貯まりすぎると脆さが顔を出してしまいます。
そんな時はカラオケ大会、仮装パーティーを開いて馬鹿になりきって発散したり、プチ旅行に行ったりと少し視点の先を変えるだけで元気を取り戻してくれる単純と言えば単純な仲間達・・・。
そんな仲間達と共に私も年を取りました(^_-)-☆
「47歳だから書けること」
女について物を書くなど昔には思ってもみなかった。
常に今ある現実を受け入れてこなしながら、
欲しいものはこの手で掴み、望むものは必ず手に入れる。
そこには男も女も関係なく男女平等なんて訴えてること自体が、
女の性に甘えた女々しい女の戯言だと思ってた。
私は男以上に男を目指してきたのかもしれないね…。
過去において生理休暇を取ったことは一度もなかった。
同僚の中には月に一度の生理休暇は
映画鑑賞の日と決めていた人もいたし、
生理休暇を取らない人がいると他の女性社員が
迷惑するとまで言われたことだってあるっ(笑)
私は遅刻の常習犯だったから(実は今も…)
生理休暇で穴埋めすれば良いものを、
有給休暇を使ったりと、どこか意地になっていたのかもしれないなぁ?。
別にね…会社なんかに未練なんて持ったことは一度もなく、
働こうと思えばどこでも働けると思っていたけれど、
唯一、後ろ髪を引かれたのは、
昔も今も仲間を置いて去ることだったかもしれない。
今、更年期を迎えて・・・
ここ数日、真剣に更年期とは何か?調べながら体と向き合ってみた。
更年期の症状はもちろん人それぞれ様々であるけれど、
確実に女性ホルモンは減少していくものであるということ。
それに伴う体の変化と不快な症状、心の動揺に伴った喪失感に失望感。
さて、どこから戦おうかなぁ?(笑)
実は先生と出会う前の私は今、以上に苦しい症状に陥ってた。
すぐに元に戻そうとばかり考えて、
気持ちが焦れば焦るほど症状は悪化するばかりだった。
最後はとうとう顔半分が動かなくなり、笑うことさえ出来なくなりました。
泣きたいほど不幸な出来事なんてないのに
心が震えてきてしまって涙ばかり零れて落ちます。
誰かに縋ってみたいけれど、
縋るには私が今まで生きてた心の裏と表の軌跡を
最初から話なくては、
今の辛さを伝えることが出来ないような気がした。
だけどね、素直に心中を話せる人が私には居ないような気がして、こんなにも私の周りには人が溢れているのにね…。
心の砂漠が都会の孤独に苛まれ故郷を恋しがるような・・・
私は異性との出会いを求めていたのではなく、
自分の帰る場所を探していたのかもしれません。
先生と話てるとね…私が鏡に映っているようだった。
先生の心には神と鬼も天使や悪魔も、
おまけに天狗に天の邪鬼もみんな揃って住んでいて、
私は心の故郷に帰って来れたような気がして嬉しかった。
先生に出会えて嬉しいと思う心が
女性ホルモンを増やしてくれたようで元気になれました。
それから五年・・・すっかりと自分の年齢まで忘れてた。
私は大勢の人に出会う仕事ですので、
更年期の苦労も嫌と言うほど聞かされてきました。
(と言うよりは脅されているとしか思えませんが・・・)
そして・・・母の記憶の中の更年期時代を思い出すと、
もし?自分もそうなった時にどうなってしまうのか?と
不安と恐怖で足が竦み、
歩んでもいない陰りある未来ばかりを想定しては、
自分を悲劇のヒロインに仕立て上げていました。
だけどね・・・更年期とは別の件ですが・・・
先生のメールの中に「常に現実を受け入れる」
と書いてあったのを読んだ期に、
まずは今を受け入れてから対処することを思い出しました。
それで今回は作戦を変えて、あっさりと戦うのは止めました。
だからと言って放置もしませんが、
しばらく一緒に過ごしてみようと思い、
「ぐうたら宣言!」をしてしまいました・・・(^_-)-☆
動悸は心臓が此処にあるよ!と教えてくれる。
目眩も段々慣れてきて視点を一カ所に合わせることで
平行感覚が保てるようになってきたし、
ほてりとのぼせはやっかいだけど、
よくよく考えてみたら真夏の車内に比べたら大したことではないからね…。
気を高め、体内の水を入れ替えて・・・
体の言いたいことに耳を傾けてあげることにしました。
年配のお客さんから「日本人は白飯を食べなくちゃ駄目だっ!」
と言われ大好きな白ご飯をばくばく食べて体重を二キロ増やし、
夏前の体重まで戻しました。
気温の変化に従い、体を冷やす食べ物は徐々に控えて、
温かくして食べるようにしてみました。
そうしたらね・・・更年期って、女の再生期(さなぎだった殻を脱ぎ捨て)女としての新たな時代を迎える為の準備をしているような気がして、トイレの清掃中だってそうだし、PCのメンテナンス待ちもそうだけれど、特別、待てないほどのことはないと気がつきました。
それってね・・・
必ず終ることを知っているから待てるんですよねっ(^^ゞ
そう思うとね、
肉体的な不自由さに精神的な負荷を掛けてしまっていただけで、
こんな状態であっても私はまだまだ元気であることを知りました。
土曜日はいっぱい食べて、沢山、笑いました。
出かける前はちょこっと乗り気ではなかったのに、
少し気持ちを入れ替えただけで再び人生薔薇色です(^_-)-☆
私ね・・・先生に出会ったときは・・・
今以上に脳天気女で自由奔放であり思いのままをぶつけていました。
それで何度、先生に頭をカラカラと振られたことでしょうね(^^ゞ
年齢的に携わる世界の変化に伴ってか?、
こんな風に人様に偉そうに物を語るようになってからか?
ちょこっと賢そうな振りをしてきた付けが廻ってきたのかもしれません。
母は私が幼い頃から・・・
「お願いだから、普通の子になってね・・・」と言い続け、
私が出会う人には・・・
「この子はね、本当にわがままだけど・・・わかってあげてね」
と何度もお願いしている姿を思い出しましたっ(^_^;)
でね・・・
仲間に今回の旅行中に「私はわがままか?」と聞いてみました。
全員一致での頷きっ!!!
(それも玉川カルテットほど完璧なボケまで揃えて・・)
「今頃、気がついたのか?」と真顔で言われてしまいました。
(えっ!!!・・・・・)
一番、知っているようで知らないのが・・・
実は自分のことなのかも知れませんねぇ?(笑)
こんな私ですが・・・ちゃんとこんな私だと思えれば、
傍にいてくれる人がいることが、
とてもありがたいことに思えてきました。
バスの車窓には見知らぬ街の景色がゆっくりゆっくりと流れていきました。
時折、見せる秋の気配を感じながら・・・
私は先生のことばかり思い出していました。
泣いたり笑ったり・・・大喧嘩したり・・・
でもね、どんな時であっても先生を好きだと想う私がいました。
そう思ったら・・・急に元気になってしまって、
実はね、誰よりも楽しい時間を過ごしてしまった私でした。
今日から子供達の新学期です。
何もこんな雨風の強い日に旗持ち当番とは、
人生最大の不幸だと想っていた私ですが、
雨がっぱに身を包み黄色の旗を振る私の体と心に
不調箇所は一切ありません。
休み明けで元気のない子供達ばかりで、
「おはよう!」のこだまは沢山、返ってこなかったけれど・・・
先生からいつものように朝のメールが届きました。
今すぐにでも先生のもとに飛んでいけるほど・・・
私の心は自由の空を羽ばたいています(^_-)-☆
美月より
PS・・・私が体の不調を訴えたら、
みんなはもっと苦しい思いを経験しているようでした。
症状一つずつに・・・「あるある!」「そうそう!」
と体の不調であっても意気投合しあっていた仲間達。
でねっ! 次回のプチ旅行は得意の独裁主義を貫き、
全員揃って健康診断に行くことに決めてしまいました(*^_^*)
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