空が恋しい・・・(美 月)
曲がりくねった坂道を 何度も何度も繰り上がり
辿り着きし天海は 硫黄の煙に咽ぶ雲。
雲の切れ間に 時折見せる空色は
蒼い星の象徴ごとく 濃彩色に染まってる。
こんなにも高い空に近づいたのに
あなたの空には届かない
こんなにも空を近くに感じるけれど
あなたの胸に私はいない
美 月
PS…
ご心配くださっている皆さま、本当にありがとうございます。
まはらはさん、ロザリーさん、姫さん、もあさん、
こちらでご一緒のご挨拶となってしまってごめんなさいm(_ _)m
無事に帰宅することは出来ました。
健康に関しましては多少の支障は残っておりますが、
繕いながらも日常生活は継続可能な状態を保っています。
今思うこと…。
本当だったら出会えることのない遠方の方と
こんな風にお話が出来る世の中になったのですね。
名もない見知らぬ私です。
私が突然、消えたとしても秋風に揺らぐ枯れ一葉です。
形の無い文字の世界で生きるには、
恐れおおい愚才の語り手でありながら、
未だ書くことを許されていることに深く感謝しています。
白根山は標高2160メートルと空に近づくことが出来ました。
天を臨み雲を見下ろしてながらも、
光の傾斜で瞬時、変化するエメラルドグリーンの湯釜の色の深ささえ、私は言葉にすることができません。
こんなにも間じかで自然の偉大さを目の当たりにしても・・・
何一つ言葉で伝えることができません。
先生の空は果てしなく、
私はその色さえ喩えることのできない情けない愛人です。
一人ではないはずなのに いつも心が求めるものを思う時
無性に切なさを感じるのは・・・
先生の空の高さ、海の深さに届かない私の知恵の無さだろうと思います。
涙が私に教えてくれたことはね…
どんなに残酷な時であっても
先生と一緒に歩いて行きたい願いが私に力を与えてくれました。
まだまだ学ぶことが多く・・・
どれから手を付けて良いのかわかりませんが、
いつか先生と同じ空を観てみたいと思っています。
今日・・・
空に近づく道のりで花の咲けない険しい地でありながら
懸命に咲く紫色の花を見つけました。
リンドウです。
紫は高貴な色であり、私が勝手に付けた先生の色です。
リンドウは群生しない花、ひっそりと人知れず咲く花。
そして釣り鐘型の花はね…晴れたときのみ花びらを開くそうです。
私が笑う時・・・
先生の花は咲いていたのかな?と思うと涙で文字が滲みます。
リンドウの花言葉は「あなたの悲しみに寄りそう」だそうですね。
それなら…私はリンドウになりたい。
妄想の座敷牢?紅殻格子の世界?
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「携帯電話」…(美月)
画面を開き閉じては開く
残り僅かばかりの命でも
間に合ってしまう今日だから
充電するのは止めましょう。
いずれ音は静かに途切れ
光ることなき心なら
持たずに暮らしてしまいましょう。
けれど命消えると訴える
切なる音が聞けなくて
命与えて我が恋思う
美月
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「お地蔵さま」・・・(美 月)
「お地蔵さま」
誰にも知れず ただじっと その場に立って笑ってる
何も語らず 何も求めず ただ見つめる人に微笑んで
疑うことなく 躊躇うことなく ただ向き合う人に微笑む人。
お地蔵さまの微笑みが 母の顔に見えてきて
ちいさくまるい心づよさに 優しい日だまり感じてる。
美 月
PS・・・
少し自分が弱ってみると、
人の痛みがわかるからそれも悪くはないと思う。
意識しないで過ごす時間の中に苦悩を抱える人の心が
良く見えるようになるからね…。
頭を打った場所が良くなかったのか?
腫れたこぶに触れるたび、激しい目眩に襲われる。
ううん、最初はこぶの前だった。
ずっと出なかった症状が突然、出てきてこぶを作ってしまったんだよね。
女性特有の年齢的なもの・・・更年期なんて忘れてた。
先生と出会う前の私はボロボロだった。
だけど先生がいると思うだけで少女の心を取り戻し、
いつしか自分の年齢さえすっかりと忘れてた。
いつでも先生に逢いに行きたくて元気でいたいと思う心に、
体がしっかりと着いてきてくれていたんだね。
右へ右へと忙しく回る視線を追いかけてると
全身から溢れる汗が噴き出して、心臓が此処にあるよと訴えてくる。
内臓を見えない何かに鷲づかみにされると
強烈な吐き気が生きる気力を奪うようで苦しいよ。
今も周りの人が同じような苦しみに耐えているのに、
私はずっと苦しみを忘れ、ただ呑気に慰めてた。
もっと優しくしてあげればよかったと思えるようになったけれど、
今の私では少し力不足だよね。
ずっと出なかったはずなのに弱い心が病を呼んでしまうのかな?
先生と歩く時は、私は左しか向かないから、
さほどの支障はないけれど、血の毛が引いてしまったら
その場に座り込んでしまうから逢いたくても逢いにも行けない。
私が泣いてしまうと悲しい顔する人がいるのなら、
私は笑って過ごしたい。
私が笑っている間、涙を零す人がいるのなら、
絹の衣を身に纏い、あなたを隠して躍ります。
朝顔、風鈴、水に浮かぶホオズキを
夏の景色に埋め込んで 夏休みの宿題を閉じましょう。
秋には秋の風景画 色鉛筆を削ったら
今秋の景色が書けるかな?
栗が好きな家族の為に美味しい甘栗届けたい。
先生と秋風に吹かれて彩る街を手を繋いで歩きたい。
先生と一緒・・・
まだまだ観たい夢があるから…私は私を愛してあげたい。
美月
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