希望の光・・・(美 月)
昨日は先生に逢いに行きました。
休日の午後・・・
いつもより長い時間、先生の傍に居られてとても幸せでした。
色んなことがありました。
昨日の出来事を順追って書いたら、
私の文章では昨日が霞んでしまうくらい、
楽しいこと、幸せなことが沢山ありました。
先生の腕の中で転寝(うたたね)をしてしまいました。
ドクン、ドクンと頬に伝わる、先生の心臓の音を聞いていると
とっても心地よくて、何も怖いものがないくらい安心できました。
このまま・・・ずっとこのまま・・・こうしていたい。
こんなことを言ったら、
先生にぶん殴られてしまうかもしれないけれど、
「このまま死んでしまっても良い・・・」と思えるほどでした。
エレファントマンの映画を知っている人はいるのかな?
この話で感想文を書き出したら、
何日も眠らない夜を過ごさなくてはならないほど、
多感な心に、衝撃を与えてくれた作品です。
障害を抱いて、醜い姿で生まれてきた青年。
聖書を熱心に読み、芸術を愛する美しい心の持ち主でした。
彼の願いは一度でいいから、仰向けになり安らかに眠りたい・・・。
彼の持つ肉体で、こうして眠ることは、死を意味します。
けれど最後、彼は自らの意思で眠ることを選択しました。
彼が死を選んだ理由は、幸福ではなかったかも知れません。
でも彼と私に似ている点があるとしたら・・・
愛と安らぎを求めていたことだろうと思います。
誰もがそうだと思いますが、
人は日々戦いの中にいるのだろうと思います。
何と戦っているのか? 何を求めて彷徨っているのか?
戦うことばかりに囚われてしまうと、狙いが定まらなくなります。
切なさ、虚しさ・・・
感情という名のカテゴリの中では、ちゃんと区別できても、
実はその正体さえわからないのです。
喜びをそうでした。 幸せもそうでした・・・。
だけど昨日、先生に抱かれて眠っていると、
ぼんやりと幸せが見えてきました。
柔らかいオレンジ色の夕陽に似た光です。
光の包まれていると、
私を覆っていた鎧が溶けて消えていくのがわかりました。
心を繕うことを知らない、
生まれたままの私が、大きな父に抱かれているようでした。
いつもなら、白雪姫も、シンデレラも・・・愛も・・・・
その場限りの夢物語だと否定していた私が、
先生に抱かれ、ただ幸せそうに眠っていました。
その時、先生の鼓動が少しリズムを早めました。
私は慌てて目覚めました。
目の前に先生の顔があった時の安心感・・・
どんなことがあっても、
この安らぎだけは失いたくな宝物だと思いました。
生き甲斐を失ってしまったら、
鼓動の動きなど、人工呼吸機で動かされているのと同じです。
どんなに傷ついたとしても、
最後まで心を持って生き続けたいと思えるのは、
先生と出会えたからだと思います。
だからね・・・ 先生を失うことに比べたら、
私にはどれも大したことではないと思えて、
今を頑張れるのです。
倫理も・・・社会も・・・
私の鼓動を動かすほどの影響力がなかったのでしょうね。
赤い血は、生き物の証です。
熱い心は、人間としての証明です。
愛は・・・希望の光です。
そして先生は、私(月)を照らす太陽です。
美 月 (*^_^*)
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