2ntブログ
2011-10-22

愛は木漏れ日のように・・・

10月20日、皇后様が77歳をお迎えになられましたね。

真に無礼な発言だと思いますが、若い頃にTVで美智子様を拝見させていただきながら、美智子様は長生きされることはできないのでは…と心配いたしました。

それでも大きなご病気もなく、77歳のお誕生日をお迎えになられたこと大変嬉しく思います。
そして天皇皇后両陛下が優しく寄り添うお姿を、いつまでも拝見させていただきたいと心より願っております。

そんな想いから、今夜は2009年5月3日に書いたものを貼ろうと思います。
二年前の記事ですが、今もあまり大人しく(大人らしく)なっていないですね(^^ゞ

『愛は木漏れ日のように…』

昨夜のTVで天皇皇后両陛下ご結婚50周年記念の特別番組を放映していましたね。
50周年を迎えられた日のお二人のインタビューを思い出し、再びあの日の感動が蘇ってきました。

皇室という世界に特別な思いを抱くことがなかった私ですが、このたび記念日という形でお二人の軌跡を触れる機会を与えられ、身分を越えた美しい男女の愛の形に心が震えてしまいました。

美智子様へ・・・

美智子様にお便りを書こうなどと、本来では届く宛てもなく(汗)、けれど多くの方に感じた思い(感動)を伝えたくて、記事にしたため書いてみたいと思います。

私のような者が語らせて頂くには、あまりにも身分不相応であることは十分わかっておりますが、それでも語りたいと思う気持ちに勝てない私の我侭をどうぞお許しください。

大好きな方のお傍で金婚式をお迎えになられたこと、心よりお祝い申し上げます。

「結婚してよかった」と思ったときのエピソードには、お二人だけの時間に少し触れることができて、心温まる思いでいっぱいになりました。

(春、こぶしの花が取りたくて、木の下でどの枝にしようかと迷っておりました時に、陛下が一枝を目の高さまで下ろしてくださって、そこに欲しいと思っていた通りの美しい花がついておりました。 うれしくて、のちに歌にも詠みました)

(赤坂のお庭は、蜘蛛(くも)の巣が多く、陛下は道々、蜘蛛の巣をはらうための確か寒竹だったか、葉のついた細い竹を2本切っておいでになると、その2本を並べてお比べになり、一方の竹を少し短く切って渡してくださいました。 ご自分のよりも軽く、少しでも持ちやすいようにと思ってくださったのでしょう。今でもその時のことを思い出すと胸が温かくなります)

TVでお二人の姿を拝見していたら、なぜか?涙が自然と溢れてきてしまい、仕事中の先生に半べそかきながら、メールしたことを思い出します。

最近、涙もろくなってしまって時には少々困ることもありますが、物ごとが素直に見えるようになれたことで気付けることも多くなり、年を重ねることも素晴らしいことであると思えるようにもなりました。

私にも先生との何気ない日常の感動秘話が沢山あります。

池に群生する蓮の花を傘の枝で翳してくれたこと・・・。
アヒルに餌をあげながら、はしゃぐ私をじっと見つめてくれていたこと・・・。

桜吹雪を見上げ夜空に二人で影絵を書いた日のことも、両手いっぱいのカサブランカを抱えて歩いた朧月夜も、鮮明に記憶されています。

青い空、白い雲、風が緩やかな日もあれば、ダークグレイの雲の下に鮮烈な閃光を落とす夏の夕。

紅葉眩しい清秋に朧月を重ねてみれば、コートのポッケに二つの手が合い交り、寒さを凌いで新たな春に思いを寄せる。

美智子様のように淑やかに感謝の気持ちを言葉に託してみたいけれど、ほんのちょっぴりの恥ずさが邪魔をして、文字で誤魔化してばかりの私です(汗)

だけど私の観るもの感じるものを、先生は同じように感じてくれているだろうと思えています。

人の心を信じることは、簡単そうで実はとても難しいことだと思います。
でもそう思える今を、何より幸せだと思っています。

だけどあまり幸せ過ぎると、この幸せが当然であろうようにも思えてしまい、いつか離れなくてはいけない日が来ると思うだけで、先生の傍にいる時間をもっと欲しいと思ってしまいます。

それは贅沢な願いだとはわかっていますが、でも…でもね、自分の心に嘘をついてしまったら、先生にも嘘をついてしまうようで哀しくなるから、わがままだとは思いますが、私のひとりごと…そっと聞いてくださいね。

昨夜のおでん屋さんの具材には、先生の大好物のつぶ貝がありました。
つぶ貝を美味しそうに頬張りながら、先生が私に言いました。

「俺が死んだ時は・・・つぶ貝を・・・・」

私には途中までしか聞こえません。
ううん、本当は先生の言葉を遮るように、そっぽを向いて聞こえなかった振りをしました。。

(だって、そんなことを面と向かって聞いてしまったら、つぶ貝を観るたびに思い出されて悲しくなるでしょ)

先生がいない世の中なんて、どんなに沢山の思い出を持っていたとしても満たされない。
愛する人が傍にいる喜びに勝るものは、この世に存在しないと思っているからね。

でもいつかその時が来たら、先生のことだから私が腑抜けババアにならないように、沢山の宿題を残していってくれるような気がします。

残された者に生きるための課題を置いてこの世を去る、それもまた愛の形のひとつなのかもしれませんね。

だけど、元々学ぶことが何より苦手な私です。
宿題の答えを解いたら、やっぱり褒めてもらったり叱られたりしなくては、きっと長続きしないでしょうね。

それ以上に答えを見つたことで、先生がいない今を現実のものと確証しなくてはならないのなら、答えを出す意欲もなくなります。

私は誰よりも強い女でした。泣かない、追わない、一人上手が自慢でした。
でも先生に出会ってからというもの、今まで隠れていた弱心が顔を出してしまい、愛するが故の哀しみの深さを知りました。

でも傲慢な愛は自己を愛する心であり、信愛は木漏れ日のように控えめでありながら温かく心に捧ぐ光となるのでしょうね。

まだまだ日々、お忙しいお体とは思いますが、一日でも長く陛下のお傍にいられるよう、心安らかな時間をゆっくりとお過ごしいただけたらと心より願っています。

今日の私の喜びですが、先生から花便りが届いたことです。
薔薇は好きな花の一つでした。
でも先生の育てた薔薇は、どの花よりも美しく映って見えます(*^_^*)
美月

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Re: 世界は違えど・・・

作紅さん、木漏れ日のようなコメントありがとう(^^♪

> 世界は違っても幸せって同じなのですね・・・好きな人と一緒に過ごせるだけで幸せなのに、更に相手が思いやってくれる・・・
> 記事を読んでいて涙が止まりません。これ以上言葉に表すのは難しいみたいです・・・

少しでも人の心に残るのであれば、この記事を書いてよかったと思います。
佐紅さん、読んでくれてありがとう(*^^)v

作紅さんのコメントを読んで、「涙」という言葉に最近のモヤモヤの答えを見つけられました。
また記事に書きますね。

> いろいろな関係上、二人っきりっていうのはそう滅多にありませんが、一緒にいるだけで幸せです。日常っていうのはなにげない幸せの塊なのかもしれません。

はい、本当にそうですよね。
「日常は何気ない幸せの塊」なんて素敵な言葉なのだと思いました。

特別意識しなければ気がつけないことも沢山あるけれど、少し見方を変えれば何気ない日常を送れることは幸福なことなのですからね(*^^)v

> 私も学ぶ事は苦手です(学生としては致命的です・・・)。
> 師匠はそれを見越してなのか、無茶な課題(人生の課題)を出してきます。
> 「考えた上で学べ。答はお前にしか出せん。俺が教えるのはあくまで俺の経験、俺が学んだ事だ。」
> そう言って意地悪く笑いながら、でもどことなく嬉しそうに出してきます。

えへへ!素敵な師匠ですね。
うん、だからこそ師匠という名称がとってもお似合いです(^^♪

相手を心より尊敬し、その大きさを認められるからこそ、言うことがきけるのだと思います。
だってどんなに偉い先生の講義を聞いても、身にならないことも多いでしょ。

たまにね、見聞を広げる為???、いやいや暇つぶしに(笑)、
TVの放送大学をで観たりするのですが、どうも信用できない気になることもあります。

疑問に思った事を質問することが出来ないからでしょうかね?

でね、私の先生も、本来であれば人と話をする時に、もっと言葉を短縮して説明するのだと思うのですが、
私には小学生レベルの題材をモチーフにして説明してくれます。

そう思うとね、どんなに端的な言葉であっても、それが伝えたい相手に通じなければ呪文にしか聞こえないんだなぁ~と思います。

> 経過を伝える人がいなくなったら・・・まだ考えたくない事ではありますが、でもいずれ考えなくてはいけないことです。
> それでも・・・私は師匠との「日常」を今はゆっくりと過ごしていきたいものです。

私もいつかは離れなくてはいけない日が来ると思うと、思うだけで涙が出てきちゃいます。


一般的に言われる恋愛の別れとは違い、私の想定する別離は「死」となるのですが、
でも一緒にいる時から永遠の別れを想定できることは、決して悪い関係ではないと思うようになりました。

だから今を大切に思えたり、もっと輝かせたいと思う気持ちが生まれるからです。

佐紅さん、師匠が転勤になられてお寂しいこともあると思いますが、今は電波があれば瞬時に思いを伝えられる世の中でもあるのですから、使えるものは何でも使って少しでも心の距離感を縮めてくださいね(^^♪

PS…でもお師匠さんなら「そんなこと思っている暇があるなら、もっと勉強しなさい」と仰るかなぁ~(笑)
美月

世界は違えど・・・

世界は違っても幸せって同じなのですね・・・好きな人と一緒に過ごせるだけで幸せなのに、更に相手が思いやってくれる・・・
記事を読んでいて涙が止まりません。これ以上言葉に表すのは難しいみたいです・・・


>私にも先生との何気ない日常の感動秘話が沢山あります。

私にも師匠との感動秘話がたくさんあります!(笑)他人にとってどうでもいいことでも、幸せいっぱいなことのほうが多いですもん。
いろいろな関係上、二人っきりっていうのはそう滅多にありませんが、一緒にいるだけで幸せです。日常っていうのはなにげない幸せの塊なのかもしれません。


>だけど、元々学ぶことが何より苦手な私です。

私も学ぶ事は苦手です(学生としては致命的です・・・)。
師匠はそれを見越してなのか、無茶な課題(人生の課題)を出してきます。
「考えた上で学べ。答はお前にしか出せん。俺が教えるのはあくまで俺の経験、俺が学んだ事だ。」
そう言って意地悪く笑いながら、でもどことなく嬉しそうに出してきます。
そして思い出したように「課題の経過をメールしろ」(転勤されてしまったのでもっぱらメールです泣)とも・・・
答は無いと知りつつもそうやって気にしてくださるのは嬉しいことです。
経過を伝える人がいなくなったら・・・まだ考えたくない事ではありますが、でもいずれ考えなくてはいけないことです。
それでも・・・私は師匠との「日常」を今はゆっくりと過ごしていきたいものです。
プロフィール

美月

Author:美月
今年の夏で49歳になります。
月日の経つのは早いもので、不倫愛歴七年目を迎えました。この出会いに感謝して、灰になるまで恋を…と願っています。

幼い頃から月に心惹かれ、今では月が心を映す鏡となっています。こんな月マニアの私の為に、愛する人が「美月」と名づけてくれました。いつまでも大切に使っていきたいと思います。

ようこそ…
「灰になるまで恋を…」にお越しくださいましてありがとうございます。当ブログは不倫愛・性に纏わる内容が含まれております。18才未満の方、不倫、性的内容を好ましく思われない方の入場は、ご遠慮願います
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