2011-05-09
三年前の母の日に…
今夜アップした「母恋月」は、三年前に書いたものです。
そして三年後の今、今夜の月は湿った雲に隠れてしまっています。
でも雲の向こうに月はある…なんて当たり前のことですよね(*^^)v
ブログを再開しようと思ったきっかけは、震災後の悲しい映像を見たときでした。
大波を被った瓦礫の間を下向きに歩きながら、愛する人の遺体を探す人。
愛する人は今は無きものと知りながら、それでも一つでも思い出の欠片を探す人々。
復興を急ぐ声があちこちで騒がれる中、被災者の中には急がないで欲しいと思う人も沢山いるだろうと思いました。
優先するべき順位があるとしながら、それでも現場の声に耳を傾けることを忘れては、悲しみを二度味あわせることになってしまうような気がして「頑張れ日本」と言えない気持ちにもなります。
「私も頑張ろう…」が精一杯です。
生きている間の過去に、それほどの価値はないのかもしれません。
でも愛しい人との思い出を築けなくなった時、思い出は大切な心の支えとなるのでしょうね。
たまにお出かけすると、先生は私の写真を撮ってくれます。
なんとなく中年同士の新婚旅行みたいで恥ずかしいのですが、でも嬉しいものです。
ホントは私も先生を撮りたいと思っているけれど、先生は写真が嫌いなようなので(いや、人前で撮られるのが恥ずかしいのでしょうね…)ホテルでの裸の写真くらいしか撮れません(笑)
写真を観ると私だけが映っていますが、でもどの写真を観ても、私には撮ってくれた時の先生がしっかりと見えています。
そうなると一枚の写真は、記憶を辿るキーワードに過ぎないのかもしれませんね。
だから他人の写真を自慢げに見せられても、あまり面白くないのかな?
今うちの事務所は、若くしておばあちゃんになった人も増えてきて、お孫さんの写真を見せてくれるのですが、どの子を見たって幼子は可愛いは可愛い(*^^)v
でも自慢するほど可愛いか?と、捻くれてしまいます(笑)
結局、その場に見えるものだけで物事を判断してしまうと、背景のない絵に過ぎない。
そう思うと素晴らしい写真というのは、一枚の絵を通して撮った人の心まで伝わってくるものではないかなと思います。
先生が季節毎に送ってくれる花の写真、街の風景に、私は先生の思いを感じながら観ています。
そこに私が映っていなくても先生がちゃんといるから、私にはとても嬉しい写真となっています。
過去の記事をアップしながら、三年前に書いた記事と今の私って何も変わりはないなぁ~と苦笑していますが、同時に先生と過ごす現在の時間があることに喜びを感じられています。
過去と現在が入り混じっているので、大変読みにくいとは思いますが、どうぞお付き合いくださいね。
いつか、どちらかの時が先に止る日が来ることはわかっていますが、その時、残された者がこのブログを読みながら少しでも心安らげるなら、私だけの世界に閉まっておくことはないと思いました。
私は先生が好きだから、事あるごと、なんでもない時にも「大好き」と言ってしまいます。
「同じことを何度も聞かされている俺の身にもなれ!」と先生は意地悪言うけれど、でもどの「好き」もね、毎回、毎回、思いは違っていて、いつも新鮮宅急便なのですが…。
母への思いを抱く時、いつも人生は一度きりであると思わされます。
全てを捨てても父の傍にいたいと願った母の思いは、天に届くことがありませんでした。
でもいつ死ぬも、いつ生きるも定めであるなら、それに従うしかありません。
後悔のない人生などないことも知っています。
あれほど愛を伝え続けた母でさえ、もっと伝えたかった思いはあったでしょうね。
だからね、私に出来ることは後悔の一つでも多くを消化しながら、今を生きることしかないのかもしれません。
今となっては叶わぬ願いですが、母と恋自慢対決してみたかったなぁ~と思ったりしています。
まだまだ母に勝てる自信はありませんが、愛しい人との喧嘩は負けて嬉しい花いちもんめです。
美月
FC2 大人の恋愛 恋愛ブログ 人生最後の恋愛
そして三年後の今、今夜の月は湿った雲に隠れてしまっています。
でも雲の向こうに月はある…なんて当たり前のことですよね(*^^)v
ブログを再開しようと思ったきっかけは、震災後の悲しい映像を見たときでした。
大波を被った瓦礫の間を下向きに歩きながら、愛する人の遺体を探す人。
愛する人は今は無きものと知りながら、それでも一つでも思い出の欠片を探す人々。
復興を急ぐ声があちこちで騒がれる中、被災者の中には急がないで欲しいと思う人も沢山いるだろうと思いました。
優先するべき順位があるとしながら、それでも現場の声に耳を傾けることを忘れては、悲しみを二度味あわせることになってしまうような気がして「頑張れ日本」と言えない気持ちにもなります。
「私も頑張ろう…」が精一杯です。
生きている間の過去に、それほどの価値はないのかもしれません。
でも愛しい人との思い出を築けなくなった時、思い出は大切な心の支えとなるのでしょうね。
たまにお出かけすると、先生は私の写真を撮ってくれます。
なんとなく中年同士の新婚旅行みたいで恥ずかしいのですが、でも嬉しいものです。
ホントは私も先生を撮りたいと思っているけれど、先生は写真が嫌いなようなので(いや、人前で撮られるのが恥ずかしいのでしょうね…)ホテルでの裸の写真くらいしか撮れません(笑)
写真を観ると私だけが映っていますが、でもどの写真を観ても、私には撮ってくれた時の先生がしっかりと見えています。
そうなると一枚の写真は、記憶を辿るキーワードに過ぎないのかもしれませんね。
だから他人の写真を自慢げに見せられても、あまり面白くないのかな?
今うちの事務所は、若くしておばあちゃんになった人も増えてきて、お孫さんの写真を見せてくれるのですが、どの子を見たって幼子は可愛いは可愛い(*^^)v
でも自慢するほど可愛いか?と、捻くれてしまいます(笑)
結局、その場に見えるものだけで物事を判断してしまうと、背景のない絵に過ぎない。
そう思うと素晴らしい写真というのは、一枚の絵を通して撮った人の心まで伝わってくるものではないかなと思います。
先生が季節毎に送ってくれる花の写真、街の風景に、私は先生の思いを感じながら観ています。
そこに私が映っていなくても先生がちゃんといるから、私にはとても嬉しい写真となっています。
過去の記事をアップしながら、三年前に書いた記事と今の私って何も変わりはないなぁ~と苦笑していますが、同時に先生と過ごす現在の時間があることに喜びを感じられています。
過去と現在が入り混じっているので、大変読みにくいとは思いますが、どうぞお付き合いくださいね。
いつか、どちらかの時が先に止る日が来ることはわかっていますが、その時、残された者がこのブログを読みながら少しでも心安らげるなら、私だけの世界に閉まっておくことはないと思いました。
私は先生が好きだから、事あるごと、なんでもない時にも「大好き」と言ってしまいます。
「同じことを何度も聞かされている俺の身にもなれ!」と先生は意地悪言うけれど、でもどの「好き」もね、毎回、毎回、思いは違っていて、いつも新鮮宅急便なのですが…。
母への思いを抱く時、いつも人生は一度きりであると思わされます。
全てを捨てても父の傍にいたいと願った母の思いは、天に届くことがありませんでした。
でもいつ死ぬも、いつ生きるも定めであるなら、それに従うしかありません。
後悔のない人生などないことも知っています。
あれほど愛を伝え続けた母でさえ、もっと伝えたかった思いはあったでしょうね。
だからね、私に出来ることは後悔の一つでも多くを消化しながら、今を生きることしかないのかもしれません。
今となっては叶わぬ願いですが、母と恋自慢対決してみたかったなぁ~と思ったりしています。
まだまだ母に勝てる自信はありませんが、愛しい人との喧嘩は負けて嬉しい花いちもんめです。
美月
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Re: 様々な想い…
keyさん、コメントありがとう(*^^)v
お返事は不要とありましたが、嬉しくて返信してしまいました。
連絡しないままの再開でごめんなさい。
もう少し整ってからご連絡しようとおもっていたけれど、でも気付いてもらえてよかった(^^♪
早速、ロザリーさんからもご連絡をいただきました。
PS…keyさん、末永くお仕事頑張ってくださいね。
いつか先生と私がおじいさん、おばあさんになったら、安心してお世話になりたいと思いますm(__)m
お返事は不要とありましたが、嬉しくて返信してしまいました。
連絡しないままの再開でごめんなさい。
もう少し整ってからご連絡しようとおもっていたけれど、でも気付いてもらえてよかった(^^♪
早速、ロザリーさんからもご連絡をいただきました。
PS…keyさん、末永くお仕事頑張ってくださいね。
いつか先生と私がおじいさん、おばあさんになったら、安心してお世話になりたいと思いますm(__)m
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