2ntブログ
2009-06-29

愛ってね。。。。

愛する気持ちは、果てしなく、
その最終地点がどこにあるのか?
愛を求めて彷徨う者達には、見つけられず、
迷い、そして、見えなものを追い求めて、
どこまでも二人で歩いて行こうとする。

それが一番、幸せな時なのかもしれない・・・。

きっと、私には、今がその時であって、
だから、私は幸せで・・・
だからこそ、先生にも幸せであってもらいたいと願う。

その心が愛なのかもしれないね。

美 月

妄想の座敷牢?紅殻格子の世界?
FC2 大人の恋愛
恋愛ブログ 人生最後の恋愛

読んでくれてありがとう

theme : 日記
genre : アダルト

2009-06-29

永遠のラブレター(愛を教えてくれた人)

子供の頃・・・六月は雨ばかり降っているのに、
どうして?水無月と呼ぶのか不思議だった。

雲に隠れて観えない月を見上げては・・・
そんなくだらないことばかり考えてた。

陰暦と陽暦があるなんて・・・ずっと後から知ったことで、
知った時には水無月と呼ばれる6月の月のことも忘れてた。

でも、今、こうして月の無い夜を眺めていると・・・
忘れかけていた心優しい人達のこと思い出す。

きっと忘れているんじゃないんだよね・・・・
ただね、大切だから心の引き出しに
仕舞い込んでしまっていただけなのかもしれないね。

世の中には悪い人もいるけれど、
私は良い人たちにもいっぱいで出会えて、
そのたびに思うことが沢山ある。

誰も知らないことだけど・・・
思い出すと今でも心があったかくなるのだから、
誰もが知ってる昔話のように
どんな小さな思い出だって語り継いでいけたらいいと思う。

「永遠のラブレター」

私が伺っていたお客様の中に届かない手紙を待ってる
独り暮らしのおばあさんがいた。

おばあさんの婚約者は、戦争で亡くなられたそうだけど、
彼女はその知らせをじかに受け取ったわけではないんだよね。

彼の家族にそう聞かされただけ・・・。

おばあさんと彼は幼馴染だったそうで、
彼は「必ず帰る」と最終地から出した最後の手紙で
おばあさんに約束してくれたんだって・・・。

だからね・・・
おばあさんは「たった一つの約束」を
ずっと信じて待っているのだろうと思う。

おばあさんは80歳を越えても・・・
尚、美しい人で、いつも身だしなみを気をつけてるし、
踊りの先生をしてた人だからね、
物腰が柔らかくて、ノラ仕事も日舞に見えるほどだった。

若い頃は、さぞかし美人さんだったと思うけど、
でもね、結局、最後まで独身を通したよ。

おばあさんのおうちはね・・・
農家造りでポストは庭の外にあるのに、
郵便屋さんは広い庭先を通って玄関まで手紙を届ける。

おばあさんちの玄関先で郵便屋さんと行き逢ったことがあって、
書留でもないのに手渡しするなんて、不思議だな?と思った。

一度、おばあさんが留守の時に郵便屋さんと話をしたことがあって・・・、
彼女は郵便屋さんのバイクの音が聞こえると、
すぐに外のポストに足を運ぶらしいんだよね。

激しい雨の日も・・・風の強い日も・・・
彼からの手紙を待っているらしいんだよね。

一度、雨でぬかるんだ地面に
おばあさんの足が取らてしまったことがあって、
郵便屋さんの眼の前でおばあさんが転んだ。

それから玄関先まで届けるようにしてるらしいよ・・・。

最初の郵便屋さんから長い年月が経っているはずなのに、
きっと最初に彼女の事情を知った郵便屋さんが、
次の配達員さんにも優しさの引き継ぎをしてくれたのかな?
きっと誰もが快く、
彼女の事情を受け止めてくれているんだろうね。

小さな思いやりが大きな優しさとなる。

幸せも同じ・・・幸せは心に喜びの花を咲かせ・・・
その種が風に載って・・・
また誰かの心に幸せの種を落とす。
たとえば名も無き花であっても・・・・・・。

彼女は年を重ねてもボケるわけじゃないし、
いつも穏やかで草花をこよなく愛する心優しき人だから、
私も行く度に彼女から沢山の優しさを貰ってたし、
きっと郵便屋さんも同じように感じていたのだろうね。

優しさの恩返し・・・
私に出来ることって何があるのだろうと思った。

彼の心の声を言葉にして手紙を出そうと思ったこともあるけど、
(自筆で書かないパソコンなら・・・打てばいいっ?)
だけど・・・そんな事をしたら・・・
彼女は、彼がいないことを認めなくちゃいけなくなるのだろうと思ったら、
結局、手紙を出すことは出来なかった。

当たり前だよね。。。
あまりにも発想が子供地味ているとは思ったけど、
でもね・・・
彼女の一番、欲しいものをお届けしたかった。

本当は彼がこの世にいないことくらい
彼女にだってとっくにわかってる・・・。
わかっているのに・・・彼の帰りを待っているのだからね。

だから私は黙ってた。 ずっと黙って知らんぷりしてきた。
でもね・・・おばあさんは、そんな私のことも知ってた。

彼からの手紙が来るはずがないことも・・・
郵便屋さんが何も言わず、
毎日、玄関先まで手紙を届けてくれる意味もね。

でも・・・おばあさん言ってた。
「彼からの手紙はちゃんと届いてるのよ」ってね・・・。

哀しい嘘だと思った。
だけど、私が思うほど、おばあさんの話は哀しい嘘じゃなかった。

おばあさんが言ったよ。

「貴方もそうだし・・・郵便屋さんもそう・・・みんな彼からの贈り物・・・
私が寂しくならないように色んな物を空から届けてくれてる」ってね(泣)

おばあさんの笑顔はいつも仏様みたいに優しくて、
私は観ていてちっとも哀しくないのに・・・
ううん、ちょっぴりは切ないんだけど、
でもね、ここで私が泣いちゃったら・・・
きっと涙が止まらなくなってしまいそうだと思ったから、
一生懸命我慢した。

私がこのおばあさんちの担当でなくなってから暫く経った頃に
「商品を引き取りに来てくれ」と事務所に連絡があった。

おばあさんに逢いたくて、地域担当者の代わりに伺った時は、
玄関からは、おばあさんの姪っこさんが出てきて、
おばあさんが先月、亡くなられたことを知らされた。

信じられなかった・・・・・。

年をとってもまだまだ元気で
私よりも長い時間、思い出を語れる人だったから・・・。
それは、きっと・・・
おばあさんも私と同じ思いだっただろうと思う。

姪っ子さんが私の知らない時間のおばあさんのことを教えてくれた。

おばあさんは入院先のベットの上でも、
老人会の盆踊り大会の振り付けを考えていたらしいし、
点滴を打たれながらも、
横たえた体で腰をポンポンと叩いては、
リズムを取っていたんだって・・・。

最期は眠るように亡くなられたと聞いた・・・。

誰にも気付かれず、そっと息を引き取ったらしいけど、
その顔はとても穏やかで、まるで笑ってるようだったと教えてくれた。

私は、おばあさんは最期に彼に会えたんだと思った。
ずっと逢いたかった彼に逢えたんだよね。

私は今でもそう思ってる。

私には、いつも先生に怒らてしまう悪い癖がある(汗)
「お前はなんでもすぐに感動話にしたがる”!」
「物事はありのまま見なくてはいけない・・・」ってね。

だけどね・・・先生・・・
私は絶対におばあさんは彼に逢えたと思うんだよ。
それは私の願いじゃないよ・・・
おばあさんに逢いたかった、彼の願いが叶ったと思うんだよ。

そして・・・また・・・今年も紫陽花の季節となりました。

おばあさんの好きな花・・・そして、彼の大好きな花・・・
紫陽花の花言葉には「辛抱強い愛」とありました。

先週、先生に逢いに行ったときのこと・・・
ホテルの小さな玄関に先生と私の靴を二つ並べて置きました。

だけど帰りになって二つの靴を覗いたら、
底の安定している私の厚底ショーツブーツの片方が
先生の靴に寄り添って倒れてた。

しっかり揃えて置いたはずなのにね・・・。

足の先まで先生を慕っているのか?と思ったら・・・、
なんだか可笑しくなってきて、私は先生の背中を観た。

長時間に亘り淫らに悶える猛獣との戦いに疲れ、
少し猫背の先生の背中が、
いつもより深くお辞儀しているように見えたけど、
それでも私には・・・いつもより大きく見えた。

きっと・・・月からでも見つけられるほど・・・
先生の背中が私には蒼い星に見えました。

美 月

妄想の座敷牢?紅殻格子の世界?
FC2 大人の恋愛
恋愛ブログ 人生最後の恋愛
女の子が読むちょっとエッチな小説
BlogPeople「恋愛・セックス/大人の話」
おすすめの恋愛ブログ

読んでくれてありがとう・・・励みになっています(*^_^*)

theme : 日記
genre : アダルト

2009-07-02

金銀華の花言葉(読んでくれてありがとう)

私は先生に出会えたお陰で沢山の良いことがあるんだよね。

こんな下手くそなメールに五年間も付き合ってくれた先生がいて、
たまには…本当にたまにはだけれど(笑)、
私が感じた世界に共感してくれたり、誉めてくれたりね。

こうしてブログに思いを書けることも、
ブログを通して出会えた人にあったかい言葉をかけてもらえるのだって、
先生が私に文章で心を表現する世界を教えてくれたからだと思ってるよ。

愛する人に見守られ、応援されたり、励まされたり…
それはどんな小さなことだって、嬉しいことだと感じてる。

だけど、恋ってね…
ジャポン玉みたいに消えてしまうような気がして心細くて、
いっぱい吹いてはみるけれど、
吹いてばかりじゃ苦しくて、息が切れてしまうから、
私はジャポン玉の代わりにタンポポの種をいっぱいに飛ばしたい。

空いっぱいに仲良く飛んだ種達が土に潜って芽を出すよ。
そして、花が咲き…私はまた種を空いっぱい飛ばす。

永遠に枯れない花を作れたらいいのにね・・・。
花を愛する人同士…きっと仲良くなれるよね。

先生は物を創る人だから、色んな世界を創れるけれど、
私は先生と一つだけ・・・・
月の砂漠に金銀の花を咲かせてみたいと思ってる。

誰もが月を眺めて心安らぐ花あれば、
寂しい人も哀しい人も独りぼっちじゃないと思えるかな?

私と先生が灰になったら・・・
二人の灰で花を咲かせられたらいいのにね。

誰かの心の中に種を蒔いて愛していけたら、
私は永遠に先生の傍に居られるような気がしてる。

タンポポの花言葉は「真心の愛」と言うけれど、
それなら私と先生の「金銀華」にはどんな言葉を付けようか?

金銀華の花言葉はね・・・かけがえのない宝物。

やっぱりこれしか浮かばない(^_^)v

美 月

妄想の座敷牢?紅殻格子の世界?
FC2 大人の恋愛
恋愛ブログ 人生最後の恋愛 

読んでくれてありがとう

theme : 日記
genre : アダルト

2009-07-06

星になりたい・・・

月が溺れて見えるのは、瞼の海に沈むから?

雲に隠れて観えない月を

思い浮かべてみるけれど

恋しい思いは届かない。

星のように・・・

生きてる全てで輝けるなら、私はあなたの星になりたい・・・。

美 月

妄想の座敷牢?紅殻格子の世界?
FC2 大人の恋愛
恋愛ブログ 人生最後の恋愛 

読んでくれてありがとう

theme : 日記
genre : アダルト

2009-07-06

大人の花火に火を付けるなら・・・

毎日、ここに訪れて来てくれて・・・、
そして、思いのまま綴りっぱなしの文章を
読んでくれている人がいると思うと・・・とても嬉く思います。

毎日、書いていることだって、
ちょこっと色んな物に引っ掛けてはみるけれど、
結局は。。。「先生?、大好きっ!」しか書いてないし。。。

「マンネリブログにも程がある!」と先生に叱れそうだし(汗)、
自分でも思ってしまうほどだけど・・・
でもね・・・ふとっ!した時間に、携帯やPCを開く時・・・
私のことを思い出してくれる人がいてくれて、
先生と私がここにいることを知ってくれてる人がいるんだもん・・・
それがね、とっても嬉しいことでもあるんだよ。

私にとってはね・・・先生が一番の自慢なんだよね。

先生は、私と違って、一生懸命勉強して来た人だし、
私は思い立ったら吉日とばかり、
若い頃から頭で考えないで、体験して身に付けるタイプだから、
時には、転んじゃったり、痛い目にあったりするけれど、
でもね、今はね・・・先生に何でも聞いてしまう悪い癖が付いた(^^ゞ

そりゃあね、聞いたって・・・殆どが「お前が考えろっ!」って、
言われちゃうんだけれど・・・(汗)
でもね、私ね・・・「わからないなら、俺に聞けっ!」って、
怒られたことが一度もないんだよね。

私は頑固だし、自分絶対主義だけれど・・・
昔はね、色んなことを学ぶことが面白かった。

だから、男女問わず、年上の人が好きだった。
だけどね、一つずつ年齢を重ねてきたら・・・
聞きたいことも知りたいことも無くなってきちゃった。

それはね、私よりずっとお兄さんやお姉さん達だった人達が・・・
段々、子供に戻っていくように思えて、
人から学ぶことよりも、窘めることが多くなっていたんだよね。

だから、恋なんて探せなかった。

出会いの最初は、誰とだって楽しいものかもしれないけれど、
子供の頃・・・
近所の子達と少ない花火を持ち合って遊んだ夏の夜のラストは、
誰が教えてくれた訳でもないのに、線香花火になっていた。

最後に一本ずつ、火を付ける。
そして、誰もが自分の花火を一番、最後まで灯そうとするんだよ。

誰とも競ってないのにね。 
勝ち負けなんて、口では決まりで言うけれど・・・
でもね、ビリになったお仕置きは、誰も決めたりしなかった。

だけどね、線香花火の赤い玉が、「ぽつ!」っと下に堕ちる時、
みんなが悲しそうな顔をする。

一人が灯りを探して辺りを見回すと・・・
さっきまで、みんながそっぽを向いてたはずの
蚊取り線香の灯りを取り合って、花火に見立てて遊んでた・・・。

大人の出会いはね、
若い頃と違って・・・星の数ほどないからね。

沢山の星があるようだけれど・・・
回転寿司みたいに、
同じ星がグルグル順番変えて廻ってるように見えてしまって、
私は、人より食べられる物が少ないから手を出すことが出来なかった。

だから、大人の花火に火を付けるならね・・・
月灯りを花火に見立ててくれる人と一緒にしたいと思ってた。

それが私には先生だったよ。

だから、この火だけは、絶対に消してしまいたくない。
私が最期に観る花火はね…灰になる時でありたいと思う。
美 月

妄想の座敷牢?紅殻格子の世界?
FC2 大人の恋愛
恋愛ブログ 人生最後の恋愛
読んでくれてありがとう

theme : 日記
genre : アダルト

プロフィール

美月

Author:美月
今年の夏で49歳になります。
月日の経つのは早いもので、不倫愛歴七年目を迎えました。この出会いに感謝して、灰になるまで恋を…と願っています。

幼い頃から月に心惹かれ、今では月が心を映す鏡となっています。こんな月マニアの私の為に、愛する人が「美月」と名づけてくれました。いつまでも大切に使っていきたいと思います。

ようこそ…
「灰になるまで恋を…」にお越しくださいましてありがとうございます。当ブログは不倫愛・性に纏わる内容が含まれております。18才未満の方、不倫、性的内容を好ましく思われない方の入場は、ご遠慮願います
検索フォーム
お気に入りサイト
カテゴリ
最新記事
過去記事を含めた更新となっております。
最新コメント
月別アーカイブ(タブ)
FC2カウンター
一人一人の方にお礼することはできませんが 日々の想いを綴る励みになっております。 読んでくれてありがとう(^_^)v
よろしくお願いします
恋愛ランキングに参加しています。 応援いただけることが、ブログを綴る励みとなります。
相互リンクサイト様
※「灰になるまで恋を…」はリンクフリーです。相互リンクを希望される方は、コメント欄にてご連絡ください。※ただし商用目的だけのサイト及び有料アダルトサイトに誘導する目的のサイトは、当ブログにお越しくださる皆様のご迷惑となりますので、お断りさせて頂きます。
アクセスランキング
ブロとも申請フォーム
FC2なら簡単に登録できます。

♥ブロ友の輪を広げましょう♥

RSSリンクの表示
リンク用バーナー
img47937_20091115034852.gif

image2.gif

image4.gif

image6.jpg

image.jpg

image3.jpg

image5.jpg
QRコード
携帯からもご覧いただけます
QR